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空自の次期主力戦闘機選定・・F-22とロビー戦争


  F22AAAA.jpg


次期主力戦闘機、米にF22の情報求める・防衛相表明
 
 久間章生防衛相は20日、日本経済新聞のインタビューで、
 来年夏の次期主力戦闘機(FX)選定に向けて
 米国に機種情報の提供を求める考えを明らかにした。

 米国は軍事的優位を保つため、
 最新鋭ステルス戦闘機F22Aラプターの輸出を禁じ、
 性能の詳細情報も明らかにしていない。
 防衛相の発言はF22購入への環境整備とみられ、
 総額1兆円とも見込まれるFX選定の行方に影響しそうだ。

 インタビューで防衛相はFX選定について
 「(候補機の)まず中身を知るために
 情報を開示してもらわなければならない。
 こちらの気持ちを米側に伝えたい」と述べた。
 30日にワシントンで会うゲーツ米国防長官に要請する。

   (日経新聞)


空自のFX(次期主力戦闘機)選定も大詰めを迎えてます。

久間防衛相が訪米して
米国にF-22の情報提供を求めるとのニュースですが、
まあ、ハッキリ言えば情報提供云々と言うよりも
米国に方針転換を求めて
日本に売却するよう要請しに行くんでしょうね。

おそらく月末の首相の訪米時にも
この件は話し合われると思います。

米国にしてみれば国家機密の塊のような戦闘機だけに、
「スパイ防止法を作って出直してこい!」と
言いたいとこなんでしょうが・・。

現在、空自のFX選定には
F/A-18・F-15FX・ユーロファイターなどが
候補機に上がっています。

ただ、今さらF-18やF-15でもないだろうと思うし、
ユーロファイターは欧州製で馴染みが無いし、
米国が開発中のF-35は間に合わないし、
是非ともFー22を売ってくれと言うのが防衛省の本音でしょう。

果たして久間防衛相や安倍総理の訪米後に
米国の態度に変化が出るや否や?

これに今、一番神経質になっているのが
他ならぬ中国です。

ここ数ヶ月が山場だと思いますが、
米政界内部で切った張ったのロビー戦争が展開されると思います。
中国としては日本がこの機種を保有するのは
是非とも避けたいことでしょうから。

中国が焦点を置いている台湾情勢。
日本がF-22を沖縄や九州に配備すれば
一気に航空戦力のバランスが傾いてしまいます。
彼らは日本のF-22導入をあの手この手で妨害するでしょう。

ここしばらくはワシントン発のF-22絡みの報道に
要注目だと思います。


さて、F-22と言えば
日本以外にもう一つの国が導入を熱望しています。
それはイスラエルです。

数日前に以下の報道が流れました。


イスラエル、米に最先端戦闘機要求・現地紙報道

 イスラエル政府が米政府に対し
 最新鋭の米国製戦闘機F22ラプターの売却を近く求めることがわかった。
 米国がイスラエルの反対を押して
 サウジアラビアに高性能武器を売却することの
 「見返り」としたい考えだ。
 エルサレム・ポスト紙が19日報じた。

 F22はレーダーに探知されにくいステルス性能に優れるが、
 最新鋭ゆえに2005年の運用開始以来米以外の国に売却されていない。
 イスラエルが導入できれば、
 核開発計画を進めるイランへの強いけん制力となる。

 世界最大の武器販売国家である米国は、
 サウジアラビアやペルシャ湾岸諸国へのミサイル売却を計画中。
 ただ、米ユダヤロビーの強い反対もあり、今月初めの売却を延期した。
 19日までイスラエルを訪問したゲーツ米国防長官は
 イスラエル政府幹部らに「引き続きイスラエルが
 アラブ諸国と軍事格差を維持できるよう支援する」と約束した。

   (日経新聞)


米国は1988年に制定した法律で
F-22の他国への売却を禁止しています。

日本やイスラエルがこれを覆すには
米国の法改正が必要となるわけですが、
ここは一つ、日本はイスラエルとタッグを組んで
チャイナロビーの妨害を排除しつつ、
熾烈なロビー工作を米政界に仕掛けてほしいものです。
米軍需産業界も日本側に加担するでしょう。



参考資料リンク

F-22 ラプター





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コメント

イスラエルに注文

イスラエルが中国向けの軍事協力を破棄することで、共闘を組むことができるかも、です。

棚上げは不可です。

  • 2007/04/25(水) 18:44:53 |
  • URL |
  • クマのプータロー #-
  • [編集]

是々非々

イスラエルは是々非々ですよ。

イスラエルは武器輸出で中国と連携してますが、
その中国はイランに大量に武器を売却している。
その武器がヒズボラに流れ、イスラエルを苦しめている。
要は、お互いに都合のいい部分で連携しているに過ぎません。

どこかの国の政治家のように
イスラエルは中国べったりというわけではないし、
あれほど他国に騙されない国も珍しい。

日本も国益に応じて
連携をはかれる部分は、手を握ればいいでしょう。

  • 2007/04/26(木) 00:29:57 |
  • URL |
  • ケイ@管理人 #-
  • [編集]

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