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中国から自衛隊へウイルスメール・・中国の国策ハッカー団体

中国経由で偽メール 「空幕」装い不特定多数に

 額賀福志郎防衛庁長官や、
 航空自衛隊航空幕僚監部(空幕)が発信したように装った、
 偽メールが大量に送りつけられる事件があり、
 中国のサーバーを経由して送信されていたことが
 二十三日、分かった。
 中国人ハッカーらによるサイバー攻撃の可能性もあるとみて、
 防衛庁は発信元などを特定するため、
 近く警視庁に被害届を提出する方針だ。

 今月中旬、空幕広報室のメールアドレスを表示し、
 「第16駆逐戦隊の3週間」という件名のメールが、
 自衛隊関係者を含む不特定多数の
 パソコン利用者に送りつけられた。
 送信者は「防衛庁航空幕僚監部総務部」。
 しかし、これは実際には使用されていない名称で、
 「なりすましメール」の疑いが強い。
 
 本文は「3週間を付属のファイルに見てください」
 と不自然な日本語で、添付ファイルを開くよう促していた。
 受信者がファイルを開くと、パソコンがウイルスに感染し、
 登録しているアドレスに
 偽メールを自動的に送信する恐れがあった。

   (産経新聞)


中国の軍や政府機関というより、
中国の民間ハッカー団体による仕業だろうね。

文章がいかにも稚拙。

  「第16駆逐戦隊の3週間」

  「防衛庁航空幕僚監部総務部」

  「3週間を付属のファイルに見てください」

さらに、いかにも「攻撃してますよ」ってな感じの
こういうあからさまなやり方は政府機関の手法じゃない。

まあ、それ以前の問題として
自衛隊関係者のメルアドが先方に流失してるわけで
攻撃云々よりもそっちの方が問題な気がするけど。

さて、中国のハッキングやサイバー攻撃に関しては
後日、本ブログの方で詳しく語るとして
こっちにはざっとしたところを書いておきます。


上記ニュースの犯人は
「中国の民間ハッカー団体」と書いたが、
厳密に言えば、あの国のハッカー団体と
中国政府は密接に連携している。

中国政府は国内のネットに対して厳密な監視と封鎖を行う一方、
ハッカーによる他国の科学技術・ビジネス情報、
政府資料に対するハッキングを容認している。

中国国内からのハッキングは、
必ず政府のファイヤーウォールを突破する必要があり、
さらに全てのメールは当局のフィルタリングで検閲されるている。
このような厳しい封鎖状況にも関らず、
「ハッカー団体」とやらが侵入と情報窃取を行えるのは
体制側の容認・黙認があるからで、
無ければ彼らのハッキングなど不可能に近い。

2001年に
南シナ海での米中軍用機接触事件や
ユーゴでの中国大使館誤爆事件で
中国のハッカー団体が次々と
米政府機関のHPを改竄した事件があった。
この時は米国側のハッカーも応戦し、
米中代理サイバー戦争の勃発と相成った。

さらに日本のマスコミはほとんど報じなかったが、
1999年から2002年にかけて
台湾の政府機関サイトや独立派のサイトが
中国のハッカー集団から
ほぼ週一単位でDOS攻撃を受けていた。

そして2004年と2005年には
中国の反日運動の盛り上がりと共に
日本の政府サイトや靖国神社のHPが
中国系ハッカー達によって攻撃を受け、改竄された。

これらのハッキングは
中国の「紅客連盟」「黒客連盟」などの
この業界では著名なハッカー集団がやったことで、
あの大胆な改竄と侵入っぷりは
背後に中国政府の黙認がなければとうてい不可能。


さて、去年2005年は
中国のハッキング行為が世界的に有名になった年。
英ガーディアン紙、米タイム誌が
相次いでこのネット世界の中国の無法ぶりを報じ、
米議会の報告書が中国のサイバー攻撃を指摘したため。

ガーディアン紙では、
英国議会のコンピューターネットワークが
中国系ハッカーの攻撃の的にされた事件を取り上げ、

 「英国議会はもう少しのところで
  高度なハッキングによる詐欺事件の
  犠牲者となるところだった。」

と書き、
イギリスの情報担当部局の専門家のコメントとして、

 「(手口が)きわめて巧妙で、
  非常に頭のいいプログラマーだ」

と評している。

さらに同記事は、
ハッカーが裏で中国当局の承認を受けているか、
その直接的な後押しの下に活動している、
とハッキリと書いている。

タイム誌の方は、
今や一部で有名となった中国広東省のハッカー集団、
「Titan Rain(タイタン・レイン)」について書いている。

この「Titan Rain」とは米FBIが名付けた名称であり、
いわば西側コードネーム。

タイムが報じるところによると
2004年11月に「Titan Rain」は
数百に上る米国の軍事用コンピューターに侵入した。

まず、11月1日に
米陸軍情報システム・エンジニアリング司令部(アリゾナ州)の
システムの不備を攻撃した。
さらに翌二日午前まで、四回にわたり、
防衛情報システム局施設(バージニア州)、
海軍海洋システムセンター(カリフォルニア州)、
宇宙戦略防衛施設(アラバマ州)に対して攻撃が行われた。

「Titan Rain」の狙いについては、
国防総省のなかでも中国政府当局者の関与を確信する見方と、
別のハッカーが発信源の追跡を攪乱するため、
米国との間でサイバーテロへの連携が十分にとれていない、
中国のコンピューターシステムを使っているとの
2つの見方に分かれているとのこと。

攻撃対象となっているのは国防総省だけでなく、
国務省、エネルギー省、国土安全保障省なども含まれており、
政府当局者は同誌に対して
「その規模は驚くほど大きい」と話している。

次いで、2005年の
米議会調査局の「サイバーテロに関する報告書」。

 「中国政府がハッカーを支援し、
  攻撃の一大拠点になっている疑いがある」

とハッキリ名指しで書いた。


とまあ短文のつもりが長くなっちゃいましたが(笑)
いずれ本ブログの方でこの件の特集を組む予定です。
乞うご期待。


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テーマ:中国問題 - ジャンル:政治・経済

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