短く斬れ

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イスラエルの興味深い動き・・戦争調査委員会の設置とイラン空爆の予兆

レバノン攻撃 イスラエルのオルメルト首相も失敗認める

 イスラエルのオルメルト首相は28日、
 レバノンへの軍事攻撃について、
 政府の対応を検証する委員会を設置することを明らかにしたうえで、
 「(攻撃について)問題点と失敗があった」と、
 約1カ月にわたった戦闘で
 成果が得られなかったことについて失敗を認めた。
 
 同首相はイスラエル北部ハイファで演説、
 160人というイスラエル兵の死者を出しながら、
 イスラム教シーア派勢力ヒズボラに拉致された、
 2人のイスラエル兵士の奪還という当初の目的を
 いまだに果たせていないことについて、
 「期待した通りの目的をいつも達成できたわけではない。
 攻撃には問題点も失敗もあった。
 予備兵や市民の中からあがっている批判の声を
 真摯に受け止めたい」と述べた。
 
 一方で、首相は
 「徹底検証は政府機能を麻痺させることになりかねない」として、
 委員会は政府から独立したものではなく、
 委員は首相が指名するとした。
 そのうえでイスラエルはイランからの脅威に
 備えなければならないと攻撃を正当化した。

   (iza!)


この件でオルメルトはかなり追求されてますね。

招集解除になったイスラエルの予備兵たちが
娑婆に戻った後で、
続々と政府と軍指導部の失策を糾弾する声をあげて、
「敗戦」調査委員会の設置を要求しています。
これがかなりの勢いになっています。

イスラエルでは、戦争や戦闘が失敗に終わった後には
必ずこの種の調査委員会を設置し、
失敗の原因と責任を追及してきました。
第4次中東戦争やレバノン侵攻作戦の後など。

第4次中東戦争後には首相が責任を取って辞職し、、
レバノン侵攻後は国防相であったシャロンが辞任に追い込まれました。
それが恐いからオルメルトは
独立の権限をもった調査委員会の設置を拒んでるわけですな。

もっともオルメルトは、

  「イスラエル国防軍のあごにパンチを加えたくはない。
  軍を調査委員会の管理下に置いて、
  次の任務を遂行できないような状態にすべきだろうか?」

と、軍の弱体化への懸念を反対の口実にしてますが。

予備兵達の批判の矛先は
オルメルト首相、ペレツ国防相、
さらに軍のハルツ参謀総長の3人です。

ハルツ自身も

  「参謀総長から兵卒に至るまで、数多くの失策があった」

と、戦争の失敗を認めています。

このイスラエルの予備兵達の発言力の強さは
国民皆兵国家である、この国の特殊性を反映してるんでしょうが、
調査委員会の設置を要求するあたりは、
なんだか古代ローマ帝国のような感じを受けてしまいます。


さて、今、このイスラエルで
別の注目すべき動きが進行中です。
それはイランの核施設に対する空爆の動きです。

机の上の空」というブログがありまして、
ここは頻繁に海外メディアの記事を翻訳して載せてるのですが、
その中で興味深いニュースがありました。

イスラエル 対イラン「作戦マネージャー」を任命

イスラエル 対イラン自力攻撃を検討

両方とも、イスラエルのイラン空爆に絡む動きで、
「ハーレツ」「エルサレム・ポスト」という、
イスラエル紙の翻訳記事です。

本当の情報なのか、
あるいは意図あってイスラエル軍が
マスコミにこの種の情報をリークしているのか?
非常に興味深い内容です。

まあ、時が経てば経つほど
イランの核開発はいっそう進行するわけで、
現情勢が続く限りは、
私はイスラエルは間違いなく空爆に踏みきると見ています。

ただ、1981年のイラク原子炉空爆、
つまり「バビロン作戦」では
ヨルダンとサウジの国境を突っ切るだけで済みましたが、
さすがに今度の相手はイランです。
長大な航続距離が必要となり、かなりの困難な作戦となるでしょう。

イスラエル、イラク原子炉を空爆・・1981年「バビロン作戦」

彼等の発想は
「国家と民族の生き残りに必要であるか否か?」であって、
それにプラスして戦力と戦費の検討を加えた上で、
あっさりと実力行使に踏み切ります。
そこには何の倫理的ひるみも感じません。

米国がイラクの泥沼にはまっている現状、
これは自分たちでやるしかないと
彼等は思い始めているでしょうね。






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韓国:暴走族の集団走行を容認・・「族」と太陽政策(笑)

韓国警察庁「暴走族の集団走行、事前申告すればOK」
 
 韓国警察庁は最近、
 青少年の無分別なバイク暴走行為で市民の不満が募り、
 事件や事故が頻発していることを受け、
 暴走族に対する認識を大きく転換し、
 根本的な対策に乗り出すことを明らかにした。

 警察庁が30日に発表したところによると、
 「暴走行為は社会的に疏外された、
 一部の青少年の反抗であると同時に、
 関心を引きたいという一時的な行動パターンなので、
 取り締まりだけでは根本的な解決にはならない」という認識のもと、
 取り締まり中心の対応を大幅に変更、
 一定の条件がそろえばパトカーが伴走して保護することで、
 走行集団が安全に走行できるようにするという。

 また、オートバイの安全教育を施し、
 青少年の暴走欲求を
 健全なスポーツや文化で解消できるよう誘導するなど、
 中長期的な対策も同時に推進する予定だ。

 まず、暴走族を健全化する方策として、
 警察は独立運動記念日の3月1日や
 日本植民地から解放された8月15日の光復節といった祝祭日に、
 地方警察庁・警察署にバイク走行を申告すれば
 希望するオートバイ同好会員を集め、
 指定道路で指定時間帯に限り走行を許可する。

 この際、警察では先頭と最後尾で交通管理(伴走)を行い、
 安全に青少年の暴走欲求を解消させるとのことだ。

   (朝鮮日報)


これ、思うんですけど、
いかにも今の韓国らしい発想だよね。
即ち、族に対する「太陽政策」と(笑)

まあ、冗談ではなく、
実際にこういう発想というか傾向性が
今の韓国に脈々と流れてるんでしょう。
「間違い」を「間違い」と見なし、
厳しく処罰するのではなく、
こういう不法行為には、こういう心理的背景があるのだから
一概に罰することなく、一概に咎めることなく、
良い方向に穏健に導いてやるべきだ、と。

実に「太陽政策」の発想そのままだな。
どうもこの国の政治や施策に
「統治」や「秩序」という発想が乏しくなってるんじゃないかな。
いかにも物わかりの良い「大人」になってしまっている。

一時、日本で10年ぐらい前だったか、
家庭内暴力を起こす子供に対して
「親は子供のなすがままに打たれて、
子供の気の済むようにやらせてあげなさい、
それが心理的な解決手段です」
という心理療法みたいのが流行った。

結局、それを実行した家庭は裏目に出て
家庭内暴力が激化したパターンなどが多く報道されてたけど、
これなんかと同じ発想だよね。

まあ、こういう暴走行為ってのは、
いろいろな心理的な背景があるんだろうけど、
やはり間違いは間違いであって、
社会が「不法行為」を容認しちゃまずいと思うよ。

こういう不法行為に対しては、
短期的には厳しく処分して
長期的には緩やかに良き方向に導く、
そこらへんの緩急自在の使い分けだね、
これが対応策の妙味ってもんだし、
行政の綱裁きの「芸」ってもんでしょう。

まあ、上記ニュース、
いかにも最近の韓国らしい施策ですなあ。







テーマ:韓国について - ジャンル:政治・経済

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韓国テレビでの東条さんの健闘・・日台韓の靖国討論

東条さんの健闘

 A級戦犯として処刑された、
 故東条英機首相の孫娘の由布子さん(67)が
 韓国のテレビに出演し大健闘した。
 KBS(韓国放送公社)テレビが「8・15」特集番組として、
 13日夜に放送したドキュメンタリー、
 「靖国との戦争-靖国と3人の女性」で、
 番組の最後に行われた討論の際、
 靖国神社反対運動を展開している韓国と台湾の女性を相手に
 静かに堂々と反論を展開し、
 戦没者慰霊をめぐる日本人の立場と“気持ち”に理解を求めたのだ。
 
 台湾代表は反日活動家の国会議員で韓国代表は戦没者の遺族。
 由布子さんはとくに韓国代表に対し
 「日本人として共に戦って亡くなられたお父さんの御霊(みたま)を
 靖国神社からはずすなどということを、
 果たしてお父さんは喜ばれるでしょうか。
 当時のお父さんの気持ちを
 もっと大切にしてあげるべきではないでしょうか」と語りかけた。
 台湾代表は手を振り上げ演説調の日本糾弾に終始し、
 韓国代表は興奮して座を立ってしまった。
 
 放送後の視聴者の反応は
 「日本人の主張には同意しないが討論は日本人の勝ち」
 というものだった。
 そして感情むき出しでしか
 対応できなかった韓国代表に歯ぎしりし
 「もっとちゃんとした討論者をなぜ出さなかったのか」と
 テレビ局へのおしかりが多かったとか。

   (iza!)


ちょっと前の記事ですが、
大変興味深く読みました。

実際、この討論の様子は
どんなものだったのだろうかと思ってたのですが、
その内容がメルマガ「台湾の声」でテキスト化されてましたので
転載しておきます。


◇番組:KBS 日台韓 3 女性 靖国鼎談

 討論出演者
   
 日本代表:東条由布子
 台湾代表:高金素梅
 韓国代表:イ・ヒジャ

 動画 http://uploader.xforce.jp/src/up0178.wmv

 東条由布子:
 東条です。宜しくお願いします。
 靖国神社を大きな誤解をされているんですけど、
 お骨なんかはあるわけではない、またお位牌もあるわけではない。
 靖国神社には2466000のご英霊の魂が
 一つの大きなお座布団のような形で祀られてるのが靖国神社です。 

 高金素梅:(韓国語字幕から翻訳)
 多くの日本人が、
 いま、おっしゃったようなものだと考えています。
 しかし、今から私が靖国神社が
 本当はどういう所なのか申し上げます。
 (パンフレット取り出し指さしながら)
 これが靖国神社です。
 神社の入口に使っている、この木は、
 台湾の阿里山から持ってきたものです。
 すなわち,日帝強占時期、台湾植民地の木を略奪したものでしょう。
 靖国神社にはごく一部の民間人もいますが、
 大部分は軍人が祭られています。
 おおよそ9回の他国を侵略するときに先導していた軍人も
 やはり靖国神社に入っていっています。

 東條由布子:
 台湾もそれから韓国も、要するに違法にですね、
 侵略をして、両方の国を植民地にしたわけではなく、
 国際法に則って両方の国も日本として統治していたわけですね。

 高金素梅:
 私が教えてあげましょう。
 (資料を見た後で)1896年から1920年まで20余年の間に、
 日本は台湾原住民を相手に138回の戦争を引き起こしました。
 138回の戦争で7千余名を殺害しました。
 殺傷した数を全てあわせると1万余名に達します。
 当時、原住民の人口は8万名に過ぎませんでした。
 こうして計算すると、原住民8名に一人を、
 あなたがた日本人が殺していたということです。
 これが合法的な統治でしょうか?

 東條由布子:
 まぁ、植民地と言いますかね、
 日本の統治のやり方はまず教育の水準を上げて、
 そしてインフラを整備して、日本と同じような学力に引き上げる。
 そのような事からまず手をつけたわけですから、
 (訳注:編集で台詞がカットされたようにも見えるが)

 高金素梅:
 そんな言葉は、全部,良心がない人たちがいう言葉です。
 いわゆる、おっしゃっている教育水準とかいうものは、
 我々原住民に対して
 『お前は原住民ではない。お前は日本人だ』と
 洗脳教育をさせたものです。
 その後,これらの人たちを戦地へ送り、
 天皇(訳注:ハングルで天皇と書いてあります)に
 忠誠を誓わせるようにしたのです。
 これが植民地に対する配慮ですか?
 もし、ヒトラーとユダヤ人を同じ場所に祭り、
 追悼をするようにするなら考えてみてください!
 ドイツでは暴動が起きることでしょう。

 東條由布子:
 ドイツとその、比較をされましたけども、
 ドイツというのは自分の国の民族を殺してるわけですね。
 ユダヤ民族を。
 自分の国の民族を殺してる。
 日本の場合はそうではないですね。
 日本が大東亜戦争に入っていったのは、
 もちろん長い間のアメリカの着々としたオレンジ計画に沿って
 反日的な行動の末、ABCDラインに囲まれて
 日本はもう立ち上がらざるを得なくて、
 立ち上がった戦争なんですね。
 ですからドイツのヒトラーと
 日本とを比較するということは全くナンセンス。

 イ・ヒジャ:
 さっき、その、靖国神社を問題とする人たちは、
 何か誤解があるようだとおっしゃいましたが、
 (ちょい編集)重要なのは、なぜ、靖国神社に合祀し、
 死んだという事実を
 家族に知らせなかったのかが問題となのです。

 東條由布子:
 これは靖国神社が勝手に合祀するわけではなく、
 国の決まりとして、靖国神社に合祀をされます。
 戦前は日本の陸軍と海軍がそれをやってましたけど、
 戦後、昭和20年8月15日、日本がまぁ、終戦になってからは
 今度、厚生省がそれを担当するようになったんですね。
 陸海軍に代わって。
 ですから靖国神社が勝手に合祀するということは
 まずないということをまず、お伝えしたいということ。
 その、あなたの思いはわかります。

 イ・ヒジャ:
 外してくれといったら外してくれさえすれば済むことでしょう。
 ルール・・それが厳粛だといっても、
 直して有効にしたらいいと考えているんですよ。
 私が言っているのは、そんなルールになぜ従わねばならないのか。
 なぜ、わたしの父が、なぜ、その当時、(ちょい言い直し)
 日本が起こした戦争に連れて行かれた、死なねばならなかった、
 当時の朝鮮人21000名を超えるその方たちが、
 なぜそこに合祀されねばならないのか?
 なぜその方たちがまた別に行く必要があるしょう。

 それが問題なんですよ。
 いま、靖国が問題になるのは
 誤解があるから問題になるのではなく、
 そんな靖国の強圧的な、今も当時の台湾や韓国や、
 他人の国を支配していた精神を
 そのまま持とうとするのでそれが問題だといっているのですよ。

 東條由布子:
 国のルールで、もしも差別して、
 じゃぁ、お父様をその時に祀らなかったならば、
 日本人として戦ったのに、なぜ祀らないって言われませんか。 

 イ・ヒジャ:
 そんな精神、いや、そんな考えをすること自体が
 間違い間違ってるんですよ.

 東條由布子:
 とにかく、日本人として、戦ってくださったわけですから、
 日本人として戦った方々を全部靖国神社に祀るというのが、
 戦争に行く時のあなたのお父様方が戦争に行かれる時の、
 国家と、戦争に行かれる方々、兵隊さんとの約束だったんです。 

 イ・ヒジャ:
 いや、なんの話だかわかってますよ.

 東條由布子:
 いまいったことをいってください。大事なことですよ

 イ・ヒジャ:
 日本のために戦ってあげたためではなく、
 その当時、その当時の朝鮮は、
 日本の植民地支配を受けていたため、
 手伝って戦ったのではないんです。
 どうにもできなく、行くしかなかったから、
 戦争につれていかれたんです。

 東條由布子:
 それはわかります。
 もう、それはもう、韓国も台湾もですね、
 あのーやっぱりその、民族の悲しみを超えて、
 戦ってくださったことに対して日本は本当に感謝してるんです。
 感謝をしているからこそ・・

 イ・ヒジャ:
 感謝、感謝してくれなくてもいいので・・・
 いま、おじいさんが戦犯としてなくなったことについて、
 言及してください(訳注:聞き取り不安)

 東條由布子:
 あの、昭和28年に、日本の国会で、全ての党で、超党派で、
 日本で、あの、戦争中なんです。
 まだ、処刑された時は、
 まだ講和条約が締結される前ですから戦争状態。
 その状態に殺された場合は全て戦死ということになったんです。
 犯罪者ではないです。

 イ・ヒジャ:
 おじいさんが、立派な武士だったなら、
 立派な武士のせいで、アジアに多くの被害者をつくりだして
 その家族の苦痛に対しては?

 東條由布子:
 韓国の民族の悲しみを超えて、戦いに行かれた、
 そのお父様の気持ちも大切にしてあげないといけないと
 わたしは思うんですけども。

 イ・ヒジャ:なにを大事に思うんだかね。

 東條由布子:
 お父様の気持ちも大切にしてあげないといけないと思います。
 今のあなたの尺度でもって、お父様の気持ちが全てわかりますか?
 あの当時のお父様の台湾の方も韓国の方も
 本当に勇ましく戦ってくださったんですよ。

 それを60年もたった今、
 あなたがお父様を靖国から降ろそうとされるのは、
 お父様の意思を無にすることになるとわたしは思いますけど。
 お父様だけを降ろしたいと思われますか?

 イ・ヒジャ:はい

 東條由布子:
 それともう一つね、
 一旦合祀したら一つの大きな座布団みたいになってしまうんです。
 そのここだけを降ろす、
 こっちだけを降ろすということはできないんです。
 だから合祀という言葉は辞書にはあるけれど、
 分祀という言葉は辞書にはないんです。 

 イ・ヒジャ:誇れるものとお考えですか?

 東條由布子:
 え?神道ですか?
 靖国神社の存在ですか?
 誇りに思います。

 イ・ヒジャ:それが誇りと思われるのかと。

 東條由布子:
 誇りに思ってます。
 あの、全ての国にそういう差別もなく、
 祀るという日本のシステムに対して誇りに思います。

 イ・ヒジャ:
 これ以上言う必要もありません。
 それを誇りだと、立派なものだと考えるなら

 東條由布子:
 ただ、あなたの悲しみはね、
 お父様が、いませっかく安らかに眠ってらっしゃるのに、
 あなたがこうやって騒いで靖国神社で騒いで、
 お父様、それでお父様が喜んでらっしゃると思いますか?
 わたしは悲しんでらっしゃると思います。 

 (イ・ヒジャ立ち上がっているシーン)

 イ・ヒジャ:(聞き取り自信なし)
 そんなたくさんの軍神をあつめて、
 座布団一つにしてなにが○○○だ?(ききとれず)

 東條由布子:お座りください

 イ・ヒジャ:
 よその国のわが国の文化。
 どうして、いきている人が、
 いきている遺族に慰謝として返してくれるのが道理です。
 頭がいい人の。

 東條由布子:静かにお話しなさい。

 イ・ヒジャ:
 静かにできないんです。
 もう、これで終わり。

 高金素梅:
 (字幕)靖国の平穏を願われるのなら、
 我々原住民の名前を削除してください.

 東條由布子:
 お互いの相手の気持ちを思いながら、
 静かに、話さなかったら、
 あぁやって、感情的に話されたらもうね、
 顔見てくださいっておっしゃってたけど、
 顔見ると恐いんだもん。うふふ

   (台湾の声  2006/08/24)


これを見てると、
ディベートとしては完全に東条さんが圧倒していたのが分かる。
まあ、相手があの高金素梅女史じゃね、
普通に論理でもって喋ればあっさり論破できるんだろうけど。

私は東条さんの論に全面的に組みする者じゃないけど、
自虐にぶれることなく、意味不明に媚びることなく
「日本の論理」というものを
淡々と真っ正面から主張したのは偉いと思う。

普通、ああいう状況におかれると
大抵の日本人は意味もなく、
目前の外国人と「戦後的価値観」に媚び始める。
ある意味、国民性にもつながる部分で
原則論よりも周囲との調和を優先してしまう。
でも、それじゃあ本当の議論にはならないんだよね。



メルマガ:台湾の声






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「中国内情サイト」の更新情報・・「無戸籍者」と中国の公衆トイレ事情

中国の硬派週刊誌「南方週末」の翻訳サイト、
「現代中国で何が起こっているか」が更新されました。

無戸籍の赤子の死

戸籍は生存時には得難く、死亡時には消し難い

公衆便所の料金は如何に


「無戸籍の赤子の死」と
「戸籍は生存時には得難く、死亡時には消し難い」は
中国人の戸籍問題について。
「無戸籍者」という異様な存在が分かります。
また、やりきれないほどの底辺の貧困層について。

「公衆便所の料金は如何に」は
中国の公衆トイレ事情について。
なんと、中国の公衆トイレの大半は有料だったんですね。
しかも、「囲い塀」が無いタイプが多いとか。

こりゃ中国に観光旅行に行く時には
事前に知っておかないとやばい情報ですね。



現代中国で何が起こっているか





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日本版「オーマイニュース」は成功するか?・・たぶん、しなさそう

日本版の「オーマイニュース」が創刊

 オーマイニュース・インターナショナルは28日、
 市民参加型ニュースサイト、
 「オーマイニュース(日本版)」を創刊した。

 オーマイニュースは、
 “市民みんなが記者”をコンセプトとして、
 誰もが「市民記者」となって
 ニュース原稿を投稿できるニュースサイト。
 一般のニュースは専門の記者が発信するのに対し、
 オーマイニュースでは、
 通常「読者、視聴者」と呼ばれる人々が
 ニュースを発信するのが特徴という。

 市民記者として登録したユーザーから寄せられた原稿は、
 オーマイニュースの編集局が事実確認や校正を行なう。
 掲載された記事については、原稿料が支払われる。

 市民記者登録は、
 「オーマイニュース市民記者募集サイト」上から行なえる。
 登録費は無料だが、氏名、住所、生年月日、電話番号、
 メールアドレス、所属団体、
 銀行口座番号(原稿料振込のため)などを入力する必要がある。
 なお、28日10時現在の市民記者登録数は975人に上るという。

   (impress Watch)


早速、オーマイニュース日本版を見てきました。

「行った、見た、笑った」という感じで、
市民記者ってこの程度?ってのが正直な感想です。

あれじゃあ、今の第一線の時事系ブログなんかに比べると、
全く相手にならないでしょ。
内容が稚拙にして散漫、素人日記コーナーみたいな感じ。

たとえば、朝の開設以来、
アクセストップを走っている以下の記事。

インターネット上ではびこる浅はかなナショナリズム

まあ、見てもらえれば分かると思いますが
内容は幼稚そのもの。

あえて論評する気も無し。
「ちらしの裏」なんて失礼なことは言いたかないが、
それに近いレベルだと思う。

次にこれ。

ある日本人男子留学生に「怒り」

ある馬鹿な日本人留学生の行動を
日本人全体の国民性に転化して批判している。

  この件では現代日本の弱さも垣間見た気がする。
  “長い物に巻かれる”多くの大人達の姿とも言うべきか。
  はたまた小泉首相のように
  “大きなもの(米国)”の犬になる為に
  “小さなもの(他の諸外国)”の心情を慮ることを
  拒否し続ける姿とも言うべきか。

アホらし。

これなんかもそうだし、

小泉首相は無責任だ

アフガニスタンは今

「アフガン~」に至っては
最初は「日本は破局に向かっている」というタイトルだった。
途中でこれはまずいと思ったのか、
急にタイトルが「アフガン~」に変わってしまった。
嗚呼、この安直さよ。

私は前に、この日本版オーマイニュースに関する、
記事を書いたことがあったし、

オーマイニュースは日本で成功するか?・・読者さんへのレス

本店ブログでも、本家韓国の
オーマイニュースの草創期について書いたことがある。

盧武鉉政権:誕生前夜 その2・・ネットと選挙(前編)

だからそれなりに関心も持っていたけど、
この低レベルじゃ個々の記事を論評する気も起きない。
もうちょっと歯ごたえがあるのを期待していたんだけど。

それと、全体的に言えるのは
編集方針なのか、
たまたまそういう人が集まったのか知らないけど
政治的に左がかってるね。

ただ、問題は影響力の方で
私はこれに対してはかなり警戒している。
なんせ、スポンサーがソフトバンクだから。
ヤフーニュースあたりにリンクを貼られたら
ちょっと面倒なことになるような気がします。

すでに「2ちゃん」あたりでは
専用の監視スレが出来てるけど、
これの影響力に関しては
もう少し注視した方がいいように思います。

また、市民記者も引き続き募集しているそうだけど、
私、応募してみようかな?
で、「反中共!」みたいな記事を書いたら
載せてくれるのかね?
案外、そういう実験をしたら面白いような気もする(笑)


さて、このオーマイニュース、
編集長はあの鳥越俊太郎ですが、
ちょっと前の毎日にこんな記事があった。


にっぽんに思う:/2 日本版「オーマイニュース」
 匿名の中傷に危機感

 「朝鮮メディアが反日活動を国内でやろうとしている」
 「日本に『朝鮮のアカニュース』は要りません」

 7月になり、こんな書き込みが次々と寄せられている。
 今月28日創刊のインターネット新聞、
 「オーマイニュース」の「開店準備中ブログ」だ。
 韓国で00年に創刊した「オーマイニュース」の日本版。
 「市民記者」として登録すれば誰でも記事が書け、
 読者も意見を書き込める新媒体だ。

 市民記者を増やす目的で6月に開設したブログ。
 韓国生まれのメディアのためか、
 記事と無縁の韓国攻撃も目立つ。
 書き込みは誰でも読める状態のままだ。

 編集長の鳥越俊太郎さん(66)は
 「戦争を知らない若い世代が、
 経済発展した韓国に違和感を覚え、
 過去にあった差別意識を再生産した。
 ネットという匿名の場に、ネガティブな感情が噴出している。
 書き込み可能な読者の登録制は、
 当初からの予定通り」と語る。

   (毎日新聞)


これなんか、この人物の見識の程度がよく分かる。

  戦争を知らない若い世代が、
  経済発展した韓国に違和感を覚え、
  過去にあった差別意識を再生産した。
  ネットという匿名の場に、
  ネガティブな感情が噴出している。

「嫌韓」感情ってのは一言で言うのなら、
韓国の嘘っぱちの主張に対する嫌気と反論でしょ。

  竹島・従軍慰安婦・何でもウリナラ起源
  在日強制連行・日本による統治・ハングル神話

あの国の嘘っぱちと
日韓ワールドカップの時のような
尊大にして自己中心の幼稚なナショナリズムを嫌って
「嫌韓流」って感情が醸成されてるわけで、
鳥越氏の言うが如く、

  「経済発展した韓国に違和感を覚え」

なんて、そんなしみったれた感情じゃないよ。
事の本質を矮小化するなって。

いかにも戦中生まれの戦後育ち。
「戦後民主主義の理念」と日教組的価値観を刷り込まれた、
典型的な団塊世代の発想。
典型的な朝日・毎日購読層の発想。

まあ、アホなネットジャーナリズムができたものだ。
電気代の無駄というか、サーバーの無駄。


おまけに「2ちゃん」で見つけた面白いAAを貼っておきます。


4 Name: 文責・名無しさん [] Date:
  2006/07/16(日) 15:53:13 ID: dMV81w5m Be:

 参加者:筑紫 鳥越 古舘 小倉 田原  閲覧(1)
 ──────────────────────────
 筑紫 : ROMってる奴ってネットウヨなんじゃないの?
 ──────────────────────────
 鳥越 : インターネッツのゴミ貯め、
     2chに生息するあの連中ですかww
 ──────────────────────────
 古舘 : 怖い怖い、我々も論破されちゃうんですかね~(藁
 ──────────────────────────
 田原 : 論破して貰おうじゃないの、ホラ、入ってきなさいよ
 ──────────────────────────
 小倉 : さっさと入って来いよ、ハゲ!
 ──────────────────────────
 『櫻井よしこ』が入室しました
 ──────────────────────────
 『筑紫』が退室しました
 ──────────────────────────
 『鳥越』が退室しました
 ──────────────────────────
 『古舘』が退室しました
 ──────────────────────────
 『田原』が退室しました
 ──────────────────────────
 『小倉』が退室しました



関連資料リンク

私がオーマイニュースに批判を書いた理由







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ロシア:中国人の大量流入と摩擦・・モスクワの市場爆破事件

容疑者「アジア人排除が目的」 モスクワの市場爆発事件

 モスクワ東部のチェルキゾフ市場で
 爆発物により多数の死傷者が出た事件で、
 爆破犯がロシアで増大する中国人などアジア人排斥を目的に、
 自家製の爆発物で犯行に及んでいた事がこのほど明らかになった。
 ロシアの日刊紙ガゼータなどが報じた。

 モスクワの捜査当局は23日までに、
 同市内の大学で化学を学ぶ、
 20歳のロシア人男子学生2人を殺人容疑で逮捕。
 家宅捜査の結果、大学寮から重さ8キロの自家製爆弾と、
 ナチズムを称賛した書籍やバッチなどを押収した。
 
 21日の爆弾事件では、10人が死亡、45人が負傷したが、
 死者のうち5人は中国人で、1人がベトナム人だった。
 逮捕された2人は、捜査当局に犯行を認め、
 動機については同市場に
 「あまりにも多くのアジア人たちがいたからだ」と証言した。

 ロシアでは、中国との経済関係拡大に伴い、
 中国人が大量に流入するのを警戒する声が高まっているほか、
 かつての「弟分」が経済的にロシアより強くなることへのいらだち、
 中国人への「黄禍論」も出てきている。
 親プーチン政権派日刊紙イズベスチヤが
 23日報じたインターネット世論調査の結果でも、
 「ロシアの敵は何か」との質問に、
 6%が「中国人の増殖力」と回答した。

   (iza!)


ロシア国内でのロシア人と中国人のいざこざは
日本のマスコミはあまり報じてこなかった。
極東地方なんかは頻発してるんだけどね。

でも、さすがに爆破事件とあればニュースになる。
初めてじゃないかな、こういうロシア国内での
中国人絡みに人種摩擦が大きく報じられるのは。

このモスクワ郊外での中国人の進出に関しては、
TBSのサイト「ユーラシア新世紀」の以下の記事が詳しい。
一部、引用します。


中国人の侵略的拡張   

 ロシアの民芸品が並ぶモスクワ東部の観光名所、
 イズマイロボのそばに巨大な中国人市場が数年前から出現し、
 年々規模を拡大している。
 中国製の衣類や靴、日用品を安価で売り、
 収入の少ないロシア人の間で人気だ。

 そこでは甲高い中国語が飛び交い、ベトナム人商人の姿も目立つ。
 中央アジア系労働者を使用人に使い、ざっと1平方キロ近くが
 ロシアの領土とは思えない「中国人疎開」となっている。
 日本にいる中国人の多くは日本語を話すが、
 彼らはほとんどロシア語を解さない。
 中国東北部や南部など農村地帯の行商人が多い印象だ。

  実はこうした中国人街がロシア各地に次々誕生しつつある。
 労働力不足の極東やシベリアでは、
 中国人の季節労働者が農場や工場で働いており、
 中国との通商や労働者抜きには
 経済が成立しない状況になりつつある。

 中国人の不法滞在、密輸、犯罪も増加し、
 極東で発生する中国人の犯罪件数は年間1万件に上る。
 シベリアに生息するアムールトラ、
 ジャコウジカといった絶滅危惧種が
 中国人密猟者たちの標的になっている。

 ロシアの公式統計では、ロシア在住の中国人は45万人。
 しかし、実際には200万人以上に上り、
 500万人という非公式推定もある。
 中国人労働者や行商人らはロシアの国境検問所で、
 腐敗した係官に袖の下を渡し、難なく国境を越えているのだ。
 ロシアの新聞は2010年までにロシア在住中国人は
 8000万から1000万人に達し、
 民族別ではやがてロシア人に次ぐ第二の民族になると書いていた。

 プーチン大統領は数年前、極東を視察した際、
 「やがて極東・シベリアでは中国語が主要言語になるだろう」
 とジョークを飛ばしたが、ロシア指導部には
 中ロ同盟や中国との関係強化に伴う陥穽への危機感が希薄だ。

   (ユーラシア新世紀)


この「ユーラシア新世紀」というサイトは
とてもTBSの出店のサイトとは思えないほど良質な記事が多くて、
ロシアや中央アジア関連の情報源として重宝しています。

前々からロシアへの中国人の流入に関して
本店ブログなどに書いてきたけど、
これは終息の無い問題で
日を追う事に弊害が拡大し続けている。

人口希少で、少子化などで人口が減り続けているロシアと
膨大な世界最大の人口を擁する中国が
互いに隣国として長大な国境を接し、
友好国として人や物資の交流が盛んである。
しかも、国境の出入管理が実に緩い。

そうすると何が起きるかというと、
ロシアへの中国人の大量の流入である。
水が高所から低所に流れ込むように、
実に物理的現象を見るように
中国人が続々と国境を越えてなだれ込んでいる。

ロシアのマスコミなどは
この件を「人口浸透圧の問題」などと言って、、
なにやら物理の法則のように解説している。

特にロシア極東地方ではこの問題が深刻で
あの広大な極東地方の人口はついに700万を割り込み、
替わって中国人の不法移民が増え続けている。

この問題でロシア国内で警鐘を鳴らす声は
以前はマスコミや地方政治家などから上がっていたのだが、
最近はプーチン政権による統制の強化で、
問題の根は拡大しつつあるにも関わらず、
中国に対する警戒の声は封じ込められがちである。

しかし、中露同盟という短期的実利を貪るロシアの足元で、
国家を揺るがす長期的陥穽が少しずつ大きくなりつつある。

この上記ニュースの民族憎悪による爆破事件ですが、
この手の事件は今後ますます増加するでしょう。
減ることはなく、摩擦は年を追うごとに激しくなり、
大地を奪われそうなロシア人の悲鳴は
次第に大きくなっていくでしょうね。



関連資料リンク

ロシアにもチャイナタウン計画 中国人流入に警戒感


関連過去記事

ロシアの復活とプーチン様の2つの難問・・工業化と人口問題


関連過去記事(本店ブログ)

対露外交と中国包囲網 その2
 ・・極東地方への中国人移民の流入(前編)

対露外交と中国包囲網 その3
 ・・極東地方への中国人移民の流入(後編)








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告知:本店ブログ更新・・盧武鉉政権:誕生前夜 その8

や、やっと本店ブログを更新しました。
実に三週間ぶりの快挙というか、怪挙でした (^_^;)

盧武鉉政権:誕生前夜 その8・・労働争議と「アマチュア政権」

せめて週一で更新せねばと思うんですが、
けっこう気合い入れて書いてるもんですから
えらく時間かかるんですよね。

さて、今回は
盧武鉉政権初期での労働争議の頻発について書きました。
まあ、調べてると出るわ出るわで、
あの時期の韓国って大規模ストが週一単位で起きてたんですね。
そりゃ盧武鉉の支持率が下がるのも当たり前だっちゅうの。

本来ならば一回で終わらせるつもりだったのですが、
結局、またまた長文となって
今回の「その8」と次回の「その9」に分割しました。

「その9」はほぼ書き終わってますので
数日後に上梓する予定です。
乞うご期待!




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中国政府「マナー向上」キャンペーン・・失われた道徳

吐くな捨てるな叫ぶな! 五輪へ「礼儀・中国」作戦

 2008年8月の北京五輪に向けて、
 中国政府は「マナー向上」キャンペーンを本格化させた。
 国営新華社通信などによると、
 党中央精神文明建設指導委員会はキャンペーンを指示する通知の中で、
 「礼儀の国のイメージが損なわれている」と現状に危機感を示し、
 「旅行先で大声で騒ぐ」「たんを吐く」などの
 「非文明行動」の撲滅を目指している。
 
 「中国公民旅遊文明素質行動」と題された通知は、
 礼儀を知らず、秩序や法を守らず、
 環境保護を守らない非文明的な一部の(中国人)観光客が
 海外から批判されている、と指摘。
 そのうえで、「良好な国際イメージを
 確立することが急務だ」としている。
 
 撲滅の対象となっているのは、
 ▽レストランなど公共の場で大声で騒ぐ
 ▽たんを吐く
 ▽どこでもごみを捨てる
 ▽電車、バスで降りる人を押しのけて乗り込む
 ▽列に並ばない
 など。
 テーマパークや公園で
 子供に小便をさせるなどの行動も批判されている。
 キャンペーンは、観光、公安、商務、建設、鉄道、
 交通など関係部門が、今月から3年間継続実施する。
 
 北京では五輪をにらみ、
 「文明礼儀」に関したパンフレットを作成。
 上海でも10年の上海万博を視野に入れ、
 「100万人家庭礼儀学習」と題するマナー向上運動を始めている。
 
 中央政府は道徳心を高め、
 文明的な国家建設の意義を強調しているが、
 「個人主義」「拝金主義」の広がりで、
 どこまで効果が上がるか注目されている。

   (iza!)


17日あたりから
中国政府が「旅行客のマナー向上」を呼びかけていると聞いて
「何を今さら言っとるんじゃ」と思ってましたが、

中国当局、旅行者のマナー向上に乗り出す

なんか堂々たるキャンペーンになってきましたね。

  「党中央精神文明建設指導委員会」

  「中国公民旅遊文明素質行動」

  「100万人家庭礼儀学習」

この文言自体が非常に中共らしくていいです(笑)

ちなみに以下を「六大非文明現象」と規定するそうです。

 1,旅行先で大声で騒ぐ

 2,たんを吐く

 3,所構わずごみを捨てる

 4,列に並ばない

 5,落書きをする

 6,だらしない身なりをする

こういうのを見てると
「君らは最悪だな」と思えてしまうんですが (^_^;)

プライドの高い中共が
こういうキャンペーンを大々的に行って
傘下の報道機関からニュースをガンガン流す。
よっぽど内外から苦情が相次いでるんでしょうね。

中共政府もこの種の自国民には
よっぽど手を焼いてるのか、
とうとうマナーの悪い中国人観光客は
旅行代理店と観光ガイドに責任を取らせると表明しました。


中国、行儀の悪い観光客は旅行代理店の責任

 中国政府は、マナーの悪い中国人観光客について、
 旅行代理店と観光ガイドに責任を取らせる方針を明らかにした。
 中国人観光客は行儀が悪く、不潔、
 また公共の場で悪態をつくなどとして、
 国内外から苦情が急増しているため。
 25日付の新京報が報じた。
 
 近年、中国では経済の急成長とともに、
 お金に余裕のできた多くの人が海外旅行を楽しむようになった。
 そのほとんどが海外旅行初体験組で、
 人気の渡航先はタイやマレーシア、韓国となっている。
 
 中国人観光客の行儀の悪さは、
 東南アジアや中国の新聞でしばしば報道されており、
 それらは、飛行機の遅延に抗議して
 機内から降りることを拒否したり、
 公園でのポイ捨てやホテルの部屋でつばを吐くなど、さまざま。
 
 新京報によると、
 「中国政府観光局は、旅行代理店に、
 観光客に対する教育・指導責任を負うよう要請している」という。
 また、この責任を履行しなかったり、
 悪評を受け続けた旅行代理店などには、
 罰金などの懲罰のほか、改善命令が下されるもよう。
 
 これまでに100以上の旅行代理店が、
 中国人観光客の無作法な行為に
 「宣戦布告」することに同意し署名をしているという。

   (ロイター)


実際、普通に生活していて
中国人のモラルの悪さはあちこちから聞こえてくる。

電車の中でもの凄い大声で喋っている中国人団体を
何度も見かけたことがあるし、
某有名薬局に勤めている友人から
「中国人客のマナーは最低」と聞いてるし。

まあ、真面目な話しをするとすれば、
いかなる倫理体系でこの国が成り立っているか?
と言うことでしょう。

人は禽獣にあらず。
であるが故に、国家に何らかの倫理の心棒は必要であり、
この国には長らく儒教という公認の道徳が存在した。

しかし、共産党による統治と文革により、
過去の倫理・道徳を一旦破壊しまくった。
それが今になって自国民のモラルの低さに頭を抱えている。

近年、中国政府は「儒教の復活」に熱心だけど、
それは彼等がこの問題の根の深さを
深刻に捉えているからでしょう。
「我が国にはモラルの心棒が存在しない」と。

中国:儒教の復活と孔子ブランド

これはどの国家にとっても深刻な命題だけど、
文革による旧来からの道徳の破壊と、
唯物主義を建前とする国家理念を奉ずる中共にとっては
国の存亡にかかわる問題だと思うよ。

こういう問題を見てると
この国には「世界の覇者」たる資格はないね。
自国民のモラルすら保ち得ない国に
世界秩序の安寧を任せるなど無理な話。

中国の息せき切った強引なまでの覇権拡張と
詐術と権謀に満ちた外交態度を見ていると、
この国の個々の人民のモラルの低さとだぶってしまう。
所詮、その国の政治とは、その国の民度の反映だし。

人は禽獣にあらず。
であるが故に、国家に何らかの倫理の心棒は必要。
これは古今東西の普遍的なテーマでしょう。

 

関連資料リンク

評論:中国人の海外でのイメージを向上するには







テーマ:中国問題 - ジャンル:政治・経済

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台湾陸軍総司令官、陸自の富士総合火力演習を視察

中国:台湾陸軍総司令官の陸自訓練視察に抗議

 中国外務省の劉建超報道局長は25日、
 台湾陸軍の胡鎮埔総司令官が
 静岡県内で実施された陸上自衛隊の実弾射撃訓練の予行演習を
 24日に視察したことについて
 「中日関係における重大な出来事だ。
 日本政府が実際の行動で『一つの中国』の立場を示し、
 類似する事案の再発を防ぐよう強く求める」と抗議した。

   (毎日新聞)


この「実弾射撃訓練の予行演習」とは
陸自が毎年行っている富士総合火力演習、
通称「総火演」の予行演習で、24日に行われました。
ちなみに一般公開の本番の方は26・27日に行われます。

これを台湾陸軍総司令官が視察したとのこと。
24日の予行演習は
自衛官と各国の軍事関係者を招いておこなうもので、
これに台湾軍司令官が参観していたとなると
非常に意味深なものを感じます。

毎日の関連記事だと、

  同日は約2万人が見学に訪れており、
  一般の見学者と同様、
  自衛官経由などでチケットを入手したとみられる。
  防衛庁は「公式招待ではないため、
  身元は確認していない」と説明している。

となっています。

富士総合火力演習:台湾司令官、私的に視察

しかし、相手は台湾陸軍の総司令官です。
当然ながら入国の段階から彼の行動は
日本の公安機関や防衛庁の情報本部は把握していたはずで、

  「公式招待ではないため、
  身元は確認していない」

などと、よくもヌケヌケと言うなと思いますね(笑)

また、中国の情報機関も
この人物の動きは追っているはずで、
だからこそ、演習翌日の25日に
早くも抗議声明を出せたのでしょう。

おそらくこれは
日本政府の非公式の招待か、
自衛隊高官が「私的」に招待したのを
政府が黙認した、というところでしょう。

まあ、国交があろうが無かろうが
台湾軍の幹部と一定の関係を作り、
何らかのルートを確保しておくことは必要なことです。

なにしろ、両国の仮想敵は同一の国ですからね(笑)



関連過去記事

台湾:馬英九国民党主席・・反日と親中の「プリンス」

「台湾」という親日国家・・国交回復と同盟化の前提






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敗戦とイスラエル・・「戦争とは他の手段をもってする政策の継続」

「オルメルト首相辞任を」63%…イスラエル紙調査

 イスラエル紙イディオト・アハロノトは25日付で、
 ヒズボラ攻撃で成果が出せなかったとして、
 オルメルト首相辞任を求める意見が
 63%に上るとの世論調査結果を報じた。

 首相率いるカディマや連立与党・労働党の人気が急落し、
 右派野党リクードが支持率で1位となった。

 「だれが首相にふさわしいか」の質問では、
 リクード党首のネタニヤフ元首相が22%で首位。
 オルメルト首相は11%で4位にとどまった。

   (読売新聞)


これはイスラエル国民の敗北感の表れでしょう。

14日にイスラエルとヒズボラの停戦が発効して以来、
いくつかの著名なブログやメルマガで

  「イスラエルとヒズボラ、どちらの勝利であるか?」

との論議が起こりまして、
私も興味深く見ていました。

私見を言うと、過去記事で書いたとおり、

レバノン紛争の終結とイスラエルの敗北

私はヒズボラの勝利だと思ってます。

べつにアラブ贔屓というわけではなく、
両者のどちらが
所定の戦略目的を達成できたかという視点です。

イスラエルの戦略目的は、

  「拉致された2人のイスラエル兵の奪還」

  「ヒズボラの壊滅」

ヒズボラの戦略目的は、

  「イスラエルの侵攻を防ぐ」

これを見ればどちらの勝利かは一目瞭然だと思います。

確かにヒズボラも
この紛争で大きな打撃を受けています。
しかし、死傷者数や損害などの比較で
戦争の勝敗が決まるものではありません。

たとえばベトナム戦争、
あるいはイラクでの米軍とゲリラ組織との戦い。
これらの戦争・戦闘を見ても、
死傷者数や損害で言えば
米軍とベトコン・北ベトナム軍、
米軍とイラクのゲリラ組織、
圧倒的に米軍の方が損害が少ないでしょう。

では、ベトナム戦争は米国の勝利か?
あるいは、イラクでの戦闘で米軍は勝利をおさめているのか?
否、否。
「戦略目的の達成」という観点から見なければ
戦争の勝敗などは分かるものではありません。

クラウゼヴィッツ曰く、

  「戦争とは他の手段をもってする政策の継続」

つまり、戦争とは外交の延長、政治の延長であるということ。
その意味では、勝敗の判定の際には
損害の多寡の比較など無意味だということです。

ここで英紙ガーディアンの記事を引用しておきます。


◇代償を払うイスラエル
 
 イスラエルは、1カ月におよぶヒズボラとの戦争で、
 2つの目的を達成することができなかった。
 1つは7月12日にヒズボラに拉致された、
 2人のイスラエル兵を取り戻すことであり、
 もう1つは、イスラエルがヒズボラから
 ロケット弾攻撃を受ける脅威を取り除くことである。
 
 イスラエルのように
 活発な民主主義国家では当然想定されることではあるが、
 イスラエルの政治指導者も、軍の指導者も
 その説明責任が問われようとしている。
 その先頭に立っているのはマスメディアである。
 例えば、日刊紙ハーレツは、
 イスラエル国防軍(IDF)参謀長の
 ダン・ハルーツ中将の辞任を要求している。

 さらに深刻な批判は軍内部、
 それも上層部と戦場の兵士の双方からもたらされている。
 歩兵部隊の最高責任者で、
 近く退役することになっているヨッシ・ハイマン准将は、
 歩兵を実戦に対して十分に備えさせることができなかったことに
 自ら遺憾の意を表明しながらも、
 IDFの「おごりの罪」を告発した。
 同時に、レバノンに派遣された予備役の兵士グループも、
 ペレツ国防相とハルーツ参謀長に対して、
 IDFの指揮官たちを告発する文書を送った。

 この告発書は、
 将校たちの慢性的な優柔不断さを非難するとともに
 「われわれの上官の間に見られるのは、
 準備不足、不真面目さ、見通しの欠落、
 合理的決定を下す能力の欠如だけだと強く感じる」と述べている。
 この文書に署名したのは、1980年代、90年代に
 イスラエル軍のレバノン駐留に抗議した、
 「平和主義者」の予備役ではなく、
 ヒズボラの民兵を壊滅させるため
 厳しい任務に耐える用意がある兵士たちである。

   (ガーディアン 2006/08/22)


イスラエル軍の内部でも
この「敗戦」の責任を問う動きが始まっているようですね。

しかし、これは同時に
イスラエルの強さの表れでもあります。
敗戦と同時にその原因を探り、責任を追及する。
そして二度と同じ轍は踏まない。
こういう理知的な態度は米軍と共通しています。

まあ、復仇の機会はすぐにでも訪れるでしょう。
戦乱がこの地から去ることは
しばらくはあり得ないでしょうから。





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瀋陽の反日騒ぎ:「日本人が殴打」と曲解・・国営新華社の打ち消しニュース

とんだ伝達間違い 瀋陽の反日騒ぎ「運転手殴打は中国人」

 中国東北部の瀋陽にある日本総領事館前で
 今月21日から22日未明にかけ、
 「日本人がタクシー運転手に暴行を加えた」とのうわさが広がり、
 200~300人が抗議行動を展開したが、
 国営新華社通信は23日、日本人の男性客が
 チューインガムをタクシーのシートにつけたため
 運転手と口論になったものの、
 運転手を殴打したのは日本人の友人の中国人だったと伝えた。
 総領事館もホームページで
 「日本人と同乗していた複数の中国人客が
 タクシー運転手に暴行を加えたことが、
 日本人による暴行としてタクシー運転手の間に広まった」
 と説明している。

   (iza!)


このニュースなんですが、
当初、中国では「日本人客が運転手を殴打」と伝わって
民族感情に駆られてデモまで起きました。

瀋陽の総領事館前で約300人抗議

ところがそれが間違いと分かって、
中国の国営新華社通信は
慌てて打ち消すニュースを流しました。

しかし、訂正のニュースでも
なんだか日本人乗客も
殴ったとも取れるようなニュアンスで書いてます。
しかも実名までしっかり書いちゃって。

では、そのニュースをどうぞ。


◇タクシー座席にガム付けた日本人乗客 瀋陽で運転手と口論

 タクシーに乗った日本人乗客が、
 噛んでいたチューインガムを座席に貼り付けたことから、
 タクシー運転手と口論になり、
 運転手が日本人乗客の同行者から殴られて
 「軽傷」を負う事件が発生した。

 それによると、
 事件は瀋陽市沈河区遼寧大劇院付近で起きた。
 21日午後9時30分頃、日本人乗客大木晴男は、
 新婚の妻「董」(瀋陽人)や中国人の友人5人とともに、
 白酒やビールを飲んだ後、
 2台のタクシーに分乗してレストランへ食事に向かった。
 その途中、大木晴男が噛んでいたガムを座席に貼り付けたため、
 運転手の「谷」がこれをとがめ、
 大木晴男やその妻「董」と口論になり、殴り合いが起きた。
 
 これを見た後ろのタクシーに乗っていた「趙」(男、瀋陽人)と
 「張」(男、瀋陽人)が、
 赤信号でタクシーが停車した際に車を降りて、
 「谷」をタクシーから引きずり降ろして、殴りつけた。
 これを見た大木晴男(58)は、そそくさと逃げ去った。

 現場でこの情景を見た人が、ただちに警察に通報したため、
 警察がすぐにかけつけ、
 「趙」と「董」を警察に連行して事情聴取を行った。
 負傷した「谷」は、病院に送られ、
 医師の鑑定で目に軽傷を負っていることが判明した。

 本件の関係者大木晴男らは22日、警察で事情聴取を受けた。
 本件については、さらに詳しい調査が進められている。

   (瀋陽8月23日発新華社)


この内容が事実だとしたら、
大木さんもいい歳してガム貼り付けちゃまずいんだろうけど、
ハッキリ言えば、この程度の事件なんて
中国各地で山のように起きてるわけで、
それをことさら、新華社が大々的に訂正ニュースを流す。

いかに胡錦涛政権が
反日デモの暴発を恐れているかという証しなんでしょうが、
訂正ニュースの行間に日本人への反感が
そこはかとなく見える気がしますね。



メルマガ:中国週報
 (新華社通信のメルマガニュース)





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安倍氏の日本版NSC構想・・安全保障の「頭脳」組織

安倍氏 日本版NSC新設を提唱

 安倍晋三官房長官は22日午後、
 横浜市で開かれた自民党北関東・南関東合同ブロック大会で、
 外交と安全保障政策の強化に向け、
 「日米の政務レベルで対話を行うために
 米国家安全保障会議(NSC)のような組織を
 つくらなければならない」と述べ、
 現在の安全保障会議をNSCをモデルとして強化する考えを表明した。
 
 日本版NSC新設は、首相官邸主導で
 総合的に外交・安全保障政策を立案、対応するのが狙い。
 首相や官房長官、外相、防衛庁長官らに
 自衛隊の統合幕僚長も加え、緊急事態にも対処することで、
 形骸化している安保会議を活性化させる構想とみられる。

   (iza!)


前々から言われてることだよね。
日本は安全保障の統合立案機関が無いってさ。

国家に限らず、企業など、
どの組織にも共通した組織運営のプロセスは、

  1、情報の収集
      ↓
  2,情報の分析
      ↓
  3,現状の把握と未来の想定
      ↓
  4,行動指針の策定
      ↓
  5,策定した指針をもとに
    傘下の組織・部署・人材を動かし、
    指示命令を下す

だいたい、こんなとこでしょう。

日本という国家に欠けているのは
笑っちゃうことに全てのプロセスだけど、
特に3~5が大穴なんだな。

この3~5の部分ってのは
本来、政治家の領域だけど、
日本の場合は官僚が決めてしまうことが多い。

各省庁がバラバラに考えて、
あげくに省庁間で摩擦が生じ、
結果、政治家が「利害調整」ってことで走り回る。

まあ、醜くも無惨な日本の現状だけど、
これは安全保障の分野においても同様。
外務省vs防衛庁とか、経産省vs外務省とかね。

本来ならば、官僚なんてものは
行政機構上の「手足」の存在に過ぎない。
その手足たちが「頭脳」を代替し、
それぞれがピーチクパーチクと喚きあって
国家の統一的な指針が生み出せない。

この「日本国家」という生き物は
それぞれの手足が好き勝手に動いて、
コントロールすべき頭脳がほとんど機能していない。
こんなんで弱肉強食の国際社会を生きていけるわけ?

上記のNSC構想ってのは
この欠陥を修正するための組織。
モデルとなる米国の国家安全保障会議(NSC)は、
米国の最高意志決定機関の一つで、
1947年に国家安全保障法によって設立された。

メンバーは、大統領、副大統領、国務長官、国防長官、財務長官。
それ以外に臨時メンバーが呼ばれることもある。
助言者として国家情報長官、統合参謀本部議長など。

NSCの事務局を統括し、
実質上、NSCを仕切っているのが
国家安全保障担当の大統領補佐官。
NSCの会議での司会進行役は、この中の首席補佐官が行う。
ちなみに、現在の首席補佐官はスチーブン・ハドリー。

このNSCが単なる会議ではなく、
「使える能動的な機関」である理由は、
専門の事務局とスタッフを抱えていること。
そして情報収集と政策立案に関して権限を持っていること。

情報に関しては、助言者の国家情報長官が
傘下の米国の15の情報機関からの情報を集約して伝える。
以前はCIA長官がこの役割を担っていたが、
9・11以降の国家安全保障法の改正によって
国家情報長官が仕切ることになった。

原則的には、
NSCは大統領に対する「助言機関」に過ぎないが、
これだけのメンツが揃って
情報をバリバリ吸い上げ、多士済々のスタッフが政策立案し、
大統領がそれにゴーサインを出す以上、
事実上の安全保障の最終意志決定機関といえる。

さて、安倍氏が構想する日本版NSCは
具体的にどういうものになるのだろうか?

以下、昨日の産経の朝刊から。


◇【論争 06総裁選】安倍氏「憲法改正を政治日程に」
 自民ブロック大会

 安倍晋三官房長官が
 米国の「国家安全保障会議」(NSC)をモデルとした、
 「日本版NSC」を首相官邸に新設する方針を打ち出した背景には、
 7月の北朝鮮のミサイル発射の教訓がある。

 「北朝鮮に対する国連決議を行う際、
 頻繁にハドリー米大統領補佐官と連絡をとりあった。
 そのとき、さらに(日本版NSCを新設して)
 信頼を厚くする必要性を感じた」

 安倍氏が22日、記者団にこう語ったように、
 北朝鮮のミサイル問題では、
 安倍氏とNSC事務局長であるハドリー氏との個人的関係で、
 北朝鮮に対する国連安全保障理事会の決議採択に持ち込めた。
 しかし、同時に外務省と防衛庁など官庁の縄張り争いもあって
 形骸化している既存の安全保障会議の限界も痛感したとされる。

 実は首相官邸主導で
 外交・安全保障に関する情報を収集、
 基本的な安保政策を立案しようという日本版NSC構想は、
 ペルー大使公邸占拠事件での反省をふまえ、
 平成9年の橋本龍太郎政権時から浮上している。
 小泉純一郎政権でも2年前の
 「安全保障と防衛に関する懇談会」で再度浮上していたが、
 議論が深まらなかった。

 安倍氏の提案は、これらの経緯を踏まえて、
 得意とする安全保障分野で、
 安倍政権の独自性や強いリーダーシップを
 打ち出したいとの狙いがあるとみられる。

 特に重視しているのが、安保担当の首相補佐官の新設で、
 官邸の「ホワイトハウス」計画というべきものだ。
 ただ、補佐官の人選や日本版NSCをどの程度の規模にするか、
 外務省や防衛庁との関係をどうするのかといった難題は多く、
 実現できるかどうかは安倍氏の手腕にかかっているといえそうだ。

   (産経新聞 2006/08/23)


ニュース中にもあるように
この安倍構想の元ダネになっているのが
1997年に橋本政権下の行革会議で検討されていた構想。

以下、当時の産経の記事から。


◇行革会議 日本版NSC(国家安全保障会議)浮上
 首相補佐体制を強化

 行政改革会議(会長・橋本龍太郎首相)は二十一日までに、
 現行の安全保障会議を改組し、
 内閣に米国の「国家安全保障会議」(NSC)をモデルとした、
 「日本版NSC」を新設する方向で検討に入った。
 阪神大震災やカンボジアの在留日本人救助など、
 緊急時に関係省庁の調整に手間取り、
 迅速な決定ができなかったことの反省を踏まえたもので、
 内閣機能強化の新たな柱となりそうだ。

 「日本版NSC」構想は、
 現在の安全保障会議(議長・橋本首相)が
 外務省、防衛庁が決定した政策の追認機関化しているうえ、
 内閣安全保障室も総合的な安保政策を企画立案する態勢に
 必ずしもなっていないことへの反省を踏まえたもの。
 安全保障政策にかかわる首相補佐体制を強化し、
 首相によるシビリアンコントロール(文民統制)を
 充実させるとともに、
 安保政策に関する総合調整機能の強化を目指す。

 構成メンバーは首相を議長とし、
 官房長官、外交、防衛担当の各閣僚や関係省庁の幹部で構成。
 統合幕僚会議議長など防衛庁の制服組も
 助言、勧告のために出席する。
 安全保障担当の首相補佐官が設置される場合は主要メンバーとなり、
 構成員が活発な議論を行い、首相の政策決定上の判断材料とする。

 事務局を、内閣官房か省庁再編で新設が見込まれる、
 「内閣府」(仮称)に置き、
 防衛関連情報の分析や国際軍事情勢に関する、
 各種研究機関のシミュレーションを会議に随時提供する。

   (産経新聞 1997/07/22)


おそらく安倍氏の構想も
上記の「1997年構想」を踏襲した形じゃないかな。

今まで日本は
この種の安全保障に関する統合立案機関を
全く持たずにやってきた。
「安全保障会議」ってのがあるにはあったが
ほとんど形骸化し、全く使えない機関だった。

まあ、米国の後を
金魚のフンみたいにくっついていたら、
取りあえず、外交や安全保障は乗り切れたからね。

ただ、これからはそうはいかない。
日本もこれだけの大国になった。
自前の国家理念と国家戦略を
バシバシと打ち出していかなきゃいけない。

波乱の国際社会の中を余裕でスイスイと進めるような、
「大船に乗ったつもりでいてください」と
国家が国民に胸を張って言えるような、
そんな強悍で冷徹で
智慧者が集った組織の創設を望むよ。



関連過去記事

テポドン発射と日本の防衛体制・・その不備と悪弊






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中国:去年のネット上での歴史騒動

メルマガ「頂門の一針」の第542号に
去年8月の大紀元の記事が転載されてました。
これがなかなか興味深かったので
こっちにも載せておきます

以下、大紀元の過去記事から。


「人民日報」に露呈された中共崩壊の兆し

 中国で抗日戦争勝利60周年を迎えた8月15日、
 「中国共産党、民族団結抗戦に大黒柱の役割」という、
 特約評論家の文章が、政府官製の「人民日報」に発表され、
 中国各地の抗議の声を招いた。
 人民日報に発表された当該文章には、
 中国共産党政権統治の合法性を自画自賛し
 国民にアピールしようとしたが、
 むしろ逆効果で中共崩壊の兆しを露呈してしまった。

 当該文章の主な内容は次のとおり。
 「中国が日本との戦いに
 勝利という偉大な奇跡を創造したその根本的な原因は、
 中国共産党が全国民の意志を代表して、
 この偉大な抗日戦争を指導推進し、
 戦場の最前線で血を浴びて奮戦し、
 全民族団結抗戦の大黒柱になったからである。
 それは歴史から十分証明できる。
 また、歴史は我々に、中国共産党こそ、
 初めて中国を植民地とねらう日本帝国主義の野心を暴露し、
 騙された中国人に警鐘を鳴らした。
 初めて中華民族の共感をよび、愛国情熱を喚起し、
 共に英雄の歴史を作ることができた。
 初めて日本帝国主義と最後まで戦うことを宣言し、
 日本侵略者と武装抗議する偉大な闘争の道を
 切り開くよう指導したのである。
 歴史をみれば、中共が真っ先に
 抗戦の最前線に立って作戦したことは明白であり、
 中共の正鵠を得た主張と英雄的な行動こそ、
 全国の抗戦を指導推進することができたのは明らかだ」。

 最後に、「歴史は我々に、中国共産党が無ければ、
 抗日戦争の勝利を勝ち得ることが
 できなかったことを証明してくれた。
 すなわち、中国共産党が中国の革命と建設の中で
 指導する核心になったのは、
 歴史の選択並びに中国国民の選択である」と結んでいる。

 この文章は中国の各ネットにも発表され、国民の激怒を招いた。
 発表された数時間後、ネットの意見発表欄に
 抗議のメッセージが何万にも上った。
 人民ネットと新華ネットが直ちにこれらのメッセージを削除し、
 意見欄での発表を禁じたが、網易と新浪ネットは閉鎖せず、
 征討の声が整理され保存された。
 次にこれらのメッセージをいくつか取り上げる。

  ○信じますか?私は信じません。

  ○よく嘘が言えたもんだ!

  ○この文章を読んだ私は泣き出したいです。
   祖国よ、いつになったら、
   貴方の人民は騙されないようになれるの?
   歴史さえ尊重できなければ
   統一の話は無理に決まっているでしょう!
   中共の変化を期待していた私は、もうがっかり!

  ○すでに21世紀ですよ、嘘をいつまで続けるつもりですか?

  ○「歴史をみれば明らかだ」の「歴史」は
   いったいどこの国の歴史ですか?

  ○自画自賛、恥知らず!

  ○歴史は自分で勝手に作るものではない!

  ○抗戦の大黒柱だって?
   国民を馬鹿にして!
   抗日戦争のこの8年間の中、
   中共が大戦役に2回しか参加しなかったのに!
   嘘はあくまでも嘘だからね!

  ○当時、何万人もいなかった中共が、
   日本に打ち勝ったと?すごいわね。

  ○後方で遊撃戦をしていた中共が大黒柱だって?

  ○中共は嘘を言う面において、確かに大黒柱と言える!

 これらの高まる不満の声は、国民が真相に目覚め、
 中共崩壊の兆しをあらわにしたものと言える。
 独裁政権を支えた嘘と危惧は中国国民が真相に目覚めた今、
 もはや国民支配を継続できないだろう。
 60年前の1945年8月15日、
 抗戦勝利を迎えた中国人にとっては
 誇りを感じる特別な日と言えば、
 60年後の今日は、「人民日報」が中共の大失敗と宣告し、
 中国人にとってその二重の誇りを感じるべき特別な日であろう。

   (大紀元日本 2005/08/22)


けっこう中国人も分かってるんだね。
日中戦争は国民党が主役で
共産党なんて漁夫の利を得ようとする、
脇役の子ネズミに過ぎなかったことを。

これを見て思うのは、

 1,思ったよりも、中国人は実際の歴史を知っている。

 2,思ったよりも、中国では言論はガチガチ統制ではない。

 3,ネットって威力あるのね~

と、この3点。

大紀元が思惑と期待を込めて
「中共崩壊の兆し」なんて言ってるけど、
ああ、案外当たってるかもよ。
「兆し」ってそんなものでしょう。

嵐の予兆は、
一片の空の曇りと小鳥の怯えから読み取る。
後になって振り返ると
上記ニュースの「ネット上の歴史騒動」は
本当に中共政権崩壊の予兆だったと
言われるようになるかもね。



メルマガ:頂門の一針






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中国:賄賂の横行と公権力の私的乱用・・アジア的汚濁

医者への謝礼「わいろと呼べぬ」 北京衛生局に批判集中

 レントゲン写真を眺めた医者が同僚に
 「私の診察では、この患者はまだ少なくとも
 800元(約1万2000円)は持っている」――。
 中国の国営新華社通信のネット版が最近、
 こんな一コマ漫画を掲載し、
 患者が医者に支払う謝礼「紅包」の横行を風刺した。
 北京市衛生局が8月初め、
 医者への謝礼はわいろにあたらないとの判断を示したからだ。

 中国では、より良い医療を受けるため
 患者が医者に謝礼を渡すのが慣習化。
 独立採算が原則の医療機関が
 謝礼の要求を医者に促して上前をはねる例も多く、批判がある。

 ところが、医療分野の腐敗問題に取り組む北京市衛生局の
 商業わいろ指導班の担当者が9日、
 「紅包を商業上のわいろと呼ぶのは不正確だ」と
 一部のメディアに発言。
 これを北京の大衆紙などが報じた。

 担当者は「謝礼を奨励しているわけではない」と釈明するが、
 謝礼の認知と受け取られかねない発言に批判が集中。
 大衆紙には「不正をただそうという風潮の中で
 危険な信号を発してしまった」といった読者の声が
 数多く寄せられている。

 共産党機関紙・人民日報が
 「商業上のわいろにはあたらないが、
 不正の気風でもある」との記事を掲載。
 なくす方向に努めるべきだとの立場を示すなど火消しに懸命だ。

   (asahi.com)


医者への謝礼に限らず、
この国の賄賂の風習はもはや常態と化している。

役人が平気で賄賂を要求し、
商取引でも賄賂・袖の下が横行する。
そしてそれに対して恥じる雰囲気もない。
下記のニュースをご覧あれ。


「陰の市場ルール」と認識=商業わいろ根絶に懐疑的-中国

 中国政府は商取引に絡むリベートや贈収賄など、
 「商業わいろ」の取り締まりを強化しているが、
 市民は「既に市場の隠れたルールになっている」として、
 その効果に極めて懐疑的なことが、
 最近の世論調査で明らかになった。
 中国青年報が21日伝えた。
 
 それによると、企業関係者らを対象に
 天津の南開大学などがアンケート調査を実施したところ、
 商取引の際のリベート、袖の下、接待、贈り物が
 「日常的に行われている」との回答が94%に上った。
 特に、政府当局者が許可証発給や監督・検査に当たって
 わいろを受け取るのはありふれたことだと大多数が答えた。
 
 また、約77%が商業わいろを「有効な営業手段」と考えており、
 取引先や監督部門との「潤滑油」と
 見なしていることが浮き彫りになった。
 このため商業わいろが根絶できるとみているのは9%にすぎず、
 約60%が「大きな効果は上げられない」と回答したという。 

   (時事通信)


これは中華人民共和国になってからではなく、
過去の王朝時代も全てそうだった。
日本的倫理観から見ると、
あの国の官界は汚職の巣窟のようなもの。

賄賂・贈賄・袖の下だけではなく、
公権力の私的乱用、
私的人脈を私的利害のために公権力に登用する。
こういうことを平気でやる。

かって、この風習は中国のみならず、
朝鮮においてもそうだった。
李朝の昔は賄賂が盛んであり、
血脈による登用も頻繁に行われた。

血脈による登用、
血脈を基準にした権力の私的乱用というと、
「昔はそんなもの。日本だって江戸時代は・・」
と思われる方がいるかもしれないが、
しかし、規模が全然違う。

中国・朝鮮の場合は、
一族の一人が政府の高官に出世すると、
一族の末端の数千から数万人クラスが
全て権力にぶら下がり、公金を吸い取る。
そしてそれが一族への立派な「孝」とされてきた。
過去の日本の「血脈」とはレベルが違う。

ただ、朝鮮においては日本統治時代の影響なのか、
この種の行為が悪いことだとの認識がなされるようになってきた。
実際に、現盧武鉉政権では
こういう血脈登用はあまり見あたらない。
その意味では「アジア的汚濁」から脱しつつあるのだろう。

しかし、中国は相変わらずこの状態。
これが悪いことだとの倫理観は育ちつつあるが、
現実の風習を駆逐するに至ってない。
中国政府高官の子弟は
おしなべて同じような高官として登用されるか、
どこぞの大企業の長に就任している。
それをやらなかったのは「朱鎔基」ぐらいなものか・・。

公権力や公金を私的血脈に流用することは当たり前のように行われ、
これらの甘い蜜を吸う子弟たちを中国では「太子党」と呼ぶ。

孔孟を輩出したこの国も
一歩、中にはいると「アジア的汚濁」のモデルケースのような国。
であるからこそ、孔孟のような
倫理を説く存在が必要だったのかもしれず、
かの両賢は生まれるべくして生まれてきたと言えようか。




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ユーチューブが選挙を左右する!?・・米国の最新選挙事情

ユーチューブ 米選挙戦の新たなツールに

 11月の米中間選挙を控え、
 だれでも映像を投稿、閲覧できる動画サイト、
 「ユーチューブ」が選挙戦の強力な道具になりそうだとして、
 注目を集めている。
 ユーチューブは米国のインターネットサイト。
 これまでテレビCMなどを流す資金力がなかった候補でも、
 映像を駆使した選挙PRを流すことができる。
 CM費用の多寡が勝敗を左右してきただけに、
 各陣営も早急な対応を迫られている。
 
 ユーチューブのサイトで
 「ブッシュ」というキーワードで映像を検索すると、
 1万本を超えるビデオが表示される。
 また、ブッシュ大統領に対する立場や考え方を表明した上で
 ビデオを公開しているグループごとに、
 映像を検索することもできる。
 
 米紙クリスチャン・サイエンス・モニターは
 「政治家たちよ気をつけろ。
 あなた方はすでにユーチューブの世界に生きている」と題し、
 ユーチューブが政治にもたらす変化を指摘した。
 同紙によると、今月初めの民主党コネティカット州予備選で
 現職のリーバーマン上院議員を破ったレイモント氏の支持者は、
 候補者のちょっとした失敗やおかしなしぐさをビデオに撮り、
 ユーチューブに投稿し続けたという。
 同紙は「ユーチューブはすでに、
 選挙戦で欠くことのできない役割を果たしている」と述べている。

 米紙ワシントン・ポストも同様に、
 これまでの選挙戦では大々的なテレビ広告を打つことができる、
 資金力の有無が決定的な役割を果たしてきたのに対し、
 ユーチューブには誰もが映像を投稿できることから、
 「今後、ごく一般的な市民が
 選挙戦の主導権を握る可能性がある」と指摘した。
 
 選挙におけるインターネットの影響力については、
 2000年の大統領予備選でマケイン上院議員(共和党)が
 インターネットを通じて多額の選挙資金集めに成功したことなどから、
 注目を集めるようになった。
 2004年の選挙ではさまざまな人々が
 日記型のホームページに意見を書き込む「ブログ」が、
 世論形成に影響を与えているとして話題を呼んだ。
 
   (iza!)


このニュースは面白いなあ。

ニュース中の
「今月初めの民主党コネティカット州予備選」とは
8月8日に行われた、
米民主党のコネティカット州上院選候補を決める予備選挙。

米軍のイラク駐留継続を支持する現職候補が
無名の新人である実業家ネッド・レイモント氏に敗れ、
米国ではかなり話題となった。

この新人の武器となったのがインターネットで
「ムーブオン・ドット・オルグ」という市民団体の支援と
「デイリー・コス」という政治系ブログの応援。

まず、この「ムーブオン・ドット・オルグ」ですが、
民主党左派を支援している市民団体で
「反ブッシュ」の活動家の巣窟となっている。
会員は三百万人。
ほとんどメールのみで会員間の連絡を行い、
まとまった集会などはほとんど行わない。

会員はメールで互いに議論し、戦略を練り、
個別に選挙区の各家庭を訪問して
支援候補の支持を訴え、献金を呼びかける。
この選挙の時は献金額は25万ドルも集まった。

つぎに「デイリー・コス」というブログですが、
リベラル派の2人の超有名ブロガーが運営しているブログで
毎日六十万のアクセスがあるとのこと。
う~ん、羨ましい(笑)

まあ、この2つのネット上の武器を使って
レイモント氏は選挙に勝ったわけですが、
ニュース中にもあるように
市民団体「ムーブオン・ドット・オルグ」は
この時、ユーチューブを積極的に活用し、
対立候補のネガティブな画像を投稿し続けた。
こいつが勝敗にかなり響いたとのこと。

ネットが世論に影響を及ぼし始めて久しいし、
最近ではブログも大きな武器となりつつある。
ここにきて「動画投稿」ですか。
動画は作りようによっては
一つの大きなメッセージの塊となるもんね。

日本の政治家もこの状況は注視した方がいいよ。
こういう選挙手法がいいか悪いかは別として、
数年遅れで、この米国の選挙事情は
日本の現実となるでしょう。



YouTube


関連過去記事

中国政府:ネット上の動画も規制へ・・動画は「金盾」の盲点か?




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北朝鮮:核実験の徴候・・強攻策と国家の命運

韓国、24時間態勢で監視 北の核実験可能性で

 韓国の聯合ニュースは20日、北朝鮮の地下核実験に備え、
 韓国軍が国内の地質研究所に
 専門知識を持つ兵士を派遣するなどして
 24時間の監視態勢を取っていると報じた。
 政府消息筋は、北朝鮮が7月5日のミサイル発射以降、
 核実験に踏み切る可能性が
 「過去のどの時点よりも高まった」とみていると話した。
 
 消息筋によると、韓国軍は14日から、
 中部大田にある韓国地質資源研究所に
 大学で資源工学や地質学を学んだ兵士6人を派遣、監視している。
 同研究所は全国約30カ所の地震観測所を統括。
 朝鮮半島全域で一定規模以上の人工爆発を観測すれば、
 包括的核実験禁止条約(CTBT)に基づき、
 ウィーンの国連機関に通報する態勢を取っている。
 最近、南北の軍事境界線付近に新たな観測所が設けられたという。
 
 監視を強化した理由について、複数の当局者は、
 北朝鮮外務省がミサイル発射翌日の7月6日、
 今後、同国に圧力を加えれば
 「別の形態のより強力な物理的行動」を
 取らざるを得ないと主張したことを指摘している。

   (iza!)


この北朝鮮の核実験の徴候について
あれこれと書いてみたいと思います。


<核実験の徴候:その目的と背景>

前にも何度か書いてきましたが、
この国の現時点での最大の国家理念は、
「国家の生き残り」です。
サバイバルです。

積極的に国力を増大させ国威を増そうとか、
武力で無理矢理、半島を統一してやろうとか、
そういう進取の気性は全くなく、
また、現実的にもそれどころではなく、
ただただ、国家と金王朝の生き残りに腐心している現状です。

この彼等の思考様式からして
では「生き残る」にはどうするか?
どういう方法論があるか?
これは2つです。

1,核とミサイルを開発し、
  軍事的に恫喝することによって
  他国から金と権益をむしり取る。

2,思想的に韓国を取り込み、
  北朝鮮のコントロール下で統一国家を作る。
  (思想的赤化統一路線)

本来ならば、2が確実なんですね。
実際に媚朝の盧武鉉政権のもと、
かつてないほど韓国の思想的武装解除は進んでますし、
この傾向があと数年持続できれば
韓国の取り込みが可能な状態となります。

ところが、ここで北朝鮮に誤算が起きます。
盧武鉉の支持率低下と
先日の地方選挙で与党のウリ党が大敗したことです。

盧武鉉が自嘲気味に語ってるように、
この政権はほぼレームダックと化しています。

盧武鉉:某日の会食にて愚痴が爆発
 ・・「私が犯した間違いがあるなら指摘してみてほしい」

おそらく利害判断で盧武鉉の周辺に集った人々は
今、沈没船からネズミが逃げ出すように
盧武鉉から距離を置き始めているでしょう。
それが政治的現実というものです。

盧武鉉が指示を出しても言うことを聞かない。
意図的に政策をサポタージュする。
没落しかかった政権とはつらいものです。

たとえば今日のニュースにこういうものがありました。


北朝鮮が派遣した諜報員を検挙、現政権で初めて

 盧武鉉政権では初めて、
 北朝鮮が韓国に直接送り込んだ諜報員が
 摘発されたことが分かった。
 公安当局が21日に明らかにした。

   (YONHAP NEWS)


盧武鉉は就任以来、
韓国の諜報機関である「国家情報院」の骨抜きを行い、
その防諜能力は低下の一途を辿っていました。
また、盧武鉉の方針で北の諜報工作に対しては
寛容というか、やらせ放題の状態になってました。

盧武鉉政権:誕生前夜 その7・・左傾人事と諜報機関

しかし、ここに来て
政権発足以来、初めての北工作員の逮捕。
これが何を意味するのか非常に興味深いところです。
おそらく、国家情報院が
政権の意向を無視し始めているのでないかと思います。
政界の風向きが変わったことに彼等は反応しているのでしょう。

北朝鮮にとって盧武鉉政権とは
いわば韓国内に構築した北の出城であり、
「トロイの木馬」のような存在です。

この盧武鉉政権没落の現状を見て北朝鮮は、
「こりゃ駄目だ」と思ってるでしょう。
とうていこいつらに頼るわけにはいかないと。

盧武鉉の任期は、あと一年と数ヶ月であり、
さらに現在の韓国の趨勢から考えて、
次期政権も媚朝政権が続く可能性は低いでしょう。
むしろバリバリの保守派政権が誕生する可能性が高い。

今まで一定の成果を収めてきた思想的赤化統一路線も、
ここにきて挫折の時を迎えたわけです。

で、彼等は2の路線にある程度見切りをつけ、
1を選ぶしかないわけです。

さらに北朝鮮が
1の恫喝路線に走らざるを得ない理由がもう一つあります。
それは日本で安倍政権の誕生が確実になってきたこと。

対北強硬論者の安倍首相の登場により、
朝鮮総連を始めとする日本国内の資金源からパイプは寸断され、
彼等の資金確保は一層困難となることが予想されます。
また、政界工作による日本からの援助引き出しも
全く望めない状況となりました。

今回の核実験の徴候の背景には
韓国と日本の国情の変化、
そういう事情があります。

本当に核実験を行うのか、
あるいは、そう見せかけた脅しに過ぎないかは別にして、
また、脅しが客観的に成功するか否かを別として、
彼等が向かうところはただ一つの道しかなくなりました。
即ち、核とミサイルによる恫喝路線です。


<北朝鮮の命運と国家体制の崩壊>

北朝鮮にとって唯一の光明は
対北強硬路線を取る米ブッシュ政権が支持率を落としていること、
さらに米国がイラクの泥沼に足を取られ、
極東方面での大規模な武力行使は考えづらい状況にあることです。

ブッシュ大統領の任期はあと2年と数ヶ月。
本来ならば、この任期が終わるのを待ち、
次期政権に期待したいところですが、
次期政権が北にとって有利な政権になるとは限らず、
また、一番の問題は
北朝鮮の国家体制が崩壊寸前にあり、
とうてい2年など待ってられないという現状があります。
自分の滅亡の方が先かもしれないわけです。

現在、北朝鮮は
韓国と中国からの援助・交易と
麻薬・偽札などの非合法な資金獲得手段で
かろうじて体制を延命させています。

しかし、この状態にも限度があります。
麻薬や偽札は米国を中心とする国際包囲網によって
確実にルートを狭められつつあります。

今のところ、韓国と中国からの援助・交易が頼りの状態ですが、
先日のミサイル乱射により、
両国からの巨額の援助は期待できそうもありません。
せいぜいが水害援助の義捐金程度です。

ただ、中国は資源獲得に狂奔しており、
ここが北朝鮮にとって付け目で
国内の鉱山の租借権を中国企業に売り渡し、
身を切ることによって金を獲得してますが、
あまりやりすぎると、国内のナショナリズムを刺激し、
政権が危なくなるでしょう。

北朝鮮のモリブデン鉱山、中国が採掘権獲得

さて、日本の保守論壇でも
この北朝鮮の国家体制の「延命度」については
いろいろ意見が分かれています。
「倒れる、倒れる」と言われつつも
なんだかんだと今まで延命してきたわけで、
北朝鮮の軍事力を基盤とした国家体制は
そうそう簡単には崩壊しないという論者もいます。

この意外なまでの北の国家体制のしぶとさには
2つの理由があります。

1,昔と違って、国際社会のあり方が変化し、
  外国勢力からの侵攻の機会が減ったこと

2,昔と違って、軍隊の火力・武装度が向上し、
  ただの民衆には対抗しようがないこと。

外からの侵入の可能性が減り、
内にあっては軍隊は無敵の存在ですから、
これを基盤とする国家体制を崩すのは容易ではありません。
まして北朝鮮には人権などの発想は皆無であり、
国民が何百万人餓死しようと歯牙にかけません。

では、この体制は半永久的存在なのでしょうか?
否、否。
地上の事物に永遠はありません。
それは北朝鮮という国家においても同様です。

あの1990年の前後に、
東欧とソ連の国家体制が雪崩のように崩壊していきました。
鉄のような軍隊と秘密警察による国家体制。
しかし、それも我々の眼前でもろくも崩壊していきました。

地上の事物に永遠はなく、
「生誕・成長・繁栄・衰退」のサイクルは
全ての事柄に当てはまります。

北朝鮮の体制内にも、まともな官僚や軍人はいるわけで、
あの二千万の国家が困難に遭いつつも、
まがりなりにも国家を運営できてる理由は、
運営している人間にまともな人間がいるからです。
そうでなければとっくの昔に滅びていたでしょう。

体制を支え、国家を運営するノウハウや技術、
そして思考能力や才能を持った人間が
官吏・軍人・法官の中にいるわけで、
この層の動向が、今後の北朝鮮の運命を左右するでしょう。

過去の歴史的事象から比較すると、
確かに北朝鮮という国家は強く倒れづらい国家体制ですが、
現状の国際的孤立と日米等による包囲体制が持続する限り
それほど長く持ちこたえるとは思えません。
数年単位がこの国家の寿命であると思います。



関連資料リンク

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核実験準備? 北、山岳地域に疎開令 韓国紙報道

核開発:「北朝鮮は核実験可能」


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国連安保理:対北朝鮮決議の採択・・北の強硬化と今後の展開

北朝鮮:麻薬中毒者が増加・・麻薬製造と麻薬中毒

平壌に中国人が溢れている?・・北朝鮮の危機感

米国、北朝鮮に全面金融制裁発動か?・・米愛国法311条
 (本店ブログ)







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中国:一人っ子政策の代償・・人口の高齢化と労働力の枯渇

一人っ子政策の弊害
 中国出生比 女児100人に男児121.2人

 このほど出版された2006年「中国人口と労働問題報告」
 (中国社会科学院社会科学文献出版社)によると、
 人口抑制政策(一人っ子政策)の弊害で
 中国の男女別人口比率の不均衡が年々ひどくなり、
 2004年には女子100人に対する男子の出生が
 121・2人に達した。
 
 女子100人に対する男子の出生比率は
 82年が108・5人、90年は111・3人、
 2000年には116・9人と不均衡は拡大。
 1人っ子政策により、農村では跡取りの男子を望む傾向が強く、
 超音波で性別を調べて違法に産み分けを行ったり、
 女子が生まれても届けなかったりすることが多いためとみられる。
 
 一人っ子政策は、人口年齢ピラミッドの不均衡も悪化させ、
 2050年には人口の約3割の4億人が
 60歳以上との推計もあり、
 専門家の間でも政策の見直し議論が活発になっている。

   (産経新聞)


中国の人口問題において男女比の不均衡も深刻だけど、
ニュース中にも書いてますが
それ以上に問題なのが
人口の急速な高齢化と将来の労働力不足でしょう。

メルマガ「中国最新情報」に
人口高齢化に関する中国紙「新華網」の翻訳記事が載ってました。
以下、一部引用します。


◆中国は20年来享受してきた人口効果を枯渇させている
 
 中国社会科学院人口労働経済研究所の蔡所長は、
 青島で開催されたフォーラムにおいて、
 出生率低下に伴い、
 中国が二十数年来享受してきた「人口効果」が枯渇し、
 余剰労働力不足といった重大な転換局面に直面しており、
 経済成長を労働生産性の上昇へと転換することが
 急がれることになるだろうと述べた。

 いわゆる「人口急増期」とは、
 人口ピラミッドの構造が
 「中間が大きく、両端が小さい」ことを指す。
 すなわち、労働力供給を満たし、社会負担を総体的に軽減させ、
 労働力、貯蓄の増加等をもたらし、
 社会経済発展に有利な状況である。
 
 中国経済と社会の発展は、
 世帯当たりの子育てコストを上昇させ、
 人々が子供を産むことを望まなくさせている。
 同時に、中国計画出産政策の結果、出産水準が低下した。
 
 過去二十数年、労働力の供給と高貯蓄率は
 中国経済に目に見える「人口効果」をもたらしてきた。
 一人当たりGDPへの貢献は4分の1を上回った。
 しかし、この貢献は人口構造の変化とともに徐々に減退しつつある。
 
 現在、中国の人口の自然増加率は既に0.9%に下がってきている。
 そして、65歳以上高齢者人口は7.6%に達し、
 国際的に言われている高齢化社会のハードルを突破してしまった。

 出生率の上昇に伴い、
 中国の労働人口は2013年に増加から横ばいへと変化し、
 その後漸減する。
 これは中国の「人口効果」が枯渇することを意味するという。
 現在の中国労働者人口は年間約1000万人増加にとどまり、
 それも年々減少してきていて、
 そう遠くないうちに労働者人口の増加数はゼロとなる。

   (中国最新情報 No.362)


トウ小平の一人っ子政策により、
膨大な人口の抑制をはかった中国。
この試みは成功したが、
その代償は人口の高齢化だった。

多産から小産へ。
ある時期を境にして政策の大転換が行われれば
何が起こるか?

出生率が極端に下がる。
毛沢東時代の多産状態から出生率が一気に2.0以下に下がり、
ある年代から子供の数が激減していく。

この結果、現在の中国の人口ピラミッドは
ダイヤモンド型であり、老人と子供が少なく、
中間の若者から中年層のみが厚い。

この状況がこのまま数十年推移すると、
当然の如く、老人層が極端に多く、
子供から中年までが薄いという逆三角形の形となる。
即ち、人口の高齢化である。

冒頭のニュース中にあるように、
このままいけば2050年には
人口の約3割の4億人が60歳以上になる。

若年層には極めて重い負担の時代の到来であり、
さらには、中国の経済発展を支えてきた、
豊富な労働人口の枯渇が始まる。



メルマガ:中国最新情報







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インド:「甘い甘い!」数千人が海水を浴びるように飲む

「海水が甘いゾ」 数千人殺到、競い合って飲む

 インド西部ムンバイで18日夜、
 「海の水が甘くなった」とのうわさが広まり、
 数千人が海岸に殺到して海水を飲む騒ぎがあった。
 
 水を飲んだ住民は地元テレビに
 「本当に甘い。奇跡だ」と口々に話したが真偽は不明。
 水は汚染されて茶色に濁っており、
 ムンバイ市当局は「病気になる恐れがある」と
 飲むのをやめるよう呼び掛けている。
 
 地元メディアによると、現場はムンバイ国際空港の南方。
 うわさを聞きつけた住民が競い合うように海水を飲んだり、
 ペットボトルに入れて持ち帰った。
 事故を警戒して一時は警察も出動した。

   (iza!)


こ、恐すぎて批評できません (ーー;)



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盧武鉉:某日の会食にて愚痴が爆発・・「私が犯した間違いがあるなら指摘してみてほしい」

北朝鮮の核実験準備の件で
マスコミも各ブログも大騒ぎになってますが、
それについて書く前に
大笑いしたネタがあったので載せておきます。


盧大統領「私が何を間違ったのか分からない」

 盧武鉉大統領は今月13日、
 マスコミ各社の幹部ら数人を青瓦台に招いて
 「支持率で頭を悩まされたことがほぼないが
 最近は少し悩んでいる」と述べたもようだ。
 文化日報が18日に報じた。

   (韓国新聞)


この13日のマスコミ各社との会合とは、
盧武鉉ご贔屓の左派新聞4紙、
韓国日報・ソウル新聞・京郷新聞・ハンギョレ新聞の
外交安保担当の論説委員を呼んで会食したもの。

本来ならば、論説委員たちから
外交・安全保障について意見を聞くという趣旨だったのですが、
盧武鉉、よほどストレスがたまっていたのか
途中から愚痴のオンパレードになってしまいました。

さすがに4紙とも、
この内容は紙面に載せませんでしたが、
別な新聞が内容をすっぱ抜き、
昨日あたりから韓国では
保守系マスコミを中心に大騒ぎの大爆笑となってます。

では、論評は控えて
盧武鉉の発言内容だけを羅列します。


<国政全般について>

 「私の任期はもう終わった。
 人々は私の言うことを聞かないようだ」

 「戦時作戦統制権問題に関する批判が多く、
 国策研究院に文章を書くように言ったが、
 誰も書こうとしなかった。
 残りの任期は、改革政策を推進することは難しく、
 従来の政策の管理だけをする考えだ」

 「多くの行政改革を実施した。
 大統領府のシステムを整備し、後任に引き継ぐ」

 「最近は次に誰が来ても、
 せいぜいうまくやってみろという歪んだ心と、
 うまくやって退かなければならないという、
 引き締まった心が半々だ」

 「これまでは支持率について悩まなかったが、
 最近は悩んでいる。」

 「最近、私の支持率が19%というが、
 金大中前大統領の16%よりはましではないか」

 「私が犯した間違いがあるなら一度指摘してみてほしい。
 私の任期中に生じた問題といえば
 成人ゲームセンターの商品券問題くらいしかない」


<北朝鮮に対して>

 「強情」

 「これ以上できることはない。挫折感を感じる」

 「状況がさらに悪化しないように管理し、
 次期政権に渡さざるを得ない」

 「米政府が極端な考えを持っていて、話が通じない」

 「北朝鮮に対する情報が不足しており、
 合理的な判断が外れる時が多い」

 「中国は北朝鮮の核兵器保有について
 あまり深刻に考えておらず、
 核兵器の技術も高く見ていないようだ」

 「北朝鮮との対話は、公式的なチャンネルが最も正確だ。
 非公式のチャンネルは成果がなかった」

 「李鍾ソク統一部長官は
 北朝鮮と接触できる最も信頼できるチャンネルだ」


<北朝鮮の非常事態の際には>

 「米国と中国が韓国を差し置いて
 北朝鮮問題を処理する恐れもある」

 「北朝鮮の非常状況発生時の『作戦計画5029』を
 組み直さなければならない」

 「(『作戦計画5029』では)
 米国が北朝鮮に軍隊を進入させることになっている。
 しかし中国は、国境まで米軍が来ることを望まない」


<戦時作戦権返還問題について>

 「米国とすべて合意して実施するのに、
 一部の保守マスコミが10年前とは違う論理をもとに
 攻勢に出たことで問題が大きくなった。
 作戦権を返還されても問題はない」

 「私の支持率がとても低いが故に、
 戦時作戦統制権の還元のような正しい政策も攻撃の対象となる。
 私が憎いから、政策まで憎いという状況になっている」


<対米関係について>

 「個人的にブッシュ大統領は私のことが好きだ」


<韓米FTA交渉について>

 「米国は25ヵ国からFTAを提案されたが、
 韓国を選択した」


<対日関係について>

 「(日本は)ありもしない脅威を作って浮上させる」


はい、ここまでです。
いやはや、すごいですね~

  「私が犯した間違いがあるなら
  一度指摘してみてほしい」

お前が言うかって感じですが(笑)

まあ、ここまで左傾しちゃうと
もう何を言っても無駄なんでしょうね。

ちなみに、この件について
朝鮮日報の社説には以下のように書いてます。

  大統領は
  「任期ももう終わりに近づいた。
  今後はこれまで行ってきた政策の調整だけに専念したい」
  と語った。

  これまで聞いた話のうち、最も歓迎できる発言だ。

こ、このパンチは強烈だなあ(笑)

盧武鉉が愚痴を言う気持ちも
少しは分かるような気がします (^_^;)



関連資料リンク

【社説】「私が犯した間違いがあるなら指摘してみてほしい」

盧大統領「人々は私の言うことを聞かないようだ」







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中国政府:ネット上の動画も規制へ・・動画は「金盾」の盲点か?

利用1億2300万人…中国がネット動画を検閲

 国営新華社通信(英語版)によると、
 インターネット規制強化を加速させる中国で、
 ネット上の動画規制に関する管理規定を
 早ければ月内にも発表するもよう。
 中国では自作のショートムービーやフラッシュアニメ、
 パロディー作品をブログなどで発信することが大流行。
 こうした作品中には社会や政治、政策の矛盾を揶揄した作品も多く、
 1億2300万人のネットユーザーを抱える中国としては、
 その影響力は見過ごせないようだ。
 
 規定の詳細は明らかではないが、
 ネット上で発表する映像作品はすべて、
 国家ラジオ映画テレビ総局の許可が必要になるみこみ。
 8月末か9月中に発表されるという。
 
 中国では新浪や捜狐、網易などの大手ポータルサイトが、
 素人やセミプロのビデオクリップ作品を積極的に配信。
 その中には、映画「PROMISE〈無極〉」の
 映像を無断使用したパロディービデオ「饅頭殺人事件」のように、
 著作権侵害の問題をはらみながらも、
 社会現象を引き起こすほど大ヒットしたものも少なくない。
 
 同規定が実行されれば、
 言論・表現の自由がさらに抑圧されるだけでなく、
 若い映像クリエイターの芽を摘み、
 中国の映像コンテンツ産業にも影響が出かねず、
 早くも「行政が公民の権利に干渉しすぎ」(競報)
 といった反発も出ている。

   (iza!)


動画は盲点だよね。
これは中国の誇るネット検閲システム、
「金盾」には引っかからないだろう。
語句による検索が全く効かないし。

中国政府によるネット検閲は、
それを破ろうとする在野勢力や西側諸国と、
守ろうとする当局によるイタチごっこが続いてきた。

規制を突破するソフトもいろいろ作られてきた。

◇フリー・ゲート(FreeGate)

◇ウルトラ・サーフ(UltraSurf)

◇傲游(Maxthon)

◇ダイナパス

◇ガーデンネットワーク

◇プシフォン

◇トール(Tor)

基本はアクセス禁止になってるサイトを
閲覧可能にするためのソフトだけど、
中国当局に協力する米企業シスコシステムズなどによって
「金盾」もバージョンアップをはかり、
今では勇名をはせた「フリー・ゲート」や「ウルトラ・サーフ」などは
完全に封じ込められてしまったらしい。

しかし、上記ニュースのように
ブロードバンドを使って政治的な動画をネット上に流し、
こいつをダウンロードさせれば
中国当局もなかなか対応に困るだろう。

たとえば1989年の天安門事件の動画。
こういうのをガンガン流せばどうなるか?
「毛沢東秘話」なんて動画を作って配布したら物議をかもしそう。

おそらく、現在の金盾システムでは
「良い動画」と「悪い動画」を自動的に選別できない。
だから、一律許可制にしたんだろうね。

案外、この「動画」ってのは盲点かもね。
30分程度の政治的番組を作ってネットで配布する。
メールと違って文字の検閲には引っかからないし、
30分でも十分なメッセージとなる。

日本でも中共を揶揄する政治的なフラッシュとかはあるけど、
これを動画で作ったらインパクトがあると思う。

中共は米国あたりで
「南京大虐殺」などの反日宣伝工作を
傘下の団体を使って行っている。
しかし、こいつを論破する秀逸にして爆笑の動画が
「You Tube」あたりにアップされたら
これはそうとうの反響を呼ぶと思うよ。

また、これが中国国内で流布したら
かなりの影響力があるでしょう。
海外の反中共系組織は
ここらへんに目をつけると面白いかも。



関連資料リンク

中国、ネット規制巧妙化 パソコンごとの検閲 回避ブラウザに対抗

Jog:「天網恢々、疎にして漏らさず」
 ~ 中国のメディア・コントロール(下)






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台湾政府の靖国参拝評価・・マスコミが文意を曲解

メルマガ「台湾の声」から転載。


◆靖国参拝への台湾政府の立場を歪曲して伝えた日本メディア

 小泉神社の靖国神社参拝に中韓が抗議する中、
 台湾外交部の呂慶龍スポークスマンは15日
 「台湾と日本の関係強化を期待するとともに、
 日本がポジティブな視点から過去の歴史を見て、
 積極的にアジア太平洋の平和に貢献してほしい
 (日本能以正面的眼光看待過往歴史,
 並以積極性的方式為亞太和平作出貢献)」とコメントした。

 これは日本が歴史において果たしてきた役割を肯定し、
 その上で、今後の日本の貢献を期待するもの。
 中韓と180度異なる歴史観からの発言で、
 陳水扁政権の去年までのコメントと比べても、
 台湾主体の歴史観を打ち出しており、画期的と言える。

 ところが、日本の報道では「直視すべき」(毎日)、
 甚だしくは「正視すべき」(産経・NNA)と訳し、
 「日本政府が歴史を直視していない」
 という批判を込めているように伝えている。
 これは台湾政府の立場を、あたかも批判的であるかのように、
 正反対に曲げて伝えているものだ。
 重みのあるコメントの真意を伝えず、
 このような歪曲報道を行ったのは、怠慢を通り越して悪質である。
 台湾報道のプロを自任するのであれば、
 翻訳にも責任を持つべきではないか。

 一方、在台中国人であり
 中国的歴史観を持つ国民党の馬英九主席は16日
 「日本はこの問題についてもっと慎むことで、
 隣国の好感を得ることが出来る
 (在這議題上應該更為謹慎,才能贏得隣邦的好感)」
 と、中国寄りの視点でコメントを出した。

   (台湾の声ニュース 2006/08/18)


なるほど。
確かにこれだと意味が違ってきますな。

日本で配信されたニュースは以下。


<首相靖国参拝>各国の反応

 呂報道官は「台湾と日本の関係強化とともに、
 日本が歴史を直視し、アジア太平洋地域の平和創出に
 貢献することを期待する」と述べるとともに、
 中韓両国が反対していることについては
 「歴史は歴史に過ぎず、
 過去ばかりこだわっていては未来は見えない」とした。

   (毎日新聞)


【台湾】過去の歴史を正視すべき=台湾外交部

 台湾外交部の呂慶龍スポークスマンは15日、
 同日早朝に小泉純一郎首相が靖国神社を参拝したことについて、
 「台湾と日本の関係が強化されるのを期待すると同時に、
 日本は過去の歴史を正視すべきで、
 積極的な方法をもってアジア太平洋地域の平和に
 貢献して欲しい」とコメントした。

   (NNA)


台湾は「首相の参拝」賛否言及避ける  

 中央通信によると、
 台湾外交部(外務省)の呂慶竜報道官は15日、
 小泉純一郎首相の靖国神社参拝について、
 「日本は過去の歴史を正視すべきだ」と指摘する一方、
 「台日関係が強化されることを期待する」と述べて
 参拝の賛否には言及せず、
 対日関係を重視する従来の姿勢を強調した。

 呂報道官は「日本は積極的にアジア・太平洋地域の
 平和に貢献してほしい」とも語り、
 中国と政治的に対立する台湾として、
 域内の多様な世論に配慮する姿勢を示した。

   (iza!)


日本でのニュースだと、

  日本は歴史を直視・正視しなきゃ駄目だぞ。
  でも、アジアの平和にも貢献して
  日台関係もよろしくね。

という感じで、賛成とも反対とも言いかねるような
そういうニュアンスで受け取れる。

でも、冒頭の翻訳が正しいのなら、

  過去ばっかりこだわらずに、歴史をポジティブに見て
  積極的にアジアの平和に貢献してね。
  日台関係もよろしく。

となる。

まあ、私は台湾語は分からないけど、
この原文、

  日本能以正面的眼光看待過往歴史
  並以積極性的方式為亞太和平作出貢献

これがそういう訳ならば、
陳水扁政権はかなり踏み込んで評価してくれたことになる。

う~ん、恐ろしいね。
マスコミのフィルターを通すと、
文意自体が全然変わってくるんだから。
これは意図的なのか、単なるミスなのか?

少なくとも産経にはしっかりしてほしかったな・・。



メルマガ:「台湾の声」






テーマ:靖国参拝 - ジャンル:政治・経済

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「中国内情サイト」の更新情報・・中国の司法制度と警察官襲撃事件

中国の硬派週刊誌「南方週末」の翻訳サイト、
現代中国で何が起こっているか」が更新されました。

”黄静”事件

海南省で大規模の警察襲撃


「”黄静”事件」は中国の警察や司法制度の
あまりのいい加減ぶりがよく分かります。

「海南省で大規模の警察襲撃」は
迷信に満ちた中国の村で
警察官が襲撃された事件を扱っています。

両方の記事ともに
中国社会の内情がよくでています。
ご興味のある方はどうぞ。



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レバノン紛争の終結とイスラエルの敗北

停戦決議の舞台裏 イスラエルの苦戦に米国は動いた

 ブッシュ米大統領は14日、レバノンでの停戦発効を受け、
 イスラム教シーア派組織ヒズボラが「敗北を喫した」と語った。
 しかし、実際にはイスラエル軍がヒズボラの抵抗で
 予想以上に掃討作戦に手間取り、犠牲者も増えたため、
 米国としても11日の国連安全保障理事会での
 停戦決議を急いだようだ。
 
 「コンディ(ライス国務長官の愛称)は10日夜に決断した。
 (国連本部のある)ニューヨークに行き、
 まとまるまで座り続けると」。
 米政府高官は14日付の米紙ニューヨーク・タイムズに
 決議採択の舞台裏を打ち明けた。
 同長官が11日にニューヨーク入りするまで決議の行方は
 不透明だった。
 
 米仏両国は5日、いったんは戦闘停止に向けた決議案で合意した。
 ところが、イスラエル軍の撤退が盛り込まれていなかったため、
 レバノン側が反発。
 修正協議を行ったが、米国は国際部隊の派遣前に
 イスラエル軍が撤退することには難色を示した。
 シラク仏大統領は独自案の提出、
 ボルトン米国連大使は拒否権行使の可能性を示唆した。
 
 イスラエルはその間、
 レバノン南部での地上作戦拡大の方針を決めた。
 ヒズボラのロケット弾攻撃にイスラエル側の死傷者も増え、
 米政府内では「イスラエルが軍事的勝利を収めるのは難しい」(高官)
 とみて停戦が必要との認識が広がった。
 ライス長官によるニューヨーク行きの決断は
 こうした米政府内の考えを反映したものといえる。

   (iza!)


今回の紛争に関してはいろいろな見方がでてますが、
ただ一つ言えるのは
「イスラエルが戦略的に敗北した」ということ。

個々の戦闘だけとってみれば勝敗は様々に分かれるのでしょうが、
「ヒズボラの壊滅」という当初の戦略目的を達成することなく、
国連決議に救われるような形で撤退するわけですから、
これはイスラエルの敗北です。

この紛争の結果は、
今後の中東情勢に激震を巻き起こすでしょうね。
イスラエルの不敗神話が崩れたことは大きい。

確かに第四次中東戦争でもイスラエルは
緒戦においてエジプト軍の対戦車ミサイル部隊に
大打撃を食らいましたが、
戦争終盤においては巻き返し、
アラブ側の敗色に慌てたブレジネフが仲介に入ることで
あの戦争は終結しました。
即ち、個々の戦闘では勝ち負けはいろいろあったものの、
戦争全般においては戦略的に勝利しました。

しかし、今回の紛争は全く逆です。
また、第四次中東戦争では
エジプトやシリアなどの国家の正規軍が相手でしたが、
今回の相手は、ただの武装組織に過ぎません。
それに負けたわけです。

逆にヒズボラは
イスラエルの侵攻を防ぐという戦略目的を達成しました。
もちろん、彼等の打撃も大きかったでしょうが、
それ以上に「イスラエルに勝った」という無形の財産を手にしました。

この紛争での戦闘を見てると、
「民心を得ない侵攻軍はゲリラ戦に弱い」という古来からの原理が
そのまま当てはまるような展開でした。
これは米国のイラク侵攻も同様ですが。

また、イスラエルもさることながら、
これを後援していた米国の中東政策も打撃を受けるでしょう。
アフガン情勢の悪化、イラクの混沌、
そしてイスラエルの敗北。

「中東の民主化」という、
大風呂敷をかかげたブッシュ政権ですが、
これでは民主化どころの騒ぎではありませんね。

さて、この混沌の情勢の合間にも
米国のイラクとアフガンの戦費は財政を圧迫し、
米兵の血は流れ続けています。
そして、事態は好転してるかというと全く良くなっていません。
それ以上にまずいのは
「好転する公算」が全く無いことです。
打開の方法論が無い。
前途が全く見えない。
米国の国力の限界が
全世界にハッキリとさらされる結果となっています。

これから十数年、この地域の混乱は
拡大することはあっても、終息は無いでしょう。
地域の「重し」になっていたのが米国という存在ですから、
この重しが軽くなれば秩序が乱れるのは当然のことです。



関連資料リンク

ヒズボラ、強力な対戦車ミサイルで抵抗
 イスラエル軍に大きな誤算

中東 TODAY:ヘズブラの勝利はアラブを激変させた

首相と国防相の支持率下がる イスラエル世論調査






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韓国政府:「戦犯」分祀でも靖国参拝容認せず・・反日原理主義

分祀でも靖国参拝容認せず 韓国政府が内部確認と報道

 韓国の聯合ニュースは16日、
 小泉純一郎首相ら日本の政治家の靖国神社参拝問題について、
 A級戦犯が分祀(ぶんし)されても参拝は容認できず、
 問題解決とはならないとの考えを
 韓国政府が内部で確認したと伝えた。
 
 韓国政府は15日の小泉首相の靖国参拝に対し
 「A級戦犯が合祀されている靖国神社」との表現で非難したが、
 今後は分祀問題よりも首相ら政治指導者の歴史認識の改善が
 最重要との方針で対応する姿勢を示したといえそうだ。
 
 韓国の青瓦台(大統領官邸)関係者は聯合ニュースに対し、
 靖国神社内の「軍事博物館」である遊就館が
 侵略戦争を美化する施設と指摘、
 分祀した後に政治家らが参拝しても容認できないと述べた。

   (iza!)


これを要約すると、

  「盧武鉉には何を言っても無駄」

ということ。

中国などは政略目的で靖国問題を利用しているから、
まだ妥協の余地があるけど、
韓国の場合は「原理主義」で靖国を捉えてるから、
ほとんど何を言っても無駄。
彼等は全く譲らない。
ただただ、自らの主張を声高に言うのみ。

まあ、相手が日本だからなめてかかってる部分はあるよね。
過去を題材にすると罵倒しようが侮辱しようが
実質的な両国関係、ことに経済関係には何らマイナスに響かない。

ガタガタ言うなら
経済関係を冷却化するぐらいの措置をとってやればいいよ。
そうじゃなきゃ連中は気づかない。
他人の対する悪罵が
必ず自分にマイナスになって跳ね返ってくることに。





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首相の靖国参拝:欧米紙の論調は?

首相の靖国参拝に対する欧米論調を3つ、
いろいろな報道の中から拾ってみました。

まず、英タイムズ紙から。


<靖国参拝>平和国家として歩んできた道と評価…英タイムズ

 小泉首相の靖国神社参拝について、
 英タイムズ紙は16日付社説で、
 日本が過去の戦争の直視を怠ってきたとする一方、
 平和国家として歩んだ道を評価。
 「参拝問題は日本が平和国家かを試す
 重要なテストではない」と指摘し、
 解決について「最善の方法は追悼方法のコンセンサスを得るまで
 参拝凍結を宣言すること」と書いた。

   (毎日新聞)


「中国や韓国にも非はある」と社説…英紙タイムズ

 16日付英紙タイムズは
 小泉純一郎首相の靖国神社参拝をめぐり
 「日本は(中国や韓国との)外交的対立を
 鎮める努力をしなくてはならない」と訴える一方、
 「中国や韓国にも非はある」とする社説を掲載した。

 同紙は中国や韓国の参拝批判について
 「彼らの抗議は極めて激しい。
 このため日本が外国の命令に
 従うのかどうかという問題に論点が変わり、
 小泉氏は後に引けなくなった」と分析。
 靖国神社内の展示施設に
 太平洋戦争の開戦責任を米国に押しつけるような説明があることを
 「歴史の書き換え」と批判しながらも
 「非の一部は中韓両国にもある」とした。

 その上で同紙は「(問題解決の)最良の方法は、
 国のために命を落とした人々への敬意の示し方について、
 日本国民の間に合意ができるまで参拝を中止することだ」と提案。
 「首相交代は熱を冷ます好機だ」と訴えた。

   (ZAKZAK)


つぎに、仏ルモンド紙。


靖国参拝「軍国主義とは無関係」 仏紙、 客観的に報道 
 
 16日付の仏主要紙ルモンドは
 15日の小泉純一郎首相の靖国神社参拝に関し、
 「北京とソウルへの挑戦」と指摘。
 中国、韓国が反対するなかでの参拝は
 両国の圧力に屈しない外交姿勢の表れとのとらえ方を示した。
 
 また、同紙は首相が同日の全国戦没者追悼式で
 「アジア諸国の人々に対して多大な損害と苦痛を与えてきた」
 と述べて「深い反省」を表明したとし、
 首相の靖国神社参拝が
 軍国主義とは無関係なことも示唆するなど客観的に伝えている。

   (産経新聞)


最後に、米ワシントンポスト紙。


小泉の参拝は中韓への「捨てぜりふ」~Wポスト、
 写真付きで伝える
 
 
 15日付のワシントン・ポストは、
 小泉純一郎首相の靖国神社参拝を写真付きで報道、
 首相の任期が残りわずかなことや中国と韓国の批判を紹介しながら、
 参拝は「アジアの批判者に対する捨てぜりふ」と伝えた。

 同紙は米政府の立場について、
 日本と中韓の関係悪化には懸念を表明しているものの、
 小泉首相とブッシュ大統領の個人的関係もあり
 「靖国参拝については慎重に批判を控えてきた」と指摘した。

   (U.S. FrontLine)


まあ、文句を言いたい部分もありますが、
総じて客観的でクールな感じですね。

特に、

  「彼らの抗議は極めて激しい。
  このため日本が外国の命令に
  従うのかどうかという問題に論点が変わり、
  小泉氏は後に引けなくなった」

  「中国、韓国が反対するなかでの参拝は
  両国の圧力に屈しない外交姿勢の表れ」

  「アジアの批判者に対する捨てぜりふ」

ここらへんは本質をよく見てますね。


*欧米紙の論調に関しては
 あと数日たてば詳細に分かると思いますので、
 その時にガバッと掲載したいと思います。



テーマ:靖国参拝 - ジャンル:政治・経済

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シリコンで命拾いした女性と中国の小中学生詐欺・・笑ネタを2つ

ブラックな笑ニュースを2つ。


ロケット弾で負傷のイスラエル人女性、
  胸のシリコンで命拾い

 イスラエルと
 レバノンのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラとの戦闘中に、
 ヒズボラのロケット弾でけがを負ったイスラエル人女性(24)が、
 胸に埋め込まれたシリコンのお陰で
 命拾いをしていたことが分かった。
 イスラエル北部のナハリヤ病院のスポークスマンが
 15日明らかにした。
 
 医師らが胸のシリコンに
 爆弾の破片が埋まっているのを発見したが、
 女性の心臓から数センチと離れていない場所だったという。
 女性はすでに退院している。

   (世界日報)


70人の小中学生詐欺に遭う

 河南省の12歳から15歳の小中学生70人が、
 中学校の女性教師の勧めで
 寧波市に集団アルバイトに出かけ騙された。
 この女性教師は、寧波市の親戚が夏休み中、
 工場でのアルバイトを募集していると生徒と父兄たちに持ちかけた。
 一日8時間でひと月750元の給料、
 食費と住まいは準備されると言う条件で満18歳の生徒を募集した。
 貧しい家庭が多いため父兄も生徒も喜んで募集に応じ、
 7,8人の大人を含む84人が募集に応じた。
 しかし実際は12歳から15歳の子供たちで未成年だった。

 寧波市の仕事は説明されていた内容と大いに異なり、
 毎日16時間の葡萄の収穫の仕事だった。
 余りにも過酷な生活で、
 逃げ出した子供が警察に保護され実態が明らかになった。
 当地の公安、教育、労働部門が10日、
 現地に赴き子供たちを保護し帰宅させた。
 警察は、詐欺にかかわった女性教師の行方を捜査している。
 
   (中国特快)


シリコンもすごい話ですが、
この中国の女性教師も凄いやつです。

  河南省の12歳から15歳の小中学生70人が、
  中学校の女性教師の勧めで
  寧波市に集団アルバイトに出かけ騙された。

出だしからしてリアルなインパクトがありますね(笑)




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中国のアニメ振興政策・・「アニメ強国」だとさ

日本アニメの放映禁止=来月からゴールデンタイムに-中国

 13日付の中国紙・北京青年報によると、
 中国国家ラジオ映画テレビ総局は国内の各放送局を対象に、
 9月1日から海外のアニメ番組を
 午後5時から8時までのゴールデンタイムに
 放映することを禁止する決定を下した。
 
 香港の人権団体・中国人権民主化運動情報センターによれば、
 中国で放映される海外アニメの92%は日本製。
 同センターは「日本のアニメを対象とした措置だ」と指摘した。 

   (時事通信)


中共の日本アニメ抑制令、
理由は2つでしょう。

1,国産アニメの振興

2,アニメを通じて
  自由主義諸国の価値観が青少年に浸透することを避ける。

中国では日本アニメは大人気らしいね。
ドラエモンとかが人気があるらしい。

前々から中国は「アニメ大国」たらんと
国を挙げて国産アニメをバックアップしてきた。
まあ、こういう「アニメ」っていうカテゴリーに対して
「国家の総力を挙げて」なんて感覚の方が変だと思うけどさ。

さて、関連した内容が
メルマガJMMに載っていたので一部引用します。
以下、JMMの384号から。


◇『大陸の風-現地メディアに見る中国社会』 第76回
    「未来世代に向けて」

 ところで、先週、中国国務院(内閣に相当)弁公庁が
 『我が国のアニメーション産業発展推進についての若干意見』を発表し、
 「今後、5年から10年のうちに
 世界のアニメーション強国になる」ことを宣言した。
 それによると、アニメーション産業発展協議会には
 文化部を筆頭に、教育部、財政部、テクノロジー部、
 情報産業部、商務部、税務総局、工商総局、
 広播電影電視総局(ラジオ、映画、テレビを管轄する機関)、
 新聞出版総署などがずらりとならぶ。
 これだけ見ても、政府の力の入れようがよく分かる。

 ただ、「なぜに突然アニメ?」
 という疑問が頭をついて離れなかった。
 今回それを解こうと
 インターネットで見つけた資料を読んでいるところに、
 ひょっこりとアニメーション制作を手がけている、
 中国人アーティストから久しぶりに電話が入ったので、
 「内部事情」を尋ねてみた。

 「突然じゃないのよ、もう数年前からやってるの。
 でも、政府は分かってないのよね。
 アニメ産業ってのはIT産業のように
 若い人が大学でお勉強すれば出来るってものじゃないってことを。
 学校に入れて技術をお勉強させれば産業として成り立つ、
 そういう経済的な視点でアニメ産業振興って言ってるのよ、
 今のところは」

 日本で長く暮らした経験を持つこの中国人アーティストは
 また、「(中国のトップ大学である)清華大学や中国電影学院、
 そして中国美術学院にも数年前から
 アニメ学科が設けられているけれど、ぜんぜん役に立たない。
 そんな学校を出た人たちは芸術家気分で
 『カッコいい』アニメを作ろうとする。
 アニメに必要なのは、情感、想像力、そして童心なのに、
 学校で学んだ子はすっかりそれらが削がれてしまっている」
 とも言った。
 そこには、功利的になってしまったと
 最近あちらこちらで批判されている大学教育の欠点も
 影響しているらしかった。

 「…テレビでは、中国広播電影電視総局によって、
 毎日アニメを流すように規定されている。
 しかし、国産のものが間に合わず、
 25万分分の不足は中国のアニメ関係者にとって
 口に出来ない痛みとなっている…(略)
 ある調査によると、青少年の最も好きなアニメ作品のうち、
 日本や韓国のアニメが60%、欧米のアニメが29%、
 中国国内及び香港や台湾地区のものはわずか11%であった。
 我が国のアニメ産業の市場は800億元分が不足しており、
 それを自分で埋めることができないために、
 それに目をつけた海外のアニメが当然のように金をさらっている…」
 (「海外アニメの侵入で、中国アニメ産業は『荒』から『慌』へ」
 北京現代商報・7月14日)

 「中国国内のアニメーション制作について、
 中央電視台青少年センターの余培侠氏は
 『楽観できないね』と言い切った。
 同氏によると、アニメーション産業は実際には創意産業であり、
 『現在のところ、我々の欧米日のアニメーションとの差は
 主に創意面にある。
 中国の子供たちは我々のアニメに満足せず、
 我々のアニメは話が古臭く、ストーリー展開も古臭く、
 手法も古臭く、キャラクターにもユーモアや派手さがない。
 実のところ、制作面や設備では
 我々もすでに国際レベルに近づいている。
 ただ、優秀なアニメクリエーターがいないんだ』」
 (「『漫』遊記・業界」新京報・2005年10月15日)

 これが実際に国家政策として産業化された背景らしい。
 ただ、そうした創意者、クリエーターをどう育てるのか。
 先の友人の話でも現在の学校では
 まだそこまでの体制が整っていないことが分かる。

   (JMM 384号)


やっぱり、創造性の問題だよ。

技術は確かに必要で
世の中の全てのプロフェッショナルな分野では
技術力が無ければ競争力を保持することはできない。
ゆえに技術力は必要。

でも、そこからさらに上をいくには
やはり創造性・創意の問題でしょう。
特にアニメみたいな感性が必要とされる分野ではね。

官製の社会主義的計画経済みたいな発想で
良質なアニメが、じゃんじゃん作れると思ったら大間違い。
中国製品特有の発想で
低価格品の大量生産みたいにはいかないよ。
甘いよ、甘い。

他ならぬ日本政府が
最近はアニメの威力に目覚めつつある。

外務省:文化外交の新発想―みなさんの力を求めています

なんせ、あの麻生大臣が
実はアニオタだということはよく知られている。
この人、一部では「ローゼン麻生閣下」と呼ばれているし (^_^;)

ジョゼフ・ナイじゃないけど
これも「ソフト・パワー」の一つ。
ジャパン・イズ・クールなんて言葉が
最近、海外からよく聞こえてきて、日本文化の評価が上がっている。

オタクも海外で増えてきた(笑)

東海岸最大のアニメイベント『Otakon2006』開催!!

オタク文化、仏で人気 イベントに6万人予想

このアニメの隆盛が、
あの非自由主義国家・中国に
そうそう簡単に抜かれるとは思えませんな。

中国政府もそのうち、

  「中国人学生をアキバに留学させる」

なんて言い出すんじゃないかね。

  「胡錦涛、アキバを視察」

ってなったら大笑いなんだけどさ。

考えてみたら、
アキバって「資本主義的害毒」の極地だもんね(笑)



関連メルマガ

JMM






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靖国余話

余話として書きます。

今回の首相の靖国参拝を見るにつけ、ハッキリしたのは、
「中国が負けた」ということです。

次期首相に安倍氏が選ばれそうな雲行きだし、
そして、8月15日の参拝者は25万8千人、
史上最高の人手だそうで、

  首相の参拝
    +
  安倍首相の誕生
    +
  25万8千人の参拝

この3点セットで、
中国の内政干渉は封じ込められたということです。

封じ込められたばかりか、
逆に日本人のナショナリズムを煽ってしまい、
25万の参拝客を呼び寄せたわけで、
結果的に逆効果となってしまいました。

ざまあみやがれ、という感じですが、
中国政府は反日暴動の再現を恐れ、
ことをこれ以上荒立てる気はないでしょう。
日中関係が悪化すれば、より困るのは彼等の方なんですから。

私は決して小泉政治を手放しで評価する者ではありませんが、
この首相の参拝は後世においては間違いなく、
日本の国策の一つの転換点と目されるようになるでしょう。

また、去年のサッカー・アジア杯での
中国人観客の罵詈雑言から続く、
中国の反日攻勢の一つの終着点でもあります。

中国のことですから
今後もいろいろ仕掛けてくるでしょう。
彼等は日本がおとなしい子羊のままでいることを望んでますから。
決して日本が強大になることを望んでませんから。

まあ、そこらへんはお互い様ですけどね(笑)




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首相の靖国参拝:敗戦責任と東京裁判について

朝からマスコミが首相の靖国参拝で大騒ぎしているので、
逆に靖国や終戦記念日について書く気が全くなかったのですが、
思うところあって、頭に浮かぶままに
あの戦争についてポツリポツリと書いてみようと思いました。


<敗戦責任について>

私が、あの戦争を振り返る時に
真っ先に頭に浮かぶのが

  なんで負けたんだ?

という思いです。
不謹慎ながら「戦争の惨禍」だの「不戦の誓い」だのではありません。

歴史の大きな流れや
自由や民主主義はともかくとして、
一人の愛国者として思うのは
「やる以上は勝ってほしかった」ということです。

戦前を振り返る時に
戦後日本は善悪の倫理観で歴史を断罪してきました。
私はそういう観点を否定する気はありませんが、
そろそろ戦後半世紀たった今、
冷徹に「国益」や「国家戦略」という観点で
あの「大日本帝国」の行動を振り返るべきだと思います。

戦争を振り返って思うのは
とにかく下手すぎたということですね。
前線の兵士や下士官クラスの勇猛さは世界的に定評がありましたが、
佐官や将官クラス、さらに政治家・指導者の戦争指導は
やはり他国と比較してレベルが低いと思います。

ガダルカナルの戦いやインパール作戦なんてその代表例ですが、
ああいう戦史はとても誉められたものではありません。
特にインパール戦なんてものは
世界史に残る愚劣な戦です。

ああいう部分をもっときっちり検証すべきで、
「敗戦原因」「敗戦責任」は明確にすべきです。
善悪論ではなくて、「戦略・戦術」の技巧論です。

政治家・指導者レベルで
彼等の国家戦略と戦争指導の巧拙を問い、
軍人レベルで
戦争における戦略・戦術の巧拙を問うべきです。

政治家は国家の進路を誤らないように棒給と権限をもらい、
軍人は戦争で勝つように
兵器と部下の生殺与奪の権を与えられています。
である以上、負けた以上、
負けた原因と責任を追及されるのは当然のことです。

そして付言しておきますが、
この「敗戦責任」と靖国合祀は何の関係もありません。
民主党の小沢氏はここらへんがトチ狂ってると思うけど、
負けた責任と靖国に祭ることは全く関係の無いことです。

いわゆる「A級戦犯」に限らず、
靖国神社に祭られている多くの軍人たちには、
勇敢な者もいれば、臆病だった者もいるでしょう。
名将もいれば愚将もいる。
軍人の鏡のような人もいれば、
いたずらに部下を死なせた卑怯者だっているでしょう。

しかし、靖国にはそういう賢愚や勇怯など関係なく、
皆、一視同仁に祭ってるわけで、
それが祭儀というものの本質でしょう。
靖国は論功行賞の場ではない。

私は東条氏に関しても毀誉褒貶あります。
彼は陸軍官僚として優秀な人だったし、
きわめて生真面目な人だったと思うけど、
決して戦争指導者として有能だったとは思いません。
その意味において彼には敗戦責任があると思います。

しかし、靖国はそういう結果論を問う場ではないでしょう。
一視同仁に追悼する場でしょう。
結果責任で人をより分ける場ではないでしょう。
敗戦責任を問いたければ靖国とは無関係に問えばいい。


<東京裁判について>

東京裁判なるものは事後法による裁きで
とうてい「裁判」の名に値しないことは明らかです。
米国が自らの世界秩序を形成するにあたって紡ぎ出した、
「私刑の論理」「私刑の公刑化」に過ぎません。

首相の靖国参拝に反対する人の中には、
これがA級戦犯の問題と絡み、
日米同盟に深刻な影響をもたらすのではないかと
危惧してる人もいるようです。
故に、参拝は控えるべきだ、と。

しかし、別段、日本政府が公式声明で
「東京裁判は不当であり、認めない」と宣言したわけではない。
単に「戦死者を追悼」する意味で靖国に参拝しているに過ぎない。

ですから、これが日米離反につながるという発想は
いささか考えすぎでしょう。
要は、自由と民主主義の国家体制を維持し、
世界秩序の理念を共有しているならば、
首相の靖国参拝程度では日米同盟は崩れません。

ただし、いずれいつの日にか、
日本は「東京裁判は不当である」との声明を
世界に対して高らかに宣言する必要があると思います。

あれは国家の歴史に突き刺さったトゲです。
今は国際環境と彼我の国力差を考慮し、
このトゲを突き刺したままにしていますが、
時到らば、このトゲを抜き放つべきでしょう。

それは米国との国力差が縮まった時、
日本の政治力・軍事力が
世界の中で無視できない位置を占めた時。
この時に宣言すべきでしょう。

果たしてそういう時が訪れるか否かは分かりませんが、
日本国家は志を遠大に保つべきです。
一時の国際環境に幻惑されて
つまらない分祀論や参拝不要論に拘泥することなく、
粛々と総理は参拝を続け、現国際環境の中で志を保ち続ける。
そして時が到れば堂々と
東京裁判の無効・不当を宣言すればいい。

要は、国際社会における日本の地位次第です。
地位が低ければ周りの言うことを聞かざるをえないし、
地位が高くなれば独自の論理を発揮していけばいい。

それまでは内において志を維持し続けること。
これが肝要かと思います。






テーマ:靖国参拝 - ジャンル:政治・経済

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韓国女性首相:靖国妄言と左派活動家の履歴

小泉首相が靖国に参拝して
例によってマスコミや中国が
やいのやいのと騒ぎ立ててますが、
8月15日は心安らかに過ごしたいものです。
無視しましょう。

ただ、前日14日の
韓国の韓明淑首相の発言は
ええ加減にせえよ、と思ったので取り上げました。

以下、関連ニュースを2つ列挙します。


韓首相「靖国参拝は未来志向的な韓日関係の妨げ」

 韓明淑首相は14日、
 日本の小泉純一郎首相の靖国神社参拝について、
 「小泉首相の参拝強行が未来志向的な韓日関係を妨げている」
 との見解を明らかにした。

 韓首相は、光復節(植民地支配からの独立記念)を翌日に控え、
 元慰安婦が住む京畿道広州郡の「ナヌムの家」を訪れた。
 総理室関係者によると、韓首相は未来志向的な韓日関係を
 妨げるようなことが多く残念だとしながらこのように述べ、
 靖国神社参拝が行われる場合、政府として強く抗議する方針を示した。

 また、元慰安婦らが早く真の解放を迎えられることを望むとし、
 日本が本当の意味での謝罪と真相究明で償うまで
 要求し続けると強調した。

 韓首相はナヌムの家に併設された歴史観を見て回りながら、
 強制拉致や動員といった反人権的な犯罪行為は
 到底あってはならないと言葉に力を込めた。
 北朝鮮に拉致された日本人被害者、横田めぐみさんの問題にも触れ、
 「この問題を正面から取り上げるには、
 韓国に住む数多くのめぐみさんのような人々の問題を
 まず解決しなければならない」として、
 慰安婦問題に消極的な日本政府の姿勢を遠まわしに批判した。

   (YONHAP NEWS)


拉致解決より慰安婦問題=「多くのめぐみさんいる」-韓国首相

 韓国の韓明淑首相は14日、
 京畿道広州郡の元従軍慰安婦が暮らす施設を訪問し、
 「日本が(北朝鮮に拉致された)横田めぐみさんの問題を
 堂々と提起するためには、
 わが国に住んでいる多くのめぐみさんのような
 (日本に強制連行されたり、慰安婦とされた)方々の問題を
 先に解決しなければならない」と主張した。
 通信社・聯合ニュースが報道した。

 韓首相の発言は、日本が拉致問題の解決を求めるなら、
 慰安婦問題などにもっと積極的に
 取り組むべきだとの認識を示したものだ。
 しかし、この見解は拉致と強制連行問題などを同一視する、
 北朝鮮の主張と似通っており、
 日本の拉致被害者家族らの反発を呼びそうだ。 

   (時事通信)


内容に関しては馬鹿左翼の典型なので
あれこれ論評する気はありません。
ほとんど紙面の無駄です。

この「韓明淑」が首相に就任した時に
日本のニュースには「知日派」なんて文字が並んでましたが、
まあ、「妄想知日派」という意味では当たっています。

韓明淑はウリ党の国会議員出身で
金大中政権時に女性省の長官、
盧武鉉政権になってからは環境省の長官を務めました。

もともとは梨花女子大卒のインテリで
左翼活動家として活動し、
1979年には逮捕されています。

言動を見るかぎりではバリバリの左派で、
親北・反日の言動を繰り返し、
「従軍慰安婦」やジェンダーフリーの運動で
日本の女性馬鹿左翼とつるんでいます。

1995年に博士号習得の為に
夫と子供を連れて、お茶の水女子大に留学して
約二年半、同大で学んでいます。

この時、彼女を指導したのが
原ひろ子・ジェンダー研究センター教授です。
ジェンダーフリーの有名論客の一人ですが、
この人から熱心に学んでいったわけですね。

韓国初の女性首相 韓明淑さんとお茶大コネクション

さて、韓明淑は2005年9月にも来日しています。
この時は「女性問題に熱心な韓国国会議員」として、
あるシンポジウムに出席しています。
その名は、

  「戦後60年を問い、
  東北アジアと日本の未来をひらく女性のつどい」

いかにもタイトルからして内容が想像できそうです。

ちなみに、このシンポジウムの呼びかけ人は、

 ◇青木恵子(日本YWCA会長)

 ◇石毛瑛子(衆議院議員)

 ◇内海愛子(恵泉女学園大学教員)

 ◇大鷹淑子(元参議院議員)

 ◇櫛渕万里(ピースボート共同代表)

 ◇清水澄子(朝鮮女性と連帯する日本婦人連絡会代表)

 ◇土井たか子(衆議院議員)

 ◇牧野苓子(I女性会議共同代表 福岡のつどい実行委員会)

 ◇松浦順子(日本キリスト教協議会女性委員会委員長)

 ◇三木睦子(三木武夫記念館館長)

 ◇山谷新子(日本キリスト教婦人矯風会元会長) 

と、もの凄いメンバーが並んでいます。
オールスターが勢揃いというか、
富士の裾野の怪獣大決戦というか。

シンポジウムの内容は、

 ◇日本の戦後責任を問う

 ◇東北アジアの非核化をめざして

 ◇教科書問題の打開

 ◇民族教育の自由な発展 

 ◇民族差別に抗して

こんな感じで、
一度、拝聴してみたい気がしないでもありません(笑)

で、この時の韓明淑の講演内容は以下です
全部読むと頭がおかしくなるので読み飛ばしてください。


 私はみなさんに問いたい。
 日本は今、どこに向かっているのか。
 日本の人々は、この国をどうしたいのか。
 日本という船は、今、漂流することなく、
 正しい方向へ向かっているのかと。

 私には人類が発展させるべき平和や
 民主主義といった普遍的価値から見ると、
 日本は時代の流れに
 逆行しているのではないかという気がしてならない。
 日本の人々は経済を発展させるうえで
 優れた能力を発揮させているのに、
 政治、社会を発展させることには、
 のんびりしすぎているのではなかろうか。

 そのような憂慮の具体的一つとして、
 日本の憲法改定をめぐる論議、
 とくに非武装平和主義で侵略戦争を否定した9条については、
 韓国からもさまざまな思いがある。
 9条の問題は、日本が
 「戦争をする国」になるかどうかの問題である。
 そして、憲法改定とともに自衛隊が軍隊へと格上げされれば、
 東北アジアをはじめとするアジア全体の平和、
 安保の地形は大きく揺れ動くことになり、
 アジアに深刻な軍備競争を招くことは明らかだ。
 現在も世界2~3位の防衛費を持つ日本の自衛隊が
 軍隊へと再編されれば、
 東アジア各国の安保への不安は、いっそう高まるだろう。

 日本社会へのもどかしさの背景には、
 なぜ、過去の歴史を真摯に捉え、
 アジア諸国との信頼の基礎を
 築こうとしないのだろうかという思いがある。

 日本の歴史認識と過去の清算を阻害している大きな要素の一つは、
 日本の人々がアジア太平洋戦争当時の被者意識を持っていながらも、
 逆に日本がアジアの多くの国々を侵略し、
 朝鮮を植民地として支配したという加害者意識が
 希薄であることではないか。

 朝鮮半島と日本に生きる私たちが、
 真の和解と信頼の中で友人となるためには、
 朝鮮半島と日本、在日の市民の間で
 被害の記憶と加害の記憶をつき合わせ、
 真摯な歴史対話の機会を制度化する必要がある。

 日本の政治家たちの歴史をめぐる妄言は、
 1940年代から続いている。
 韓国の人々が歴史の痛みを忘れる頃になると
 政治家の妄言により昔の傷を蒸し返す。

 「韓国の経済発展は日本の植民地支配のおかげだ」
 「36年間の支配は搾取ではなく、善意によるものだ」
 「日本軍『慰安婦』は強制ではなく、
 お金儲けのために好きで行ったのだ」という趣旨の発言が絶えない。
 これまでの小泉内閣の閣僚の中にも妄言スターが何人もおり、
 そういったことが私たちの心を傷つけている。

   (朝鮮新報 2005/09/24) 


この妄言女性、実務能力はさほどなく
盧武鉉が朴槿恵に対抗させるために
首相に任命したのが真相のようですね。

北朝鮮のミサイル乱射時も、

  「過度に解釈すれば問題解決の出口を設けにくい」

  「現政権の対北朝鮮宥和政策を放棄する必要はなく、
  南北協力事業は 継続する」

などと言って北を擁護してました。

もっともこの時は、
盧武鉉と統一省長官がアホな発言を乱発していたために
韓明淑はあまり目立ちませんでしたが。

とまあ、韓国の首相はこういう人です。
「あの大統領にして、この首相あり」とでも言うべきでしょうか。
一族郎党あわせて赤旗を振り回しています。



関連資料リンク

シンポジウム「戦後60年を問い、
 東北アジアと日本の未来をひらく女性のつどい」

次期首相に指名された韓明淑ってどんな人?






テーマ:韓国について - ジャンル:政治・経済

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