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韓国と北朝鮮:春に南北首脳会談実施!?・・情報が乱れ飛んでます


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李在禎長官「北朝鮮の貧困に同族としての責任」

 統一部の李在禎長官は2日、
 年間輸出額が3000億ドルに達する国として、
 世界10位の経済大国として、また同じ民族として、
 北朝鮮の貧困の責任を甘んじて受けるべきと強調した。
 同部全職員あての電子メールを通じて述べた。
  
 李長官は、北朝鮮の貧困問題が根本的に解決されない限り、
 朝鮮半島の安全保障は常に危険で、平和も保障されないとした上で、
 「北朝鮮は核兵器や核プログラムが
 北朝鮮の安全を保障するのではなく、
 南北間の和解と協力、そして共同繁栄を通じた貧困問題の解決が
 安全保障と安全を担保することを認識しなければならない」と述べ、
 北朝鮮に姿勢を改めるよう促した。
 人道問題である北朝鮮への食糧支援が必要だと強調するとともに、
 核実験で中断しているコメの支援が再開されるよう、
 北朝鮮に核廃棄を積極的に求めたものと受け止められる。

 対北朝鮮平和繁栄政策については、
 「南北間の幅広い交流協力の結果、
 核実験にもかかわらず国民が安定的に対応し、
 平和な対話の方法で対応するという幅広い理解が得られた」
 と評価した。

   (聯合ニュース)


この韓国の李統一相の発言、

  「北朝鮮の貧困に同民族として責任を持つ」

これが保守強硬派の人物の口から出た言葉なら、
韓国による北朝鮮の併呑と積極的な南北統一、
貧困に苦しむ北朝鮮人民の救済と金正日政権の打倒、
これを念頭に置いたものと解釈されるのでしょうが、
発言した人物が名うての親北派となれば話しは違ってきます。

どう見ても韓国による一方的な対北援助を意図する発言であり、
また、深読みするならば
昨年末から情報が飛び交い始めている、
南北首脳会談の実施を示唆する発言とも受け取れます。

実際問題、ここ一ヶ月ほど、
韓国の要人達からは南北首脳会談に関する発言が
チラホラと見られるようになりました。


◇10月31日:李鍾ソク前統一相

 「南北関係全般において
 南北首脳会談はとても有意義な手段だ」

◇12月6日:鄭東泳前ウリ党議長

 「北朝鮮への特使派遣と南北平和首脳会談開催の適期が来た。
 来年3~4月の会談開催が望ましい」

 「北朝鮮の核問題などを中国に押し付けたり
 米国に頼ってばかりはいられない」

 「北朝鮮もこの時期を逃せばさらに苦境に立たされることになり、
 南北平和統一の可能性もなくなる」

◇12月11日:李在禎統一相

 「南北首脳会談の実施は、
 2000年に行われた前回の会談時に南北首脳が合意した事項であり、
 盧武鉉大統領も何度か言及したことがある。
 南北間で常に存在し続けている懸案であり課題だ」

 「南北双方の首脳に与えられた責任であり課題だと考えるが、
 いつどのような形で行うかについては現段階では言えない」

◇1月1日:宋旻淳外交通商相

 「南北首脳会談のドアは常に開いている」

 「首脳会談が開催されれば、確かに南北問題、平和体制、
 北朝鮮の核問題の解決に役立つだろう。
 しかし会談を行うならば、その条件を整えなければならない。
 条件が整わない状態で単純に会談をするだけでは、
 お互いに利得がないこともあり得る」

◇1月2日:金大中前大統領

 「南北首脳会談の可能性が非常に大きくなったと思う」

 「盧武鉉大統領は金正日総書記のソウル訪問にこだわっていない。
 どこででも会うと言っている。
 問題は北朝鮮の態度だ。
 時間は経っているが約束したことなので、
 北朝鮮は首脳会談に応じるべきだ」


この一連の要人達の発言は
首脳会談の下準備が水面下で行われていることを
示唆してるように感じます。

また、野党ハンナラ党の鄭亨根議員も12月11日、

 「南北双方の実務者が海外で引き続き接触しつつ、
 首脳会談の具体的な議題、時期、場所などについて
 最終的な交渉を行っていると把握している。
 これは政府や情報部門の関係者から聞いた話だ」

 「(実施時期は)来年3月か4月頃になると聞いた」

と述べました。

私自身は北朝鮮の核実験と
それに伴う国際的な制裁推進の状況から
韓国が首脳会談を意図することはあり得ないと思ってましたが、
どうも読みが甘かったかもしれません。

盧武鉉政権は10%の低支持率で喘いでおり、
起死回生の大逆転として南北首脳会談を狙うのかもしれません。

また、「大逆転」とは逆の意味で、
盧武鉉は1月3日の新春懇談会の席上で
以下のように述べています。


 「国民の評価を
 きちんと受け止めたいという考えが以前はあったが、
 昨年それを完全にあきらめた。
 今年は(国民の視線を)気にせずに進んでいくのが良いと思う」

 「マスコミの評価は最初から期待していなかったので、
 どう出てこようと関係ない」

 「実際問題として、
 わたしに対する国民の支持や信頼感が低下していく一方だ。
 昨年はそれが上がるかと期待したが、特に変化もなかった。
 今年はそのような期待を抱かないほうがいいのではないかと思った」

 「唯一残っているのはわたし自身のプライドだ。」

 「こんな環境の下で4年間やってきたが、
 残る1年間でどんなハードルが待ち受けているだろうかというのが、
 今のわたしの心情だ。
 過去には及ばないと思うが、
 わたしに認められた合法的な権力を最後まで行使していきたい」


なんだか、やけっぱちになっているようで
非常に恐いんですが(笑)

残り一年の任期は
国民やマスコミの評価や支持率など全く気にせずに
自分の理想実現のために当てるということなのでしょうが、
これは非常に気になる発言です。

ノムたんが国民各層や国際世論の批判などどこ吹く風で
南北首脳会談に突っ走る気がしないでもありません。

ただ、実際問題、彼らも政治家ですから
外交は取引であることは熟知してると思います。

仮に南北首脳会談が開かれたとしても
一方的に北朝鮮に利する内容であれば
韓国世論のみならず、
国際社会の猛非難を浴びることは理解しているでしょう。

よって何らかの取引が必要になるでしょうが、
私はこの連中の通弊として
北朝鮮に甘い取引になるように思います。

  「核開発を停止する見返りに資金援助と食料援助」

  「将来の南北統一連邦推進への合意」

おそらく、こんなとこじゃないですかね。

で、「核開発停止」の具体的な手順は一切詰めずに
援助のみが先行する、と。
北朝鮮は実際に核開発を停止するなどは
あり得ないでしょうから。
いつもの詐術で口先だけでそう返答するでしょう。

これをやられると
現在の国際的な対北包囲網は
いっそう抜け穴が広がっていくでしょうし、
ハッキリ言えば、これは日米に対する利敵行為です。

韓国の保守系大手紙なども
ここのところ矢継ぎ早に
南北首脳会談を警戒する論評を載せています。

来春、南北首脳会談実施か
 大統領選向けのカードの可能性も

南北首脳会談を哀願する理由は何か

南北首脳会談での合意は守られたのか

李在禎長官の中途半端な対北支援論理

李統一部長官の発言は南北首脳会談の下準備か


さて、果たして春に南北首脳会談が実現するか否か?

去年の末あたりから韓国のみならず、日本の朝野においても
南北首脳会談の情報が乱れ飛び始めたのは、
これを潰そうとする勢力が
意図的に流しているのかもしれませんね。



関連資料リンク

宋外交部長官「南北首脳会談のドアは常に開いている」

「来年3~4月に南北首脳会談を」鄭東泳氏が促す

盧大統領「国民の評価気にせず、最後まで権力を行使」








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コメント

チャンス到来?

同族として甘受してくれるなら、日本は統一に伴うコストを負担しなくて良いことになりませんか?

そうだと言ってください・・・(^^;。

  • 2007/01/05(金) 20:29:51 |
  • URL |
  • クマのプータロー #-
  • [編集]

それはないかと。

いや、そこの部分だけは例外扱いだと思います(笑)

「それはそれ、これはこれ」と言うかと。

  • 2007/01/05(金) 23:47:38 |
  • URL |
  • ケイ@管理人 #-
  • [編集]

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