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北朝鮮の強硬路線と日米の制裁強化・・妥協無しの暴発レース

単独制裁でも効果じわり 法の厳格適用ですでに打撃

 北朝鮮のミサイル発射を受けて、
 政府は貨客船「万景峰92」の入港禁止措置に踏み切ったが、
 今後の北朝鮮の対応次第では、
 さらに追加措置を検討していく構えだ。
 今回温存した改正外国為替法の適用だけでなく、
 特定船舶入港禁止法の対象範囲の拡大や、
 すでに実施している現行法令の厳格適用の一層の強化を含め、
 日本単独でもさまざまな制裁措置が可能なようだ。
 
   (産経新聞)


元記事では続けて
改正外国為替法、特定船舶入港禁止法、現行法令の厳格適用、
について検証し、
一層の効果的な制裁措置は可能としています。

実際、日本と米国が本気で経済制裁をやれば
かなりのところまで北朝鮮を追いつめることはできると思うよ。

制裁懐疑論者は、北朝鮮と中国の交易関係が
このところ深まっていることを上げて、
「日米が制裁に動いたとてあまり影響力はない」と言うけど、
これは北の経済構造・外貨の流入ルートを
かっちり見れてないってこと。

たとえば北朝鮮は
公式上の貿易ルート以外に
偽ドルや麻薬の密売、
朝鮮総連を通じた違法献金などがあるわけで
こいつのルートを遮断し、
締め上げてしまうだけでもそうとうの効果がある。

そもそも交易とは
商品を売って代価を得る関係であり、
よほどのことがないかぎり利益はそこそこ程度でしかない。
これに比べて、偽ドルや麻薬、
さらに総連からの献金などは、
ほとんど元手がかからないボロい儲け。
このパイプを切ってしまうのは大きい。

また、金融制裁の一環として
日米が各国の大銀行に
北朝鮮との取引を停止するように圧力をかけるだけで
かなりの効果が期待できる。

実際に、今回のミサイルの連射も
直接的には米国の金融制裁に音を上げた北が、
これへの譲歩を勝ち取ろうとして実行した可能性が高い。

マカオの「バンコ・デルタ・アジア銀行」への制裁を嚆矢として
米国は北に金融制裁の圧力をかけているが、
これはかなりジワジワときいているらしいね。

米国、北朝鮮に全面金融制裁発動か?・・米愛国法311条

米、北朝鮮の2大海外経済拠点を壊滅さす

それと、今回の日本政府の制裁措置には
表だって発表はされてないけど、
私は、これから総連や傘下の企業・団体に対する
公的機関による取り調べや捜査が
今後、活発化すると見ています。

警察だって今まで拉致や脱税、経済犯罪などで
総連に捜査のメスを入れたくてウズウズしていたけど、
政治的な配慮でそれを押さえていた。

ところが拉致問題の発覚以降、
いくつかの捜査が入り始め、
また、自治体も総連の建物に対する免税措置の取り下げなど、
少しずつ、政治的な呪縛が溶け始めてきた。

で、今回のミサイル連射で
この流れは加速化していくでしょう。
総連絡みの犯罪疑惑なんて山のようにあるしね。
大いに踏み込んでほしいものです。


さて、北のミサイル連射に伴い、
日本の世論は沸騰し、経済制裁へと舵を踏み切りましたが、
今後の展開を予測してみたいと思います。

前記事でも書きましたが、
北朝鮮は今後も、さらにハードで濃い強硬路線を
仕掛けてくる可能性が高いでしょう。

何故ならば、この「ミサイル連射」が
さして日米に脅威を与えずに
彼等の脅迫戦術は失敗したからです。

この路線は相手がビビらなければ意味が無いわけで、
だから次回は、さらにエスカレートして
必ず脅威を与えうる内容にするでしょう。

北朝鮮:テポドン・ノドン、ミサイル連射
 ・・強攻策の行き着く先は?

北が強硬路線を突き進み、
それに怒った日米が制裁の締め付けを強め、
互いにこの方向にエスカレートしていけばどうなるのか?

その終着地点は3つです。

1,北朝鮮の暴発

2,北朝鮮の崩壊

3,日米の妥協

制裁が厳しくなれば
崩壊するか、崩壊を逃れようとして暴発するか、
あるいは、あまりの状況に
さすがの日米もビビってしまい妥協に走るか、
3つのうちのどれかになるでしょう。

まあ、度胸試しのチキンレースにも似てますね。
切った張ったの命をかけた闘争が
これから展開されるということです。

だから日本も制裁をやる以上は、
生半可な気持ちでやってはいけません。

国家体制が半分崩壊しかかった国に
トドメに近い一発を突き刺すわけですから
相手も殺されちゃあかなわないと必死です。
北からの武力行使と戦闘も覚悟の上でやるべきです。

安直な「北朝鮮憎し」の感情だけでやるべきじゃない。
やる以上は腹をくくって臨むべきです。

そして北が半狂乱になって
武力をこれ以上にちらつかせてきても
そこで中途半端に妥協しないこと。

北朝鮮という国家は

 1,社会システムが崩壊寸前
 2,核やミサイルなどの軍事力が最後の頼みの綱
 3,尋常な手段では国家の活路が見いだせない

こういう状況の国ですから
日米が制裁で締め付けて、
「核」や「ミサイル」を放棄させようとしても
彼等は最後の最後までこれを手放そうとせず、
最後は行き着くとこまで行かざるをえないでしょうね。

日本も「崩壊やむなし」「崩壊さすべし」の方向に
国家戦略の舵を切るべきです。
安易な事態収拾の平和幻想など持つべきではない。

傍目から客観的に見て
本来、北朝鮮の取るべき戦略は
韓国との和平ムードを盛り上げ、
韓国内の親北勢力と連携して
半島を自らの主導で赤化統一することでした。
これが一番賢明だった。

しかし、彼等は恫喝路線を選択しました。
この方向で行くならば
国際情勢と関係各国の国力等を勘案するならば
最終的に北朝鮮は滅びの道を進むしかないでしょう。



関連過去記事

北朝鮮:テポドン・ノドン、ミサイル連射
 ・・強攻策の行き着く先は?

テポドン発射と日本の防衛体制・・その不備と悪弊

米国:対北朝鮮先制攻撃論の台頭・・「射程範囲内」の衝撃

テポドンと北朝鮮の思惑・・張り子の虎の外交カード

テポドン発射間近か?・・この自殺行為の背景




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テーマ:北朝鮮ミサイル発射について - ジャンル:政治・経済

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コメント

日米同盟に亀裂を入れる

核武装宣言しかないと思います。

自衛隊を国軍にして、憲法の改正、核武装宣言・・・

中共の恫喝外交の失敗、日米同盟に亀裂が入ることも予想されます。
切れたらシャレにならないのはどちらか、国際社会に解らせる必要もあろうかと思います。

中国からミサイルがいきなり飛んでくる可能性も捨て切れません。いずれにしても、「やっぱ、やーめた!」とケツをまくるタイミングが重要です。

「宣言」に止めておくのがキモです。

  • 2006/07/08(土) 18:43:29 |
  • URL |
  • クマのプータロー #-
  • [編集]

短くキレ

そ、それって日朝キレ合戦ってことですか (^^;)

> 切れたらシャレにならないのはどちらか

もの凄い争いじゃないですか。
斬らずにキレるという感じで
なんか内向的というか、平和的手法というか(笑)

  • 2006/07/10(月) 02:34:50 |
  • URL |
  • ケイ@管理人 #-
  • [編集]

追加

これで、P5が一致した行動がとられなければ国連に変わる国際国家連合の創設を検討できると思ったものですから・・・(^^;。

  • 2006/07/10(月) 06:18:06 |
  • URL |
  • クマのプータロー #-
  • [編集]

テポドン万歳

国連の改編問題はともかく、
制裁は安保理で否決される可能性が五分五分。
あとは有志国で制裁をやるしかないですね。

いずれにせよ、イランに向いていた米国の矛先が
少しは北に向きを変えつつあるので
いいことだと思いますよ。
テポドン万歳じゃないですか(笑)

  • 2006/07/11(火) 02:17:58 |
  • URL |
  • ケイ@管理人 #-
  • [編集]

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