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テポドン発射間近か?・・この自殺行為の背景

テポドン着弾も? 高まる危険性を検証する

 政府筋によると、偵察衛星の分析から、
 17日までにテポドン2号の燃料注入は
 完了したとみられている。
 それを受け、日米韓では
 「ミサイルの発射は18、19日のいずれか」
 という見方を強めていた。
 しかし、18日は北朝鮮咸鏡北道花台郡の
 ミサイル発射台の地上と上空の風が強く、
 発射する場合の着弾地点の目標を
 計測・調整するにも不向きな天候だったという。
 政府関係者が18日夕、「同日中の発射の可能性は低い」と
 判断した理由のひとつとみられる。
 
 ただ、テポドンは燃料の注入完了後、
 「48時間以内に発射しないと、
 燃料の劣化と燃料タンクの劣化が始まる」(軍事評論家)ため、
 19日に発射するとの見方が強まっているのだ。
 この日は金正日(キム・ジョンイル)総書記(63)の
 党事業開始42周年記念日にあたることも
 「19日発射説」を後押ししている。
 燃料は高価で、一旦注入すると、抜き取ることは困難で、
 発射するか燃焼実験するかの選択肢しか残されていない。
 
 ソウルの外交関係者は「発射される可能性が、
 発射されない可能性よりも高いと日米韓はみている」。
 さらに、根拠は示さないものの、
 「20日までに行わなければ発射はないだろう」とも語った。

   (産経新聞)


いい加減に発射するのか発射しないのか
ハッキリせえよって感じですが。

発射されたとて
たぶん、人工衛星とか言って
太平洋にポチャンと落とすんでしょうけどね。

核弾頭でも搭載されてない限りは問題なし。
実害もさほどではない。
仮に通常弾頭が搭載されているとしても
日本本土に着弾したところで大したこっちゃない。
べつに国が滅びるワケじゃあるまいし。

むしろそれを奇貨として自衛権を発動させ、
安保条約に基づいて北を壊滅させればいいよ。
暴論のようかもしれないけど
北の核開発が進んで核弾頭をミサイルに搭載する前に
あの国を滅ぼしてしまわないと
日本は後で間違いなく後悔するだろうね。
相手は狂犬だから。

さて、この「テポドン発射」に関する北の狙いと背景ですが
私はおおむね「国際戦略コラム」の
Fさんの主張に同意ですね。

以下、一部引用します。


北朝鮮、最後の挑戦

 テボドン2号の発射準備が進んでいる。
 金正日の権力基盤は
 軍部強硬派の上に築かれているように感じる。
 5月25日の南北列車試運転の突然の中止や
 今回のテボドン2号発射準備などで、
 軍部強硬派が、穏健派や経済派を打ち負かしている。
 その上に金正日がいるが、
 どうも軍部強硬派を統制できない事態になっているようだ。
 その理由を考察しよう。

 米国の金融封鎖の効果で、権力中枢の裕福な生活が
 保障できなくなっていることが背景にあるとは思うが、
 それだけでは、この突然の試運転中止を引き起こすことはない。

 もし、ある方針の下に金正日が統制していれば、
 直前の試運転中止などは起こりえない。
 この試運転の突然の中止から
 軍部強硬派が国政の中心に出てきた印象を受けたが、
 それは正しいことがテボドン騒ぎで判明した。
 この裏に何かの変化があったはずである。

 権力闘争が起きて、
 金正日氏は自分がもう少し頑張ると表明していることでも、
 事態の重要性を見ることができるが、
 どうも一時の金正日氏より現時点、権力が落ちている。
 これは正哲氏に権力の一部を渡したが、
 その部分で、軍部強硬派が巻き返したように感じる。
 その部分から権力構造が変化した可能性が高い。

   (国際戦略コラム)


北にとってテポドンの発射は自殺行為に近いと思う。
客観的に見て、
そういうマイナス行為を北があえてするのは何故か?

  軍部強硬派が権力を握りつつある

これが答え。

文中にある「南北列車試運転の突然の中止」とは
前に当ブログでも解説したことがありますが、

南北縦断鉄道の破談・・北の「軍事的脅威」とは?

南北の軍事境界線を越える列車の試運転を
韓国と北朝鮮が合意していたのですが、
突然、北朝鮮がこれの試運転の中止を通告をしてきたこと。
これにより南北の融和ムードは一気にしぼみ、
これを推進してきた韓国・盧政権の親北派は批判を受けた。

北の中止理由は「国防上の脅威」ということで
南北縦断鉄道を通じて
北朝鮮が南から脅威を受けるようになるというもの。

しかし、客観的に見て、
北朝鮮の今後の生きる道、最善の選択とは、
韓国との融和、そしてその取り込みであり、
具体的に言えば、

  韓国世論の取り込み
  韓国内の親北派の伸張
    ↓
  南北首脳会談
    ↓
  南北の連邦制国家移行への合意
    ↓
  一層の世論工作を経て総選挙。
  北主導での国家統合
  
これが戦略として最善でしょう。

まあ、最後までいけるかどうかは微妙だけど、
「連邦制国家移行への合意」
ここまでたどり着ければ、
名目上であっても連邦国家、
または連邦国家への移行途上ということで
米国からの武力行使は完全にあり得なくなるし、
韓国からの経済援助も今以上にふくれあがる。

現在、北は中国からの経済援助を
まさに大盤振る舞いで受けてるけど、
これは中国による植民地化と裏腹の状態となる。

平壌に中国人が溢れている?・・北朝鮮の危機感

南との融和、そして取り込み。
これがやはりベスト。
蛇が大きな動物を食べる時、
いったん複中に呑み込んで
腹の中で少しずつ溶かして消化してしまう。
これと同じ手法。

この戦略が最善であることは
金正日自身が自覚しているだろう。

でも、彼等はそれに反する行為をあえて行っている。
上記の南北縦断鉄道の中止通告もそうだし、
今回のテポドン発射騒ぎ。
これは韓国内の親北派の伸張に歯止めをかけ、
反対に対北強硬派を増大させる結果となる。

その理由は「国際コラム」の文中にあるように
北朝鮮内での軍部強硬派の勢力拡大だろうね。

どの時代も軍人ってのは、
軍事の視点のみで世の中を計り、
武器の性能と軍事バランスで世界を考察しようとする。

さてさて、テポドンは発射されるのでしょうか?
発射されるとしたらいつ?
どういう形態で、どの方向に向かって?
また、世界の反響は?
米国は?韓国は?中国は?
そして日本は?

静かな湖面に石を投げ込むように
その波紋の広がりを観察するのは
興趣と言えば興趣ですな。


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