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北朝鮮:麻薬中毒者が増加・・麻薬製造と麻薬中毒

北朝鮮で麻薬中毒者が増加、青少年の5%が服用

 北朝鮮人権団体の「良き友人」が8日付の機関紙で、
 北朝鮮で20~30代の男性の間に
 麻薬服用者が増加する傾向があると伝えた。
 好奇心から麻薬に手をつけた後、
 生活難による苦痛と空虚感のために
 麻薬を絶てず中毒になっているという。
 
 北朝鮮と中国国境地域の咸鏡北道の場合、
 働き盛りの青年層の約5%が
 麻薬を服用していると指摘した。
 麻薬服用は犯罪にもつながるとし、
 年初に平安北道新義州や咸鏡北道会寧などで発生した、
 鉄道事故の犯人はすべて
 麻薬を服用した状態だったとの
 陳述があったことを明らかにした。

 北朝鮮社会では地方だけでなく平壌など都市部でも、
 身分の上下にかかわらず
 麻薬中毒が拡散している点が深刻さをうかがわせる。
 ある北朝鮮消息筋によると、
 北朝鮮には「適度な麻薬服用は長寿に役立つ」
 とのうわさが広がっており、
 党と軍幹部の中でも麻薬を服用する例は少なくない。
 こうした家庭の10代の青少年による麻薬服用が
 社会的な問題となっているが、
 親が職位や財産を利用して麻薬を取り引き、
 服用する場合もあるという。

 麻薬を取り締まる人民保安省でも
 麻薬の常習的服用者がはびこり、
 取り締まりを十分行っていないともされる。
 こうした状況を受け、金正日総書記は2002年3月、
 アヘン栽培と麻薬密売の禁止を指示したとされる。
 ことし3月には人民保安省が麻薬取り引きと製造、
 輸出などに関与した場合には
 最高で死刑を適用することを
 骨子とした布告令を発表した。

 同団体関係者は、
 当局の布告令は国際社会の疑惑のまなざしを
 意識した措置との評価もあるが、
 実際に北朝鮮住民の麻薬服用状態が
 危険水位に迫っているとの
 判断によるものとの見方を示した。

 しかしこうした動きにもかかわらず、
 麻薬の取り引きや服用はなくなっていない。
 一説では、各地の製薬工場で
 従業員にコメを供給する方法が途絶えたため、
 違法と知りながら覚醒剤などを製造し
 市場に販売した代金で食糧を購入、
 従業員に配ったことから、
 事態が急速に深刻化したという。
 消息筋は、「外貨稼ぎで始まった麻薬密売が
 今や内部を侵食し、
 全国的に麻薬中毒に陥っている状況だ」と述べた。

   (YONHAP NEWS)


心理学っぽい言い方をすると、
麻薬を服用するってことは
心の中に不満なりストレスなりがあるということ。
少なくとも平衡感覚のある健全な精神状態とは言い難い。

そして、階層的に言えば、
社会の上流か下流に麻薬ははびこりやすい

上流は怠惰ゆえに。
下流は生活難と絶望ゆえに。

上記ニュースを見ると
上流・下流双方に麻薬が広がっているのが分かる。
特に下流が激しそう。

これを押しとどめるのは
法と警察力だけでは足らず、

 1、健全な倫理

 2、経済的余裕

この2つが必須。

でも「金日成主義」と「主体思想」じゃあ、
とうてい倫理の代用にはならんでしょう。

さらに「恒産なくして恒心無し」。
かつて孟子はこう言った。
まさに北朝鮮の現状そのまま。
経済的に苦しいから倫理もへったくれもなく
自暴自棄で麻薬に走る。

この北朝鮮という国家が
現在の閉鎖的な政治・経済システムをとり続け、
思想信条の自由を認めず、御用思想で統制し、
対外的には国際的孤立の現状が続くならば、

 1、健全な倫理

 2、経済的余裕

この2つはいつまでたっても確立せず、
結果、麻薬の拡大は止まらないでしょう。
いわば構造的要因。
悲しい構造だけどさ。

麻薬を製造して世界中に中毒者を作り、
他国から外貨を荒稼ぎする悪魔のような国家。
しかし、その麻薬の服用が国内で拡大し、
人心の荒廃をまねいている北朝鮮。

世の現実というものは残忍だね。
そして因果応報としかいいようがない。


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テーマ:特定アジア - ジャンル:政治・経済

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コメント

極上の麻薬

北鮮が国家ぐるみで極上の麻薬なんぞを作っているから、密売ルートが絶たれると国内に流出してしまうのかもしれませんね。

せっかく密売に成功してもマネーロンダリングが出来ないとなると、麻薬を製造している工場労働者にも給料の遅配が起こっているかもしれません。現物支給?お~こわっ!!(^^;。

現実的かどうか解りませんが、日本との貿易の決済をドルで支払うことによるロンダリングが出来る余地はあるんでしょうか?総連が危ない橋を渡る覚悟があれば、意外とすんなり出来るような気がします。

  • 2006/06/10(土) 18:30:09 |
  • URL |
  • クマのプータロー #-
  • [編集]

北朝鮮と中国様

海外で売れないから国内で出回っている。自転車操業状態ですね。

ところで、テポドン/ミサイルの発射の可能性が高いといわれてから10日位たちますが、これは何を意味するのでしょうか?

発射に準備が10日もかかるのでしょうか?

サッカーW杯が始まって、将軍様はテレビにかじりついているはず。 発射準備にとられる余裕はないはずだけど。

希望的観点から標的は、15日からはじまる上海機構会議のメンバーに入れてくれなかったから、嫌がらせで、上海。またはオリンピック阻止のため北京。これで中国のほうが大量に贋金作っているとちくったこととの整合性もつく。
何より日本に害はない。

どこに行く北朝鮮。

  • 2006/06/10(土) 22:27:09 |
  • URL |
  • 憂国の一市民 #-
  • [編集]

テポドンの現物支給?

> クマのプータロー 殿

史上最悪の現物支給って感じですね。

 「弊社は給与遅配による現物支給を決定いたしました」

現実がブラックジョークを上回ってます。
ヘビーすぎます。

総連は今、公安にガチガチに監視されてるでしょう。
政治の領域で「反北・反総連」の大合唱となってますから、
公安も強気でしょう。
うかつな事はできないと思いますよ。
組織力も低下してますし。


> 憂国の一市民 殿

> 発射に準備が10日もかかるのでしょうか?

いや、10日といわず、
すでに3週間ぐらい経ってますよ。
5月の中旬ぐらいに「発射準備」のニュースが流れて
さらに政府の否定のコメントが出て。

で、昨日あたりに
また「発射準備」のニュースが流れて。
もうワケが分かんないですね。

私も詳しくは分かりませんが
問題の「テポドン2」ってやつは
液体燃料の注入に1週間ぐらいかかるやつじゃなかったかな。

  • 2006/06/11(日) 11:29:15 |
  • URL |
  • ケイ@管理人 #-
  • [編集]

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