短く斬れ

ニュース・短評・データ・資料を怒濤の如く。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このページのトップへ

韓国:親北・革命活動家に名誉回復と補償金・・泥棒が民主化闘士に

韓国:親北・革命活動家に多額補償金 南民戦事件も民主化?

 韓国では近年、過去の反政府活動を
 “民主化運動”だったとして国家的にたたえ、
 関係者に補償金を与えるということが
 政府主導で盛んに行われているが、
 今度は1970年代に
 親・北朝鮮的な左翼革命運動組織として摘発され、
 最高裁判決で「反国家団体」と判断された、
 「南民戦(南朝鮮民族解放戦線準備委員会)事件」についても、
 事件関係者に高額の補償金が支給されていたことが明らかになり
 世論を驚かせている。

 過去の反政府活動を正当化するこうした“政治的逆転”は
 金大中前政権(1998~2003年)から本格的に始まり
 「民主化運動関連者名誉回復・補償法」が制定され、
 過去、各種の反政府運動にかかわり、
 不当な逮捕や負傷など権力から被害を受けた人々に対し
 名誉回復や補償が行われてきた。

 この選定作業を担当するのが
 国家機関としての「審議委員会」だが、
 とくに左派・革新系の影響が強いといわれる、
 盧武鉉政権(03年~)下では、
 親・北朝鮮系の反政府活動家でさえ
 “民主化運動”としてたたえたり、
 補償を決定したりする例が目立っていた。

 「南民戦事件」は1979年、韓国当局によって摘発され
 「武力による南北統一路線に基づく
 反国家活動を展開する大規模都市ゲリラ組織」として
 メンバー約70人が逮捕された。
 「審議委員会」はすでに関連者40人以上の“名誉回復”を決定し
 さらに最近、3人に対しては生活支援金として
 総額1億5000万ウォン(約2000万円)の
 “補償”を決めたという(朝鮮日報22日付)。

 「南民戦」については当時の裁判結果でも
 武力共産革命による韓国転覆を狙った反国家団体とされ、
 野党弾圧反対や言論の自由・人権要求など、
 いわゆる民主化運動とは別というのが大方の見方だった。
 野党ハンナラ党や保守陣営は、
 盧政権下で「審議委員会」が
 親・北朝鮮的で左翼的になっていると批判し、
 韓国の現代史を歪曲するものと強く反発している。

   (産経新聞)


盧武鉉政権の左傾化の話しは枚挙に暇が無く、
今さらブログのネタにする気も起きないとこですが、
さすがに上記ニュースには呆れ果てました。

「南民戦」
日本で言えば60~70年代を揺るがせた、
過激派の学生セクトみたいな連中です。

北朝鮮と連携して武力革命を意図し、
富豪宅に盗みに入って金品を強奪し、武装化を企んでましたが、
結局、当局によって壊滅させられた団体です。

 ◇烽火山事件(1978年)・・公職者宅に入り、金品を盗んだ

 ◇穴蜂事件(1979年)・・財閥の前会長宅に侵入し、逮捕

 ◇ジエス事件(1979年)・・宝石店を狙ったが失敗

こういう素行のどこが「民主化運動」なんでしょうかね?


私はこのニュースを見て
2003年から2004年にかけて
韓国を揺るがした「宋斗律事件」を思い出しました。

宋斗律。
韓国の反体制派学者。
1944年、東京生まれ。
ソウル大哲学科を卒業後、67年にドイツ留学。
72年にフランクフルト大で哲学博士号を取得する。

1973年、訪朝し、北朝鮮労働党に入党。
1974年、ドイツで反政府団体、
「民主社会建設協議会」を組織する。
91年、北朝鮮の社会科学院の招請で訪朝。
93年、ドイツ国籍を取得。

宋斗律が韓国で有名になったのは、
80年代後半以降、雑誌「社会と思想」などで、
北朝鮮研究の新しい方法論として
「内在的接近法」を紹介したこと。

北朝鮮を正しく理解するためには、
従来の反共一辺倒や自由民主主義の視点でなく、
北朝鮮が設定した理念と論理に従って
分析・評価すべきだという主張で、
韓国の学界でも大きな論争を引き起こした。

「内在的接近法」なんていうから
なんだかもの凄い方式のように思えるが、
まあ、要するに
北朝鮮の立場で北朝鮮を理解しようという試みで
単なる客観性の放棄であり、学者として自殺行為に過ぎない。
結果は金体制の擁護と礼賛に堕してしまっている。

この宋斗律の「内在的接近法」に若い頃心酔したのが、
現統一省長官の李鍾ソク。

彼が大学時代に作成した博士学位論文、
「朝鮮労働党の指導思想と構造変化に関する研究」は
北朝鮮の体制を批判しつつも、
金日成・金正日の統治をべた褒めしている。

盧武鉉政権:誕生前夜 その7・・左傾人事と諜報機関

さて、宋斗律は韓国に何度も帰国しようとするが、
逮捕は確実とあって断念していた。
訪朝し、労働党に入党したことも罪状の一つだが、
それ以上に大きかったのは
彼が「キム・チョルス」の偽名で
北朝鮮労働党の政治局員候補まで登りつめていたこと。

親北派の政治家で
金大中政権下において「太陽政策の伝道師」と呼ばれた、
林東源統一相ですら、
2001年4月の韓国国会の質疑応答で

  「(宋斗律が労働党政治局員候補キム・チョルスだと)
  情報機関が判断しており、自分もそう信じている」

と言明している。

ところが、2003年に盧武鉉政権が誕生、
左傾化と親北化の嵐の中、宋斗律は堂々と帰国した。

当然、韓国の公安機関は宋斗律を逮捕した。
しかし、これに当の盧武鉉大統領が激しく反発した。

盧武鉉は、

  「ある人間に罰せられることがあっても、
  別の面で尊重されるべきことがあれば、
  善いことは善いこととして褒めて、
  過ちは過ちとして罰を受ければいいと考える」

  「今は対決と不信と憎悪の時代でなく、
  民族間の和解と包容を語る時代」

と語り、宋氏の「包容」を訴えた。

さらに事もあろうに
宋斗律を青瓦台(大統領官邸)に招待しようとし、
慌てた側近に止められる始末。

また、法相の康錦実も、

  「宋教授が仮に
  北朝鮮労働党政治局員候補キム・チョルスだと判明しても、
  北朝鮮から政治局員以上の人たちが往来する状況で、
  処罰できるだろうか」

などと述べ、公安機関の措置に疑問を呈した。

もともと宋斗律の帰国には
上述の李鍾ソクのゴーサインがあったと言われている。
李鍾ソクはこの当時、
国家安全保障会議(NSC)の事務次長であり、
盧武鉉の側近中の側近である。

この後、宋斗律を処分するか否かで、
政権内、与党と野党、さらに韓国国民の間で
大激論が巻き起こった。

そして裁判の結果は、
一審で懲役七年の実刑が言い渡されたが、
二審判決では証拠不十分として一部容疑だけを認め、
懲役3年執行猶予5年を宣告、即日釈放された。

現在、宋斗律はドイツのミュンスター大学で
社会学教授として教鞭を取っている。


この「宋斗律事件」は2004年の話しであり、
あれから一層の左傾化が進行中の韓国においては
もはや何が起こっても不思議ではありませんな。

何しろ、富豪宅に押し入って泥棒を働いた連中が、
一転「民主化闘士」と持ち上げられ、
名誉回復と補償金のおまけ付きなんですから。



関連過去記事(本店ブログ)

盧武鉉政権:誕生前夜 その7・・左傾人事と諜報機関

盧武鉉政権:誕生前夜 その8・・労働争議と「アマチュア政権」

盧武鉉政権:誕生前夜 その9・・“未熟なムーダン”が韓国を殺す






スポンサーサイト
このページのトップへ

コメント

気概もない?

ノムはもう救いようが無い。これだけ米韓関係を破壊したのだから、故錦涛との首脳会談ではさぞ歓待を受けるだろう。

タイより韓国のほうがクーデターが必要に思える。極右と言えるまでの民族主義国家の韓国でそこまでの愛国心のある国民はいないのでしょうか?朝鮮日報や中央日報が悲鳴に近い声をあげて連日警告を発しているのに、国を捨て海外に出て行く国民、企業が多数らしい。生まれ変わるなら、韓国以外と考える国民が67%と言う数字に合点がいく。

自分たちの国なんだから、住み良い国を他国の助けを借りずに建設する気概をもてといいたい。

  • 2006/09/25(月) 00:12:35 |
  • URL |
  • ジャポネーズ #-
  • [編集]

××は、経験から学ぶ

> タイより韓国のほうがクーデターが必要に思える

同意です。

あのタイのクーデターが伝えられた時、
盧武鉉は首をすくめたでしょう。
韓国軍将官は我が身を振り返ったでしょう。

そして日本の保守系呆韓派は
「韓国だったらよかったのに!」と
皆が皆、思ったのではないでしょうか。
私もその一人ですが (^_^;

韓国にとって初体験なんですよ。
つまり完全な独立国として外界に対するのが。
今までは中国や日本という巨大な存在がいて
純然たる独立外交・国家戦略を行使したことが無かったですから。

歴史的初体験なので
下手なのは、
ある意味しょうがないちゃあしょうがないことです。

どのみち、彼らは経験から痛いほど学ばされるでしょう。

  • 2006/09/25(月) 01:37:43 |
  • URL |
  • ケイ@管理人 #-
  • [編集]

拉致

キム・チョルス・・・有本さん等の拉致に関係して出てくる名前ですね。
生きていたのか、こいつは・・・・。

  • 2006/09/25(月) 21:02:56 |
  • URL |
  • クマのプータロー #-
  • [編集]

そうなんですか

えっ、そうなんですか!
それは知らなかった。

こいつ、とんでもないやつだな。

  • 2006/09/27(水) 02:00:27 |
  • URL |
  • ケイ@管理人 #-
  • [編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

プロフィール

ケイ

Author:ケイ
憂国と好奇心の30代男

マイブログ・メルマガ

 待避禁止!

 宇宙開発ニュース β版

 メルマガ:古今東西の名言

サイトマップ

 過去記事一覧

 過去記事一覧(本店ブログ)

最近の記事

カテゴリー

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。