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ロシア:中国人の大量流入と摩擦・・モスクワの市場爆破事件

容疑者「アジア人排除が目的」 モスクワの市場爆発事件

 モスクワ東部のチェルキゾフ市場で
 爆発物により多数の死傷者が出た事件で、
 爆破犯がロシアで増大する中国人などアジア人排斥を目的に、
 自家製の爆発物で犯行に及んでいた事がこのほど明らかになった。
 ロシアの日刊紙ガゼータなどが報じた。

 モスクワの捜査当局は23日までに、
 同市内の大学で化学を学ぶ、
 20歳のロシア人男子学生2人を殺人容疑で逮捕。
 家宅捜査の結果、大学寮から重さ8キロの自家製爆弾と、
 ナチズムを称賛した書籍やバッチなどを押収した。
 
 21日の爆弾事件では、10人が死亡、45人が負傷したが、
 死者のうち5人は中国人で、1人がベトナム人だった。
 逮捕された2人は、捜査当局に犯行を認め、
 動機については同市場に
 「あまりにも多くのアジア人たちがいたからだ」と証言した。

 ロシアでは、中国との経済関係拡大に伴い、
 中国人が大量に流入するのを警戒する声が高まっているほか、
 かつての「弟分」が経済的にロシアより強くなることへのいらだち、
 中国人への「黄禍論」も出てきている。
 親プーチン政権派日刊紙イズベスチヤが
 23日報じたインターネット世論調査の結果でも、
 「ロシアの敵は何か」との質問に、
 6%が「中国人の増殖力」と回答した。

   (iza!)


ロシア国内でのロシア人と中国人のいざこざは
日本のマスコミはあまり報じてこなかった。
極東地方なんかは頻発してるんだけどね。

でも、さすがに爆破事件とあればニュースになる。
初めてじゃないかな、こういうロシア国内での
中国人絡みに人種摩擦が大きく報じられるのは。

このモスクワ郊外での中国人の進出に関しては、
TBSのサイト「ユーラシア新世紀」の以下の記事が詳しい。
一部、引用します。


中国人の侵略的拡張   

 ロシアの民芸品が並ぶモスクワ東部の観光名所、
 イズマイロボのそばに巨大な中国人市場が数年前から出現し、
 年々規模を拡大している。
 中国製の衣類や靴、日用品を安価で売り、
 収入の少ないロシア人の間で人気だ。

 そこでは甲高い中国語が飛び交い、ベトナム人商人の姿も目立つ。
 中央アジア系労働者を使用人に使い、ざっと1平方キロ近くが
 ロシアの領土とは思えない「中国人疎開」となっている。
 日本にいる中国人の多くは日本語を話すが、
 彼らはほとんどロシア語を解さない。
 中国東北部や南部など農村地帯の行商人が多い印象だ。

  実はこうした中国人街がロシア各地に次々誕生しつつある。
 労働力不足の極東やシベリアでは、
 中国人の季節労働者が農場や工場で働いており、
 中国との通商や労働者抜きには
 経済が成立しない状況になりつつある。

 中国人の不法滞在、密輸、犯罪も増加し、
 極東で発生する中国人の犯罪件数は年間1万件に上る。
 シベリアに生息するアムールトラ、
 ジャコウジカといった絶滅危惧種が
 中国人密猟者たちの標的になっている。

 ロシアの公式統計では、ロシア在住の中国人は45万人。
 しかし、実際には200万人以上に上り、
 500万人という非公式推定もある。
 中国人労働者や行商人らはロシアの国境検問所で、
 腐敗した係官に袖の下を渡し、難なく国境を越えているのだ。
 ロシアの新聞は2010年までにロシア在住中国人は
 8000万から1000万人に達し、
 民族別ではやがてロシア人に次ぐ第二の民族になると書いていた。

 プーチン大統領は数年前、極東を視察した際、
 「やがて極東・シベリアでは中国語が主要言語になるだろう」
 とジョークを飛ばしたが、ロシア指導部には
 中ロ同盟や中国との関係強化に伴う陥穽への危機感が希薄だ。

   (ユーラシア新世紀)


この「ユーラシア新世紀」というサイトは
とてもTBSの出店のサイトとは思えないほど良質な記事が多くて、
ロシアや中央アジア関連の情報源として重宝しています。

前々からロシアへの中国人の流入に関して
本店ブログなどに書いてきたけど、
これは終息の無い問題で
日を追う事に弊害が拡大し続けている。

人口希少で、少子化などで人口が減り続けているロシアと
膨大な世界最大の人口を擁する中国が
互いに隣国として長大な国境を接し、
友好国として人や物資の交流が盛んである。
しかも、国境の出入管理が実に緩い。

そうすると何が起きるかというと、
ロシアへの中国人の大量の流入である。
水が高所から低所に流れ込むように、
実に物理的現象を見るように
中国人が続々と国境を越えてなだれ込んでいる。

ロシアのマスコミなどは
この件を「人口浸透圧の問題」などと言って、、
なにやら物理の法則のように解説している。

特にロシア極東地方ではこの問題が深刻で
あの広大な極東地方の人口はついに700万を割り込み、
替わって中国人の不法移民が増え続けている。

この問題でロシア国内で警鐘を鳴らす声は
以前はマスコミや地方政治家などから上がっていたのだが、
最近はプーチン政権による統制の強化で、
問題の根は拡大しつつあるにも関わらず、
中国に対する警戒の声は封じ込められがちである。

しかし、中露同盟という短期的実利を貪るロシアの足元で、
国家を揺るがす長期的陥穽が少しずつ大きくなりつつある。

この上記ニュースの民族憎悪による爆破事件ですが、
この手の事件は今後ますます増加するでしょう。
減ることはなく、摩擦は年を追うごとに激しくなり、
大地を奪われそうなロシア人の悲鳴は
次第に大きくなっていくでしょうね。



関連資料リンク

ロシアにもチャイナタウン計画 中国人流入に警戒感


関連過去記事

ロシアの復活とプーチン様の2つの難問・・工業化と人口問題


関連過去記事(本店ブログ)

対露外交と中国包囲網 その2
 ・・極東地方への中国人移民の流入(前編)

対露外交と中国包囲網 その3
 ・・極東地方への中国人移民の流入(後編)








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