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中露関連のニュースを4つ・・憲法改正と陛下のエストニア訪問

今日は短めに。
気になったニュースを4つほど。


まず、中国絡みのニュースを2つ。


「憲法9条改正が核心」と関心=国民投票法成立で中国新華社

 中国の国営新華社通信は14日、
 憲法改正手続きを定める国民投票法が成立したことについて
 「日本政界に大きな食い違いがあり、
 特に憲法9条を改正するかどうかが一つの核心問題だ」と伝え、
 中国として日本の軍国主義化につながりかねない9条改正の行方に
 関心を示していることを示唆した。  

   (時事通信)


「日本の軍国主義化につながりかねない」なんて
最初は共同発のニュースかと思いました(笑)

憲法改正の流れが本格化するにつれて
これに反対する勢力の動きも激しくなるでしょう。

国内と左派と中韓の連携。
かつて様々な歴史問題や教科書問題が浮上するたびに
この3者がタッグを組んで
日本の正常化の動きを邪魔だてしてきました。
おそらく今回もそうなるでしょうね。

日本の保守層は
改憲派政治家の動きをしっかりと支えることです。
今回は改憲を挫折させるわけにはいきません。


五輪ボイコットが心配でCCTVワシントン支局増強 
  
 二〇〇八年のオリンピック開催を前に、
 中国国営テレビCCTVを使った中国の対米情報戦が激化している。
 中国メディアの事情に詳しい米国務省関係者は
 「当初、中国政府はビジネスの観点から、
 CCTVニューヨーク支局にオリンピック関連業務を任せようとした。
 しかし三月中旬、突然方針転換があり、
 ワシントン支局を中心軸とすることが決まった」と話す。

 ワシントンの中国専門家は
 「中国は一九八〇年のモスクワ五輪が
 アメリカのボイコットによって失敗したことをよく覚えている。
 ワシントン支局のCCTV記者は、
 アメリカが人権などの問題を理由に北京オリンピック開催に
 否定的な立場をとらないか見張るための情報要員だ。
 現に支局長はジャーナリストではなく情報収集が仕事だ」と語る。

   (フォーサイト2007年5月号)


ダルフール問題絡みで
北京五輪批判の動きが世界的に浮上してますが
中国も防衛に必死のようです。

こういうところが中国らしく、
非常に謀略工作に秀でた国です。


次にロシアのニュース。


新聞が第2の標的に!? ロシア

 ロシア国営日刊紙ロシア新聞が、
 政府から潤沢な資金援助を得て次々と紙面内容を強化していることに、
 ほかの民間新聞メディアが新聞業界の国家独占の始まりではないかと、
 危機感を募らせている。

 批判されているロシア新聞の発行部数は320万。
 4月1日からは読者に無料の週刊別冊紙を配布し始めた。
 30ページ以上の分厚い白黒のタブロイド紙だ。

 広告は一切ない。政治や経済、社会、文化、
 スポーツなどのニュースを掘り下げた読み物やインタビュー、
 話題の記事のほか、テレビ番組案内、星占い、
 クロスワード、天気予報などで埋めつくされている。

 ロシア政府は、その別冊発行のために今年末までに
 27億ルーブル(約127億円)の財政支援を行うことを決めた。
 毎月、別冊発行のために
 3億ルーブル(約14億円)を受ける計算になる。

 これにかみついたのがロシアの民間日刊紙、独立新聞だ。
 「国家の非経済」と題する記事を掲載し、こうした政府の決定は、
 自由競争を土台にした経済の原則に反しているとして、
 ロシア新聞への支援強化は、
 「ほかの新聞メディア市場を破壊することになる。
 それをわれわれが収めた税金で行うのは誤まりだ」と主張。
 「政府は、ソ連方式に逆戻りさせようとしているのか」と
 怒りをあらわにした。

   (iza!)


プーチンによる「帝国化」の動きは
着々と強まっているようですね。

私がこの種のニュースを見るたびに
いつも思い出してしまう記事があります。


ありがたい大統領のお言葉 他国では真似できない露会見 

 プーチン大統領による年1回の内外記者会見がこのほど、
 クレムリンで開かれた。
 今年、集まった記者やカメラマンは何と1132人、
 時間は3時間32分に及び、
 大統領はほとんどメモを見ずに79の質問に答えた。

 この会見には外国メディアや地方メディアも参加でき、
 質問内容にも公式的に制約はない。
 一見、民主的に思われるが、何か様子が違う。

 記者席に目をやれば、
 多くの者が出身地やメディア名などの書かれたプラカードを掲げ、
 指名してもらおうと躍起だ。
 質問できた記者は、当たり障りのない責任逃れの回答を
 感無量といった表情で聞いている。

 「『比類なき』ウラジーミル・ウラジミロビッチ(・プーチン)!」と
 質問を始めた女性記者までいたのには驚いた。
 質問の趣旨も、極東の地元官僚や議員が
 予算を自腹に抜き取っているので
 大統領の直接統治を導入してほしい、との仰天ものだった。

 この間、政権の影響下にあるテレビ・ラジオ局は
 会見の模様を一斉中継する。
 ロシア人記者には大統領の「お言葉」を頂くことが
 よほど有り難いようで、
 「私たちの街に来てください」とか
 「気分が沈む時はどうしますか」などという“質問”まで飛び出した。

 他国のトップにはこんな会見はとうてい真似できないから、
 ロシア人にとっては頭脳明晰でタフ、民主的な誇れる大統領と映る。
 メディアは「大統領の会見時間と
 質問数が記録を更新した」などと大々的に伝えた。

   (iza!)


ほとんど「皇帝」と「臣民」の記者会見です。

ロシア的といえばロシア的。
ロシアの統治にはこの種の「皇帝感覚」が必要と言えばそれまでですが、
民主主義からの逆行は間違いないようです。

ロシアにとって「良き統治」と「民主主義」とは
両立できる概念なんでしょうか?
深刻な課題ですね。


最後もロシアに絡んだニュースを。


両陛下、バルト3国などご訪問…21日出発を前に記者会見

 天皇、皇后両陛下は21日からの
 スウェーデン、バルト3国、英国5か国訪問を前に14日、
 国内外の記者と皇居・宮殿で1時間にわたって記者会見された。

 帝政ロシアから独立を宣言しながら、ソ連に併合され、
 第2次世界大戦では独ソ戦の戦場となり、
 ソ連崩壊の過程で独立を回復したエストニア、ラトビア、
 リトアニアのバルト3国への初訪問について
 「苦難の歴史に思いを致し、それぞれの文化に対する理解を深め、
 相互理解と友好関係の増進に尽くしたい」と述べられた。 

   (読売新聞)


陛下がバルト三国を訪問されるそうですが、
偶然とはいえ、なんともホットな地を選んだものです。

今、バルト三国のエストニアが
ロシアと「ソ連兵銅像の撤去問題」で
大もめにもめているわけですが、

露“エストニアいびり”強化 今度は鉄道遮断 米欧も懸念

この焦点の地を訪問するとは
ロシアの観点から見ると嫌味そのものでしょう。

逆にエストニア人からすると
極東の大国の国家元首の訪問は
時期が時期だけに喜ばしいでしょうね。

実はバルト三国は日本と意外なつながりがありまして、
日露戦争時に対露諜報工作を行った明石元二郎大佐が
ロシア国内の反体制勢力に大量の資金と武器をばらまきましたが、
このバルト三国の独立派組織にも
日本から多くの金と兵器が流れています。

ロシアを睨んだ両国の結びつきはこの後も続き、
第一次大戦後、独立を果たしたエストニアには、
フィンランド経由で日本の三八式歩兵銃などが輸出されています。

たしかエストニアの軍事博物館には
今でもこの三八式歩兵銃が展示されていると
何かの雑誌で見た記憶があります。





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コメント

偶然か?

両陛下のバルト三国訪問は果たして偶然なのでしょうか?

両陛下の訪問日程がどのように決まるのか、よく知らないだけに「偶然性」はもっとも説得力がありますが、トップが変わり戦略的外交の一環として大々的なスキームが立案されている、という髪の毛一本ほどの可能性を信じたい気分です(^^;。

  • 2007/05/15(火) 07:40:10 |
  • URL |
  • クマのプータロー #-
  • [編集]

プーチンに嫌味の一つでも・・

偶然の可能性が高いですが、
もし、意図的ならばすごいですね。
よっぽどの策士が裏にいるということです。

エストニアで陛下が、

  我が国と貴国は
  旧ソ連の暴虐に対して共に害をこうむり、
  帝政ロシアに対しては共に戦った仲である。

とか言ったら、
ものすごい反響だと思いますよ。
時期が時期ですから。

まあ、陛下のお立場はそこまで言えないでしょうが、
首相あたりに訪問して言ってほしいですね。

プーチンに嫌味の一つでも言ってほしいです(笑)

  • 2007/05/17(木) 00:11:03 |
  • URL |
  • ケイ@管理人 #-
  • [編集]

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