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南北縦断鉄道の破談・・北の「軍事的脅威」とは?

北朝鮮が直前に中止通告 南北結ぶ鉄道試運転

 韓国統一省当局者は24日、
 韓国と北朝鮮が25日に予定していた、
 南北の軍事境界線を越える列車の試運転を中止するとの通告が
 北朝鮮側から24日に伝えられたと発表した。

 北朝鮮の朝鮮中央通信は同日、
 試運転中止について北朝鮮当局が韓国側へ送った、
 「通知文」の内容を報じ、理由として
 (1)軍事的な保証措置がないこと
 (2)韓国の親米極右勢力の反北朝鮮活動
 の2点を挙げた。
 北朝鮮軍部が、軍事的な安全の保証なしで
 試運転を認めることはできないとの原則から
 反対したとみられる。
 
 南北対話進展のアピールを狙った韓国政府も、
 前日になっての中止勧告に困惑。
 韓国の申彦祥統一次官は24日、
 北朝鮮が一方的に中止したことについて
 「極めて遺憾」とする声明を発表した。

   (共同通信)


え~中止だそうです。
中止です。

北に一方的に片思いして
飛ばし気味に話しを進めてきたところが、
「中止する!」との一方的通告。
韓国落胆、嗚呼ガッカリの図です。

まあ、北朝鮮らしいといえばそれまでですが、
冗談はともかく真面目に解説するならば、
北朝鮮が出してきた中止理由、

 (1)軍事的な保証措置がないこと
 (2)韓国の親米極右勢力の反北朝鮮活動

この2つは本心でしょう。

「軍事的な保証措置」
この文言をそのまま引っくり返して
北朝鮮がこの鉄道路線を
どう軍事的脅威と捉えてるかを類推すると、
彼らの発想は2つ。

 1、直接的な軍事侵攻の道具

 2、鉄道による人的交流を
   工作員の浸透などの謀略の道具として使われる。

1に関して言えば、
ハッキリ言えば北らしい誇大妄想。
いまどき、たかが鉄道二本ほどで大軍を送り込めるほど
現代戦は牧歌的じゃない。

世の事象を軍事の観点でしか見ないのは軍人の通弊。
北朝鮮軍とてその例外じゃないだろう。

2の懸念は正解だと思う。
異なる敵対勢力同士が
互いに交通の進展などで人的交流が生じた時に、
必ずそこに謀略の火花を散らすことになる。
これは法則と言ってもいい。

開放的な南の体制には他に浸透のルートはいくらでもある。
別に鉄道によらずとも侵入口を探すのは簡単。
しかし、北への入口は数えるほどしかなく細いパイプ。

また、閉鎖された情報統制国家に住む北朝鮮人にとって
南の自由主義的享楽生活の情報は
まさに目の毒、耳の毒。

これを総合勘案して考えるならば、
「謀略を仕掛ける」という観点において
この鉄道運行が南北どちらに得になるかと言えば、
答えは簡単、南のプラス・北のマイナス。

謀略・軍事のみで物事を判断するならば
この鉄道は北にとっていいことなんか何も無し。
あくまでも「謀略・軍事」のみの視点です。

そこにあるのは、この鉄道を梃子にして
経済を発展してやろうとか、
各国との交流を盛んにして国富を増大させようとか、
そういう「柔らかい」視点の欠如ぶり。

これぞまさしく北朝鮮さ!
と言ってしまえばそれまでだけどね。



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