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JALに日の丸を背負う資格無し・・「フラッグ・キャリア」が聞いて呆れる

今年の5月に、サマウに陸自部隊を移送する際に
防衛庁が香港のキャセイ航空を予約していたら
中国の横やりで潰されるという事案がありました。

やむなく関西空港発の別の外国民間機を使おうとして
羽田~関空間の移送を日本航空に依頼したところ、
日航に拒否され、隊員は新幹線で移動したとのこと。

この件に関して
「花岡信昭メールマガジン」の301号に
空自OBの感想が載ってましたので引用します。


 実は、私は空自OBであり、特に輸送機パイロットとして
 C-130や政府専用機の導入に深くかかわった者でありますので、
 後輩達がいろいろな悪条件の下で黙々と政府の求める要求に対応し、
 任務を立派に遂行してくれている姿には、
 ただただ手を合わせてご苦労様と祈る日が続いております。

 貴台が例として挙げられた5月のキャセイ航空の件については、
 あの日、我々の仲間が練馬駐屯地へ派遣隊員の見送りに行き、
 結局理由不明のまま出発延期を知らされ、
 見送りに集まった仲間達は、
 空しくその日は解散となったと聞いておりました。
 
 後で中国の嫌がらせではとの噂が流れてきましたが、
 関空までの移送に日本の民航会社にまで拒否されて
 陸送されたことも産経新聞で知り、
 「未だこんな事を民航は平気でやっているのか」と
 愕然としておりました。

 日本の航空会社には、
 危険区域への運航(邦人救出のための)を拒否した前例が数回あり、
 その都度、尻拭いを
 外国の民間航空機や自衛隊機が実施してきましたが、
 このことを誰も政治問題化させてこなかったため
 (あるいは同じ考えのマスコミにより握り潰されたのかも・・・)、
 彼ら組合は、自分達の主張が
 正しいものと自認しているのだと思います。
 
 特に自衛隊員は、このような仕打ちにあっても、
 黙々と与えられた任務に従事するのみでありますが、
 是非この機会に、テロ対策の一環として、
 組合員の徹底した内偵調査を期待します。
 
 彼らには、自分達が運航している航空機に
 「日の丸」が描かれていることの意味と
 その恩恵に預かっている事を知らないはずはないと思うだけに、
 なんともやり切れない気持ちであります。



ホント、やりきれませんね。

まあ、そもそも
最初からイラクに日航で行ければいいんですよ。
ところが日本の航空会社は労組の反対で
自衛隊の移送を拒否してるから
やむなく外国の航空会社を使わざるをえない。

湾岸戦争時にイラクから邦人を撤収させる時も
確かJALは「危ないから」と言って拒否した記憶があります。
あれのどこが「フラッグ・キャリア」なんでしょうか?
連中に日の丸を背負う資格などあるのでしょうか?

国策で作った会社にああいうふざけたことを
言わしちゃいけないんですよ。
日本政府も、連中をねじ伏せても強引に言うことをきかせないと。

JALの労組は共産党の影響力が強いそうですね。
パイロット気質と共産党の因果関係なんて
いまいち理解できませんが。

国家と国民の公益のために
命をかけてイラクに赴こうとしている自衛官に
「危ないから嫌だ」って、
オマエら、ふざけんなって感じですよ。

結局、サマウから陸自が最終的に撤収する際には
JALを説得して非組合員の運行により
なんとか部隊を日航機で帰還させましたけど、
この時もJALの組合は国交省に抗議したようです。

以下、7月26日の産経から。


◆交渉半年 「日の丸機」で撤収

 イラクへの派遣開始から2年半。
 最後の輸送作業となった今回の帰国で、
 陸上自衛隊員は初めて自国航空会社の
 日本航空(JAL)チャーター機を利用した。
 これまで防衛庁が外国航空会社の調達で四苦八苦する中、
 テロの危険性を理由に
 輸送を渋ってきたJALとしては大きな方針転換。
 その水面下では、ナショナルフラッグ機で有終の美を飾りたい防衛庁と
 JAL側の半年に及ぶ交渉や準備があった。
 
 平成16年1月からのイラク派遣では、
 JALや全日本空輸の乗員組合も参加する日本乗員組合連絡会議が
 「兵員・物資の輸送での民間機の利用は運航が危険にさらされ、
 テロの可能性を高める」と表明。
 JALや全日空は、組合への配慮などから
 同様の理由で輸送拒否を続けていた。

 防衛庁は、外国民間航空会社の定期便やチャーター便、
 政府専用機などを利用してきたが、
 同庁内部や自民党の中には「国を代表する隊員たちに対して、
 日本の航空会社はおかしい」との不満もあった。

 転機は昨年10月。
 JALがパキスタン地震の際、国際緊急援助隊の派遣隊員を輸送。
 スムーズな運航と日の丸を掲げる機体を目の当たりにした防衛庁は
 今年2月、JAL機の利用について
 「撤収・帰国だけでも」と同社上層部に非公式に打診した。
 JALも幹部協議を経て、前向きの姿勢を打ち返してきたという。

 JAL上層部の決断のはっきりとした理由は分からない。
 防衛庁関係者は「撤収という『片道』で、
 組合の同意などの敷居が低かったのでは」と憶測。
 国を代表する航空会社としての姿勢を
 内外に示したかったのではないかという見方もある。

 この後、具体的な交渉は一部幹部の間だけで進行。
 組合側に説明したのは、隊員たちが待つ撤収先のクウェートに
 チャーター機が出発する直前だった。
 「会社から正式説明はなかった」とするJAL乗員組合は、
 「運航乗務員(操縦士、副操縦士)は非組合員と聞いている」。

 交渉が進む中、想定外の事態もあった。
 今年5月、隊員約140人の輸送を
 羽田発で契約していた香港拠点のキャセイ航空が
 「中国当局の圧力」(政府高官)でキャンセル。
 防衛庁は急遽、関西空港発の別の外国航空機と契約したが、
 羽田-関空の国内輸送をJALに依頼せざるを得なくなった。

 しかし、問題が大きくなれば
 帰国に向けた準備まで表面化しかねないことから、
 JALは輸送を拒否。
 隊員たちは新幹線で大阪に移動した。

 こうした曲折の末、
 復興支援活動のありのままの姿としての迷彩服での帰国が実現。
 羽田空港には「作戦」を陣頭指揮してきたJAL幹部の姿もあった。
 JAL広報担当者は「公共輸送機関として自衛隊の活動には
 これまでも個別に判断して対応してきた。
 今回は撤収で戻るという人道支援目的の観点から
 引き受けた」と話した。

 日本乗員組合連絡会議などは24日、
 自衛隊員がJALチャーター便を迷彩服姿で利用したことに対し、
 「民間航空の軍事利用」として国交省や防衛庁に文書で抗議した。
 北側一雄国交相は25日の閣議後の会見で
 「人道支援活動を終えての帰国を
 軍事利用というのはいかがなものか」と述べた。

   (産経新聞 2006/07/26)


北側大臣も「いかがなものか」って
いかがもヘチマもあるかよって。

国策会社で「危ないからヤダ」なんて言うやつは
辞めてANAでもスターフライヤーでも
スカイマークでも転職しちゃえ。

航空会社も海運会社も国家がいざ危急の際には、
国策に協力するのが当たり前だよ。
それが万国の普通のあり方。

国家が背景にあり、国家の安定と国力を土台に
君らの会社も繁栄しているわけで
それを無視して勝手なことを言うなって。



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コメント

民間航空機を使う意義

自衛隊は全部自前でPKO活動などに行けばいいやんと思ってしまいます。

政府専用機のようなものまで運用しているんだし、日航に機体だけ「無償で」貸して(はぁと)、で良いんじゃないかと・・・。パイロットは空自に適当な数いるんだし。

海運会社では日本郵船が戦前と同様にこういう会社にあたるのでしょうか?

  • 2006/08/15(火) 06:35:33 |
  • URL |
  • クマのプータロー #-
  • [編集]

いざ有事の時に

> 自衛隊は全部自前でPKO活動などに

う~ん、逆に今の運用体制では
現行機だけでは無理だから民間機に頼るということでしょう。
政府専用機は2機でしょ。
で、自衛隊の輸送機は足が短い。
だから民間機に頼るんでしょうね。

最もPKOとかサマウ派兵のみならず、
国家有事の際の大規模な兵力輸送・移動を考えると、
最初から民間機の使用を前提に考えざるをえないでしょう。
全て自衛隊で保有となると
かえって効率が悪いし、コスト的に無理があるでしょうね。

> 海運会社では日本郵船が

いや、海運業界はあまり知らないです (^_^;)
でも、かなり国に対してはシビアだと聞いてます。

  • 2006/08/16(水) 00:55:20 |
  • URL |
  • ケイ@管理人 #-
  • [編集]

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