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「iPodの城」と「南アの中国警戒」・・今週の中国ニュース

ほぼ一週間単位の中国関連ニュースです。


現代版「女工哀史」? iPod工場の実態を英紙が報道

 事の発端は先日、英国のサンデー・テレグラフ紙が
 「iPodの城」と題する記事を掲載し、
 「iPod nano」の中国での生産拠点である、
 富士康深セン龍華工場の労働状況を報じたことに始まる。
 深セン龍華工場を取材した同紙の記者によると、
 20万人の従業員の多くは女性で、
 敷地内の宿舎で生活する彼女たちの労働時間は
 1日15時間にも及び、
 その月収はわずか27ポンド(約387元)だという。

 また、「iPod shuffle」の
 生産を行っている蘇州工場では、
 従業員の平均月収は54ポンド(約774元)だが、
 宿舎は提供されておらず、家賃や食費を自己負担するため、
 収入の約半分が消えてしまうという。

   (中国情報局)


タイトルは「iPodの城」。
これ、翻訳で全文読んでみたいなあ。

中国の過酷な労働環境は有名な話し。
日本の労働組合なんかは何故これを非難しないのか?
連合とかさ。
問題意識のカケラも持ってないだろ?

スティーブ・ジョブスがこれを見て何を思うか楽しみだな。


香港メディア人:中国の臓器狩りを非難、
 報道は公正と良識を堅持すべき

 
 中共政権が生きている人の臓器を
 強制摘出する内幕について、劉達文氏は、
 「初めてこの情報を聞いたときに非常に驚いた、。
 しかし中共の反応は非常に無力なものだった。
 私はこの告発が本当のことだと確信している。
 なぜならば、中共は正真正銘の拝金主義者だからだ」と語った。

 
劉氏はもう1つの出来事を語った。
 それによると、このほど香港記者が深セン市で取材する際に、
 暴行を受けた上、携帯電話も強奪された。
 ビデオ録画の証拠があるにもかかわらず、
 現地の警察は事実関係を否認し続けていたという。
 「蘇家屯秘密収容所の存在は絶対に事実だ」と劉氏は語った。

   (大紀元)


中国の臓器売買、
囚人や法輪功信者からの臓器摘出のニュースは
今や全世界で自明の事実と認識され始めている。

「大紀元」の果たした役割は
かなり大きなものがあったね。


消えゆく古跡名所

 今年の4月9日、福建省の和平鎮の
 「李氏大夫第」という明・清時代から続く建築物の一つが
 大雨で倒壊した。
 02年から観光名所としての開発が始まり、
 請負業者は最初は大きな計画を持って
 数百人の住民を立ち退かせていたが、
 途中で資金が無くなり、開発を放棄した。
 管理事務所にも人影が無くなると、
 由緒ある建築物は居残った住民の
 ゴミ捨て場や戸外便所になっていた。

 開発が始まった頃住民達の意見は2つに割れた。
 ある意見は開発業者の提議する金額は世間より低く
 売りたく無いというもの。
 又反対の意見は開発が成功すれば
 観光客相手に乳や豚肉を売って儲けたいというものだった。
 現在居残った人たちは開発の続行を求めて
 不安な気持ちで毎日を過ごしている。

 統計によると中国には
 保護に値する古跡名所は2800カ所ある。
 そのうち2000カ所が相当程度すでに破壊されている。
 現在中央政府が最低でも保護すべきと考えているのは
 そのうち80カ所で、まさに「お涙」程度の対策だ。

   (現代中国で何が起こっているか)


モラル無き拝金主義の行き着く先。

荒涼とした大地と、荒涼とした心象風景。


「西蔵独立」組織らの訴えは捏造・誹謗 外交部

 外交部の姜瑜報道官は13日の定例記者会見で、
 記者の質問に答えた。

 「西蔵独立」や「法輪功」にかかわる両組織の誣告は
 完全な捏造・誹謗であり、中国の国際的イメージや
 中国とスペインの関係を損なおうという、
 明らかな政治目的を帯びている。
 国際法と国際関係の基本ルールから言えば、
 この国の裁判所には、この種の案件を受理・審判する権利はない。

   (人民網日本語版)


この件については
以下のニュースでご覧あれ。

チベット人虐殺で、江沢民らスペインで起訴される

マドリードに本部を持つ、
チベット人権運動を支持するNGO団体が去年の6月に
江沢民や李鵬及びチベット自治区政府の幹部らを相手取り、
ジェノサイド、国家テロリズム、拷問などの罪で
スペインの国家裁判所に提訴したもの。

スペインの法律では、他国で起きた犯罪に対しても
スペインの裁判所は裁判管轄権をもつと規定しているそうで、
人権NGO団体がこれ幸いと、江沢民や李鵬を提訴した。

世界中のチャイナ・ウオッチャーが一斉にスペインに注目。


胡主席、軍掌握強める 中国軍幹部が称賛論文

 中国で大陸間弾道ミサイル(ICBM)などの
 戦略核兵器やミサイル兵器を専門に扱う、
 第二砲兵(戦略ミサイル部隊)のトップ2人が連名で、
 中国共産党理論誌「求是」最新号に論文を発表し、
 同部隊が党の指導下にある点を何度も強調した。
 軍の主要幹部が胡錦濤国家主席の名前を挙げて、
 称賛するのは異例で、
 胡主席が軍を完全掌握しつつあることをうかがわせている。
 
   (産経新聞)


とうとう江沢民を押しのけて
胡錦涛が軍権を握りましたか。


「春暁」、生産開始の条件整う
 ガスパイプランの点検終了-中国

 中国国家海洋局機関紙・中国海洋報は23日、
 東シナ海の日中中間線付近に位置するガス田「春暁」
 (日本名・白樺)について、
 ガス輸送のため建設された海底パイプラインの点検作業が終わり、
 「正式な生産開始の条件が整った」と報じた。

   (時事通信)


あの日中中間線付近にある「春暁(日本名:白樺)」は
中国の国権拡大の象徴的存在でしょう。

即ち、彼等の勢威が増せば、
さらに中間線を越えて踏み込んでくるのは間違いなく、
逆に、勢威が衰えれば、
春暁も東シナ海の真ん中で立ち枯れるでしょう。

おそらくコスト的にはそうとう割高だと思うよ。
国威との抱き合わせの開発計画だろうね。

*関連過去記事(本店)
 ◇東シナ海ガス田問題 その1・・資源と国益
 ◇東シナ海ガス田問題 その2・・南シナ海の実例:中国の覇権拡大
 ◇東シナ海ガス田問題 その3・・南シナ海の実例:中国の戦略転換


中国の人口、30年後にピーク15億人台 政府が予測

 23日付の中国英字紙チャイナ・デーリーは、
 中国政府が、同国の人口について
 2030年代半ばに15億人台でピークに達し、
 それ以降は緩やかに減少に転じると
 予測する研究報告をまとめたと伝えた。
 
   (産経新聞)


人口の増加は止まりつつあるが、
逆に中国は大きな代償を支払わされつつある。
それは、急速な人口の高齢化。

日本以上のスピードで
数億人単位の猛烈な高齢化が進行中。


【中国】ゼーリック国務副長官が辞任へ、新華社「大きな打撃」

 米国のゼーリック国務副長官の辞任が
 発表されたことに関連して、人民日報は20日付で、
 「ブッシュ政権の中国外交にとって打撃だが、
 ゼーリック氏が提唱した、
 中国を『ステークホルダー(利害共有者)』と見なす外交姿勢は
 今後も継承されるだろう」とする記事を掲載した。

   (中国情報局)


ブッシュ政権の中国外交に打撃というより、
「胡錦涛政権の対米外交に打撃」と言うべきだろ。
もっと素直になりなさいよ。

親中派にして、反台湾派のゼーリックの辞任。
中共はそうとうショックだろうね。


中国軍拡…高度成長続けば今後20~30年脅威 米政府

 中国が現在のような経済成長を続ける限り、
 顕著な軍拡が今後20年から30年も続くとの
 ブッシュ米政権の見解が、
 米国下院軍事委員会で22日開かれた、
 「中国の軍事力」で明らかにされた。
 公聴会では、中国の軍拡が単に台湾攻略だけでなく
 アジア地域の領有権紛争やエネルギー資源確保への対処を
 目的とするという見方も表明された。
 
   (産経新聞)


こういうのを見てると
小泉首相の「中国の発展は日本のチャンス」という言葉が
いかにも虚しく聞こえる。
現実ってのはシビアなもの。

「見たくもない現実を直視すること」
これ、ローマのカエサルが語った良き政治家の必須条件。


中国の学生暴動、W杯テレビ観戦禁止で多発?

 中国では最近、
 四川省や河南省の大学で学生暴動が相次いでいる。
 年々厳しくなる就職難や
 学校に対する不満などが原因とみられるが、
 暴動の直接的なきっかけは、学校側がサッカーW杯の
 テレビ観戦を禁止したためと伝えられている。
 
   (産経新聞)


よっぽど鬱憤が溜まってるんだろうなあ。
W杯で暴動ってブラジルじゃあるまいし (^_^;)


中国全土の18%砂漠化 国家林業局が警告
 年間損失は8000億円

 中国国家林業局は、中国の国土(約960万平方キロ)のうち、
 18・12%に当たる約174万平方キロが砂漠化し、
 砂漠化に伴う経済損失は
 年間540億元(約8000億円)に達していることを明らかにした。
 政府の緑化対策により2000年以降、
 砂漠化の進行は鈍化傾向にあるとする一方で、
 同局は「状況は依然深刻で、温暖化に伴う干ばつで今後、
 砂漠化や黄砂現象がさらに激化する恐れがある」と警告している。

   (西日本新聞)


今年の黄砂はハンパじゃなかったもんね。

さらに黄砂の問題は
中国上空で汚染物質を含んで
それが韓国や日本に飛んでくること。

すでに日本では今年、
黄砂とアレルギーの関連が発表されて大いに話題になった。

*関連過去記事(本店)
 中国:黄砂と砂漠化・・北京まであと70キロ?


安価製品が地場産業直撃 アフリカ進出を南ア警戒 
 
 エネルギー資源と繊維製品を中心に
 中国のアフリカ進出が加速する中で、
 同様に新興国として目覚ましい経済成長を遂げてきた、
 南アフリカは中国への警戒感を示している。
 中国との経済関係の強化は期待しても
 中国の進出がアフリカ市場を重視する南ア企業の成長を
 妨げる恐れがあるからだ。
 南アのムベキ大統領は好ましい関係構築に向けて
 中国と話し合う必要があると訴えている。 

   (FujiSankei Business i.)


中国のアフリカ進出は猛烈な勢いで進んでいる。
なんだかんだ理由を付けつつ、
実は資源目当ての進出だけど、
彼等の強みは相手の政治体制を気にしなくていいこと。

欧米諸国や日本と違って
独裁国家や人権侵害国家、
はては内乱一歩手前の混沌国家にまで
資金と武器をワンセットで贈りつけて
ハイ、友好の一丁上がり!
で、お代は天然資源で返してね、と。

こんな流儀の外交をやってるから
西側各国からは顰蹙を買いまくっている中国だが、
上記ニュースを見るように
中国の低価格品輸出の嵐に怯えた南アが
警戒の色を見せ始めている。

単に石油とか鉱物とかを輸出している段階ならともかく、
工業化によって国を発展させようという段階に至れば、
安価な中国製品は大きな脅威となるでしょう。

ここらへんは日本外交にとっては付け目かもね。
日本の「殖産興業」のノウハウ伝授とワンセットで
アフリカ諸国に食い込んでいけばいいよ。


料理注文で面会許可

 南寧市の第二拘置所で面会するためには、
 拘置所内の食堂で必ず
 最低一人30元で料理を注文しなければならない。
 喧嘩で拘置所に入れられている友人に会うため、
 この拘置所を訪れた黄さんは
 60元の注文をするように要求された。
 黄さんは納得がいかなかったが、
 友人に会うためなので仕方なく60元で料理を注文した。

   (中国特快)


露骨に賄賂を注文するとまずいのと配慮か、
それとも食堂のコックが大きな権限を持っているのか? (ーー;)





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