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MD:米標的ミサイル迎撃問題・・常識論と集団的自衛権

米標的ミサイル迎撃は技術的に困難 防衛次官 
 
 防衛庁の守屋武昌事務次官は16日の記者会見で、
 安倍晋三首相が米国を狙ったミサイルの迎撃が
 集団的自衛権行使に当たるかどうか
 研究する考えを示したことに関し、
 日本に配備予定のミサイル防衛(MD)システムで
 迎撃することは技術的に困難との認識を示した。

 政府はイージス艦に搭載する海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を
 平成19年中に導入する予定だが、
 守屋氏はSM3が対象としているのは射程1500-2000キロ、
 高度300キロの中距離弾道ミサイルで、
 米国に届くのは射程8000キロ以上、
 高度500キロ以上の長距離弾道ミサイルだと説明。
 「ミサイルを撃ち出す角度が違って高度が大変な開きになる。
 私が理解している限りでは(迎撃は)難しい」と述べた。

 首相は14日の米紙インタビューで
 「米国に向かうかもしれないミサイルを撃ち落とすことが
 できないのかどうかも研究しなければならない」と主張。
 これに対し、与党の太田昭宏公明党代表は
 迎撃は「集団的自衛権の行使に当たる」と指摘している。

   (産経新聞)


この問題のポイントは、

  迎撃が政治的に可能か否か?

であって、

  迎撃が技術的に可能か否か?

など、ハッキリ言って知ったこっちゃない。

この守屋事務次官の発言で、
せっかく集団的自衛権の問題に風穴を開けようとする首相の意図が、
結果的に技術論の隘路に落ち込むことを私はとても憂慮します。

この問題は、イラクや他の地域で、
有志連合の一員や国連PKOなどで派遣された自衛隊の部隊が、
隣で協力国の軍隊がゲリラなどに攻撃を受けているにもかかわらず、
集団的自衛権の絡みで黙って傍観するしかなく、
それでも銃を撃ちたければ「正当防衛」だの「緊急避難」だの
刑法上の概念を引っ張り出してくるしかないという、
あの馬鹿馬鹿しさと根っこは同じです。

同盟国に着弾すると分かっているミサイルが
日本列島上空を飛び越えていく時に
「これは集団的自衛権に該当するからな~」と
ポカーンと見送るしかない、と。

この不条理さと馬鹿馬鹿しさは
世界史に残る愚昧政治というべきでしょう。
こういう戦後政治特有の自縄自縛傾向は
いい加減にやめてほしいものです。

要は「常識」を基準に考えることです。
常識で考えれば「集団的自衛権がどうだこうだ」なんてものは、
所詮は現実に通用しない、
観念のお遊びに過ぎないことが分かるだろうに。

憲法9条の問題もそうですが
常識で考えることです。
「憲法9条を世界遺産に」なんていうアホなタレントもいますが
9条なんて過去の遺物は、
世界遺産よりも馬鹿博物館にでも陳列するか、
粗大ゴミにでも出してほしいものです。

上記ニュースの守屋次官の発言は
防衛庁の立場として純粋に技術論としての見解を述べたのか、
あるいはこの論議を流産させたい意図なのか知りませんが、
この問題がつまらない技術論の隘路に陥らないことを願います。

結果的にミサイルの迎撃が、

  政治的に可能だけど、技術的に不可能

と言うことなら仕方がないこと。

要は政治の入口の部分をクリアすることです。






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