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中国の北朝鮮説得は成功するか?・・現情勢の構造解説

中国の北説得、進展なし 米はなお期待感

 北朝鮮のミサイル発射問題を協議するため、
 訪中しているヒル米国務次官補は12日、
 中国の李肇星外相らとの会談後、記者団に対し、
 「北朝鮮の6カ国協議復帰の兆候はない」と述べ、
 平壌での武大偉外務次官らによる説得に
 進展がないことを明らかにした。
 
 北朝鮮の核問題を協議する6カ国協議の
 米側首席代表でもある同次官補は、
 「北朝鮮に強く明確なメッセージを送り、
 6カ国協議を機能させることで一致した」と述べた上で、
 「北朝鮮は肯定的に反応していない」と、
 北朝鮮の姿勢に全く変化がないことを指摘。
 「北朝鮮は、深い孤立への道を選択しているようにみえる」
 と非難した。

   (産経新聞)


ここ数日、ブログの記事が半島中心に回っております。

当面の情勢は
訪朝した中国外務次官の外交努力待ちってとこでしょうか。
安保理の決議もそれ待ちだし。
今は情勢の谷間ってとこですか。

果たして、中国が北朝鮮をなだめすかすなり脅すなりして
六ヶ国協議に引っ張り出せるかですが、
これは中国の出すエサと脅迫が
どのくらいかによるんでしょうね。

エサとしては今後の経済協力や資金援助とか、
中朝国境の特区開発とかあるんでしょうし、
脅迫としては、

中国も堪忍袋の緒が切れた!? 中朝友好橋“封鎖”

こんなとこでしょうか。

北朝鮮はどう決断するのか?
それは現在米国から受けつつある金融制裁のダメージと
この中国との経済的結びつきによる利益と
よりどちらが大きいかってことでしょう。

即ち、いくら中国が物心両面で援助をくれても
それを上回る規模で金融制裁の打撃が大きければ
北は中国を突っぱねて
よりハードな強硬路線を推進する可能性が高いでしょう。

逆に、金融制裁のダメージよりも
中国が提示する援助の方が大きければ
これを失うまいと北朝鮮は中国の提案に耳を貸すでしょう。

北朝鮮は徹底的に実利と力を信奉する国なので
そこらへんの利害計算はシビアだし、
ある意味、分かりやすいと言えば分かりやすい国です。

この意味で、我々日本人が欲するのは
正確な情報ですね。
北の内情。

ただ、日米の金融制裁・経済制裁、
そして中国との経済的結びつき、
この2つの方向性の行き着く先には
中国への過度の依存と北朝鮮の植民地化が待っており、
最終的には、中国が単独で北朝鮮経済を背負えるかという、
問題が待ち受けているわけですね。

私はここらへん、
経済の専門家じゃないので分からないのですが、
はたして日米の制裁を受けつつ、
中国との経済的結びつきのみで
北朝鮮経済ってのは保つんでしょうか?
ここが分かれ目ですね。

この意味においては、
最近の中国の経済発展と国力の増加は大きいです。
中国が80年代のような、
そこそこレベルの国力のままだったら、
北朝鮮は頼れる親分がいないということで
とっくの昔に倒れるか、暴走して果てているでしょう。

こういうところは
国際政治のプレーヤーって
所詮は国力が全てなんだと思いますよ。
国力があればどんな愚論・暴論も一目置かれるし、
国力が無ければどんな正論も一蹴されてしまう。
シビアな現実ですね~

ああ、話しが逸れましたね(笑)
本題に戻りますが、
現在の北朝鮮を巡る情勢の構造を分かりやすく言うと、

  日米の制裁 → 北朝鮮 ← 中韓の援助・交易関係

この板挟み関係になってるわけです。
これが現構造なわけです。

で、今のところ、
「中韓の援助・交易関係」から来るプラスよりも
「日米の制裁」から来るマイナスの方が大きいので、
北朝鮮はこのままでは保たないので
現状況・現構造をぶち破る意味でミサイルを乱射したわけです。

中国が北を説得する鍵は
この構造図から見れば一目瞭然ですが、
「中韓の援助・交易関係」を増やすか、
「日米の制裁」を減らすか、
この2つしかないわけですね。

もっと援助を増やしてあげるよ、と。
あるいは、俺が日米に話しをつけて
奴らの制裁を減らしてやるぜ、と。
このどっちかです。

この構造のままだと国が保たないから
北はブチキレ気味にミサイルを乱射したわけで、
この構造自体を変化させる提案が無い限りは
北は六ヶ国協議に復帰しないでしょう。

まあ、中国のお手並み拝見ですが、
私自身は過去記事で書いたとおり、北崩壊推進論者ですから、
このまま北朝鮮が六ヶ国協議に復帰せずに
暴走に暴走を重ねて崩壊してくれた方がありがたいですね。



関連過去記事

韓国:媚朝の盧武鉉政権、窮地に・・ミサイル乱射の余波

日本の国家戦略と中朝の離反

北朝鮮の強硬路線と日米の制裁強化・・妥協無しの暴発レース

北朝鮮:テポドン・ノドン、ミサイル連射・・強攻策の行き着く先は?

テポドン発射と日本の防衛体制・・その不備と悪弊

米国:対北朝鮮先制攻撃論の台頭・・「射程範囲内」の衝撃




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テーマ:北朝鮮ミサイル発射について - ジャンル:政治・経済

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