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中国のアニメ振興政策・・「アニメ強国」だとさ

日本アニメの放映禁止=来月からゴールデンタイムに-中国

 13日付の中国紙・北京青年報によると、
 中国国家ラジオ映画テレビ総局は国内の各放送局を対象に、
 9月1日から海外のアニメ番組を
 午後5時から8時までのゴールデンタイムに
 放映することを禁止する決定を下した。
 
 香港の人権団体・中国人権民主化運動情報センターによれば、
 中国で放映される海外アニメの92%は日本製。
 同センターは「日本のアニメを対象とした措置だ」と指摘した。 

   (時事通信)


中共の日本アニメ抑制令、
理由は2つでしょう。

1,国産アニメの振興

2,アニメを通じて
  自由主義諸国の価値観が青少年に浸透することを避ける。

中国では日本アニメは大人気らしいね。
ドラエモンとかが人気があるらしい。

前々から中国は「アニメ大国」たらんと
国を挙げて国産アニメをバックアップしてきた。
まあ、こういう「アニメ」っていうカテゴリーに対して
「国家の総力を挙げて」なんて感覚の方が変だと思うけどさ。

さて、関連した内容が
メルマガJMMに載っていたので一部引用します。
以下、JMMの384号から。


◇『大陸の風-現地メディアに見る中国社会』 第76回
    「未来世代に向けて」

 ところで、先週、中国国務院(内閣に相当)弁公庁が
 『我が国のアニメーション産業発展推進についての若干意見』を発表し、
 「今後、5年から10年のうちに
 世界のアニメーション強国になる」ことを宣言した。
 それによると、アニメーション産業発展協議会には
 文化部を筆頭に、教育部、財政部、テクノロジー部、
 情報産業部、商務部、税務総局、工商総局、
 広播電影電視総局(ラジオ、映画、テレビを管轄する機関)、
 新聞出版総署などがずらりとならぶ。
 これだけ見ても、政府の力の入れようがよく分かる。

 ただ、「なぜに突然アニメ?」
 という疑問が頭をついて離れなかった。
 今回それを解こうと
 インターネットで見つけた資料を読んでいるところに、
 ひょっこりとアニメーション制作を手がけている、
 中国人アーティストから久しぶりに電話が入ったので、
 「内部事情」を尋ねてみた。

 「突然じゃないのよ、もう数年前からやってるの。
 でも、政府は分かってないのよね。
 アニメ産業ってのはIT産業のように
 若い人が大学でお勉強すれば出来るってものじゃないってことを。
 学校に入れて技術をお勉強させれば産業として成り立つ、
 そういう経済的な視点でアニメ産業振興って言ってるのよ、
 今のところは」

 日本で長く暮らした経験を持つこの中国人アーティストは
 また、「(中国のトップ大学である)清華大学や中国電影学院、
 そして中国美術学院にも数年前から
 アニメ学科が設けられているけれど、ぜんぜん役に立たない。
 そんな学校を出た人たちは芸術家気分で
 『カッコいい』アニメを作ろうとする。
 アニメに必要なのは、情感、想像力、そして童心なのに、
 学校で学んだ子はすっかりそれらが削がれてしまっている」
 とも言った。
 そこには、功利的になってしまったと
 最近あちらこちらで批判されている大学教育の欠点も
 影響しているらしかった。

 「…テレビでは、中国広播電影電視総局によって、
 毎日アニメを流すように規定されている。
 しかし、国産のものが間に合わず、
 25万分分の不足は中国のアニメ関係者にとって
 口に出来ない痛みとなっている…(略)
 ある調査によると、青少年の最も好きなアニメ作品のうち、
 日本や韓国のアニメが60%、欧米のアニメが29%、
 中国国内及び香港や台湾地区のものはわずか11%であった。
 我が国のアニメ産業の市場は800億元分が不足しており、
 それを自分で埋めることができないために、
 それに目をつけた海外のアニメが当然のように金をさらっている…」
 (「海外アニメの侵入で、中国アニメ産業は『荒』から『慌』へ」
 北京現代商報・7月14日)

 「中国国内のアニメーション制作について、
 中央電視台青少年センターの余培侠氏は
 『楽観できないね』と言い切った。
 同氏によると、アニメーション産業は実際には創意産業であり、
 『現在のところ、我々の欧米日のアニメーションとの差は
 主に創意面にある。
 中国の子供たちは我々のアニメに満足せず、
 我々のアニメは話が古臭く、ストーリー展開も古臭く、
 手法も古臭く、キャラクターにもユーモアや派手さがない。
 実のところ、制作面や設備では
 我々もすでに国際レベルに近づいている。
 ただ、優秀なアニメクリエーターがいないんだ』」
 (「『漫』遊記・業界」新京報・2005年10月15日)

 これが実際に国家政策として産業化された背景らしい。
 ただ、そうした創意者、クリエーターをどう育てるのか。
 先の友人の話でも現在の学校では
 まだそこまでの体制が整っていないことが分かる。

   (JMM 384号)


やっぱり、創造性の問題だよ。

技術は確かに必要で
世の中の全てのプロフェッショナルな分野では
技術力が無ければ競争力を保持することはできない。
ゆえに技術力は必要。

でも、そこからさらに上をいくには
やはり創造性・創意の問題でしょう。
特にアニメみたいな感性が必要とされる分野ではね。

官製の社会主義的計画経済みたいな発想で
良質なアニメが、じゃんじゃん作れると思ったら大間違い。
中国製品特有の発想で
低価格品の大量生産みたいにはいかないよ。
甘いよ、甘い。

他ならぬ日本政府が
最近はアニメの威力に目覚めつつある。

外務省:文化外交の新発想―みなさんの力を求めています

なんせ、あの麻生大臣が
実はアニオタだということはよく知られている。
この人、一部では「ローゼン麻生閣下」と呼ばれているし (^_^;)

ジョゼフ・ナイじゃないけど
これも「ソフト・パワー」の一つ。
ジャパン・イズ・クールなんて言葉が
最近、海外からよく聞こえてきて、日本文化の評価が上がっている。

オタクも海外で増えてきた(笑)

東海岸最大のアニメイベント『Otakon2006』開催!!

オタク文化、仏で人気 イベントに6万人予想

このアニメの隆盛が、
あの非自由主義国家・中国に
そうそう簡単に抜かれるとは思えませんな。

中国政府もそのうち、

  「中国人学生をアキバに留学させる」

なんて言い出すんじゃないかね。

  「胡錦涛、アキバを視察」

ってなったら大笑いなんだけどさ。

考えてみたら、
アキバって「資本主義的害毒」の極地だもんね(笑)



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