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中国の対日政策に変化?・・外資頼みと「歴史」の賞味期限切れ

中国:日中経済協会訪中団 経済・貿易で前向き議論

 日中経済協会訪中代表団の最高顧問、
 御手洗冨士夫・日本経団連会長と温家宝首相との会談は、
 過去の日本の財界首脳との会談にはなかった変化が見られた。
 約40分にわたる会談からは、
 政治と経済のカードを繰り出す中国政府の姿に、
 本音と建前を見て取ることができる。

 これまでと大きく違う点は、
 2年前の奥田碩経団連会長(当時)の訪中では
 温首相は冒頭から「一部の政治家が……」と切り出し、
 会談の大半の時間を政治問題と日本批判に費やすなど
 態度を硬化させていたのに対し、
 今回は約40分の会談時間のうち
 政治問題に費やしたのはわずか3分弱。
 大半は経済・貿易関係をめぐる前向きな議論となったことだ。

 温首相が「両国の経済・貿易関係を一層強化すべき。
 両国国家間は正常かつ友好な関係でなければならない」と、
 友好関係の再構築に向け両国間の努力を求めたのに対し、
 御手洗会長も「(温首相の表現には)日中関係への配慮が感じられ、
 中国側からは省エネ・環境技術協力への
 前向きな姿勢が伝わってきた」と一連の会談を総括するなど、
 中国側がいかに日中貿易や
 今後の省エネ、環境協力に期待しているかを強調した。

 ただ、政治的障害について温首相は、
 「(障害が)取り除かれれば、
 中日の正常なハイレベル交流はすぐにでもできる」と
 注文をつけることを忘れなかった。
 これは、経済を含めた日中関係の一層の強化には
 靖国参拝という政治問題の解決が
 不可欠という原則的立場を改めて示したもので、
 対中経済交流の拡大を望む日本の財界を促し、
 靖国問題を解決するよう次期政権に
 働きかけてもらいたいという本音が見え隠れする。

   (フジサンケイ ビジネスアイ)


最近、中国が薄気味悪いくらいおとなしいですね。

まあ、おとなしいたって程度の問題ですが、
少なくとも以前の反日暴動当時のような
あの狂ったような「反日」の連打は影を潜めています。

それは結局、彼らの80年代からの常套手段、
「歴史」と「友好」の2文字で
日本の贖罪意識と中国傾斜を煽り続けてきた路線が、
破綻を見せ始めたことですね。

ハッキリ言えば日本人の反中感情・嫌中感情の増大に
この路線がそろそろ賞味期限切れしたことに
気づき始めてきたからでしょう。

冷静に考えてみれば
中国のめざましい経済発展といったところで
日本を始めとする外国の投資頼みの
きわめて基盤の弱い発展にすぎず、
逆に過熱化しすぎた経済はバブル崩壊の予兆すら感じます。

この日中の国力を冷静に比較するならば
日本は中国が無くてもやっていけるが、
中国は日本の投資が無ければ大打撃を受けるでしょう。
よりどちらが相手に過度に依存してるかは明白です。

まあ、冷徹に見つめてみればそういうことで、
彼らにガタガタと悪罵を投げつけられながら
せっせせっせとODAを貢ぐ関係に
日本国民がいい加減にウンザリしたのは当然のことです。

この中国の対日姿勢の変化は
どれほど本気なものなのか?
実はそれを占うバロメーターがあります。


香港保釣行動委 上陸10周年 再度「尖閣」目指す

 尖閣諸島(中国名=釣魚島)を
 中国領と主張する香港の抗日団体「保釣行動委員会」は、
 九月中旬から下旬にかけて尖閣諸島への上陸を計画している。
 中国当局は先に八月十五日の上陸計画を阻止しており、
 日本の新首相誕生を前に、中国当局の対応が注目される。

 香港保釣行動委員会は
 中央政府駐香港特別行政区連絡事務所(旧新華社香港支社)と
 保釣2号の出航交渉を進めつつ、
 九月十八日に尖閣諸島へ上陸することを検討している。

 中国当局の圧力で広東省汕尾港で
 差し押さえられている保釣2号が出航できない場合、
 九月二十六日前までに
 香港で停泊する釣魚台2号一隻での尖閣諸島上陸航行を目指す。
 この日は、上陸を試みた陳毓祥氏が溺死して十周年に当たる。

 同委の上陸予定日と実際の決行日は違うことも想定され、
 日本の海上保安庁は九月中下旬さらには十月初めにかけ、
 尖閣諸島周辺での厳戒警備を迫られそうだ。

 香港保釣行動委員会は八月二日、
 小泉純一郎首相の靖国神社参拝が
 十五日の終戦記念日に確実に行われると伝え聞き、
 八月十五日に同諸島上陸を目指すとしていた。
 ところが「船の補修工事が遅れている」ことを理由に
 出航を九月末に延期すると発表。

 実際の理由は、
 香港から中国広東省汕尾市の港に補修作業に出していた漁船が
 修理完了後も中国当局の出港許可が出なかったため、
 ということが、同行動委メンバー、
 曽健成氏のインタビューで明らかになった。

 曽氏によると、同委員会は当初、
 尖閣諸島へ漁船二隻で出航しようとしていた。
 一隻は香港で老朽化による修理を続けていた「釣魚台2号」。
 もう一隻は五月に購入したトロール船「保釣2号」で、
 広東省汕尾市馬公鎮の港で五十万香港?
 (約七百五十万円)をかけて補修作業を行い、
 八月初旬には修理を完了していた。

 しかし、中国当局は船舶修理の申請書類不備を指摘。
 不備だった書類を再提出しても
 「責任者が船舶書類を読み終わっていないので出港は許可できない」
 (汕尾市馬公鎮公安局)として
 保釣2号の汕尾港出港を許可しなかった。

 一九九六年に北京で
 民間団体「中国民間保釣連合会」を発足させた、
 同連合会の童増会長(中国民間対日補償請求連合会会長)は
 「当局の担当者が反日運動は両刃(もろは)の剣ととらえ、
 反日団体代表と積極的に接触している」と指摘する。

 八月十五日、童会長は
 中国民間対日補償請求連合会の記者会見を行う直前、
 公安当局から未申請を理由に会見中止に追い込まれた。
 童氏は「十数年来で初めて具体的に圧力を加える対象として
 民間反日団体を絞り込み、圧力を加えながら
 官営主導に統制しようとしている」と述べ、
 深センでの反日デモ封殺もその証左としている。

 九月は日本で新首相が誕生する微妙な時期だけに
 「中国政府としては日本の次期政権誕生前に
 対日関係をこれ以上悪化させたくないのが本音」
 (北京の雑誌編集者)との見方も出ている。

   (世界日報)


この香港の抗日団体「保釣行動委員会」が
果たして彼らの計画通りに
9月下旬に尖閣諸島目指して出航できるか否か?

国内の反日世論を押さえて
彼らのナショナリズムの象徴ともいえる、
尖閣諸島に向かう「愛国者」たちを、
中国政府が押さつけることになるのか?
ここが中国政府の意思を測るバロメーターとなります。

かつてあれだけ反日を煽った中国政府が
この反日の純情闘士たちを押さえ込もうというのは
実に皮肉と言うべきですが、
私は中国政府の動向を興味深く注視しています。

これから以降の日中関係の展開如何では、
この中国政府の対日抑制姿勢が
政権内や軍部などの反日強硬論との摩擦につながる可能性もあり、
また、在野の反政府世論を刺激することも考えられ、
胡錦涛の統制力がどこまで持ちこたえられるか
私は高見の見物だと思っています。





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支那とは縁を切れ

日中首脳会談カードは、安倍新政権の対中優位の象徴だけに、安売りしてはいけない。「天安門事件カード」「台湾カード」「チベットカード」「日本の核兵器開発カード」「日本の核兵器保有カード」などを次々と繰り出して、土下座して詫びを入れてくるまでねちねちといたぶって上げましょう。格の違いをはっきりと見せつけてこれからは二度とふざけたまねが出来ないようにしなくてはいけません。中共政府の権力は長年の暴政、悪政のつけがまわってきて、いまや風前の灯同然です。富と権力はほんの一握りの中共幹部に集中し、農民の不満はもはや外国(主に日本軍国主義者)への責任転嫁程度ではごまかせなくなった。さらには大陸の主要河川が汚染されるわ、公害病患者が大量発生するわ、食い物は危ないわ、砂漠化が進むわといいところは何もない。5年くらい冷却期間をおくという名目で、さらに首脳会談再開を引き伸ばしほうがよくないか。

  • 2006/09/13(水) 01:33:10 |
  • URL |
  • 朝日将軍 #euhhN/GY
  • [編集]

外交力の差は痛いですね

結局、日中の力関係をどう見るかですね。

私は日本の方が優位と見てるから
日本はさほど「日中関係の修復」などの声に
慌てる必要はないと思います。

中国が優位な部分は
1,核兵器
2,軍事力行使に制限を加えてないこと
3,外交力
この3つですか。

3に関しては
日本の政治家や外交当局は反省してほしいですね。
劣位なんですから。
人材と組織力の差でしょう。

  • 2006/09/14(木) 02:19:24 |
  • URL |
  • ケイ@管理人 #-
  • [編集]

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